「写ルンです」で写すんです。 阪堺納涼ビール電車の巻

 ちょっと高くつくんですが「写ルンです」で写すのは面白い。現像ができあがってみないとちゃんと写っているかわからない。そして当たり前だが、ズームはない。フラシュはあるが、私は使わないことにしている。暗くてもそのままシャッターを押す。「写ルンです」は焦点距離32mm、レンズのf値は10、シャッタースピードは1/140sでレンズはプラスチック製。写真を撮るにはかなり制約されるが、この制約条件の中でどのように撮るのか。これも楽しみの一つである。

 阪堺納涼ビール電車に参加するために王寺駅から天王寺へ、201系の普通電車が来たので撮る。写真であらためてみると、四角い形をしているが端の部分や角はきれいな曲線になっている。四角い電車であるが角張っていない、意外と柔らかないい形をしていると思う。再認識をした次第である。

 乗車前にビールやアテをみんなで買い込んで乗車。車内の様子を撮ってみるとご覧のように大丈夫。顔の部分は白抜きにしたので、なんやら夏場にピッタリのゾッとするような感じなのはおもいすごし?まあ、いいや。

 保存された旧浜寺公園駅舎。参加者の1人が駅前の和菓子屋で「ちん電どら焼」購入され一ついただいた。この店のHP見ると看板は創業当時のもので、創業は明治40年で駅ができた頃と同じという。なかなかの老舗。今度行ったら買ってこようと・・・

 貸切の納涼ビール電車の先に発車する電車。この電車が発車してから納涼ビール電車が入線して乗車。

 まもなくあびこ道。ここでトイレ休憩。ヘンテコなモノがチョット見えるが、これはなに。

  あびこ道の駅からスイッチバックして電車に乗ったまま車庫の構内へ。こんなのはじめてや!

 はや、日は西方に傾いている。まもなく天王寺へ帰ろうと存ずる。

 「写ルンです」はよく写ルンです。

「写ルンです」で写すんです。 阪堺納涼ビール電車の巻」への6件のフィードバック

  1. 部外者ではありますが、コメントいたします。
    最後から3枚目の画像でお尋ねのヘンテコなモノは入換車です。下記リンク先に画像が幾つかありますので、ご参照ください。

    https://www.google.com/search?sca_esv=558627131&rlz=1CDGOYI_enJP738JP738&hl=ja&sxsrf=AB5stBjbtNk7dTxxFvX5qxG_JABIYtqR2w:1692577989644&q=%E9%98%AA%E5%A0%BA+%E5%85%A5%E6%8F%9B%E8%BB%8A&tbm=isch&source=lnms&sa=X&ved=2ahUKEwik986uwOyAAxXkZfUHHeRPB_gQ0pQJegQICxAB&biw=320&bih=524&dpr=3

    • ゴハチ信者様
      入換車ということを教えていただきありがとうございます。思い出しました。以前にも南海天下茶屋車庫で見つけたものについて質問投稿したことがありました。「教えてください。天下茶屋のTORI」でサイト内検索していただければ見つかります。阪堺電車も南海電車と同じことをしていたのですね。そりゃ、そうですね。URLも記載しておきます。
      https://drfc-ob.com/wp/archives/21479

    • 旧掲示板でも乙訓の老人が【573】で取り上げています。「TR1は故西敏夫工場長が設計され、余剰部品活用による苦心の作品。TR2は阪堺電軌創業期の散水車改造によるものである。2台あるのは工場入場時、動かなくなった電車をトラバーサー上に先ず押し込み、待機するもう1台がトラバーサーの先から工場に押し込むためである。」とのことです。

      • 乙訓の老人の甥様
        写真を再掲載していただきありがとうございます。自社工場での改造製作だということですが、実際に自分たちで鋼材を切断したり、溶接して製作するのは楽し買ったと思います。模型化するのも面白いかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください