2012年冬から春への中国鉄路一人旅 Part8  鶏西鉱業集団鉄路 その2

第10日目 2月28日

昨日、部屋に戻ってからネット接続に再挑戦しましたが、やはり駄目です。早め寝ておこうとベットに入ってから、ふと書いてあるIPアドレスは本当なのだろうかとの疑問に気づきました。起きて、部屋に置いてあるデスクトップを立ち上げて、ネット接続のアドレスを調べてみると、全く違っています。これでは、いくら頑張ってもできるわけありません。
もう1度、LANケーブルを入れなおして、持込みPCにデスクトップと同じアドレスを入れると、 すんなりと接続OKになりました。多分、接続機器類を取り換えた時に、部屋のPCはアドレス変更したが、表示してあるアドレスは前のままで放置していたのでしょうね。中国では、疑ってみることから始めないと真実は見えてきません。改めて勉強しました。接続できましたので、深夜までPCにかじりついて日本のニュースやらを見ていました。

と、言うわけで今日は5時には起きて、ヤードで終結する姿を撮ろうと思っていましたが、昨夜の疲れか、ぼんやりとして9時過ぎの出発になってしまいました。目的地は昨日のロケハンで電化されていないことが確認できたズリ捨て線です。
まずは本線から分岐して富陽炭鉱へと向かう所までTaxiを走らせました。ラッキーなことに着いてすぐに汽笛が聞こえ正陽炭鉱行きの列車がやってきました。

10:21、逆向きの1340号機がやってきました。複線に見えますが、左は正陽炭鉱、右が富陽炭鉱への単線です。ここで右側線はカーブして直角に山に向かいます。

ここで迷いました。左に行けば今きた列車の折り返しが正向きで撮れます。一方右側は、まだ列車が来た形跡がありません。行くのか待つのかの選択です。時刻表がない以上、現実を追いかける方が無難です。急勾配の富陽炭鉱を諦めて、正陽炭鉱に向かいました。

1340号機は、ホッパーに入って作業をしていました。

11:14 積み込み作業が完了したので、発車しましたが、 期待した爆炎はありません。ゆっくりとポイントを渡っていきます。石炭を満載して城子河に向かうと思っていましたら、杏花炭鉱方面へと向かっていきました。歳をとると若い頃とは違っての思い込みが強くなります。荷を積んだのでそのまま、もと来た鉄路を帰ると思い込んでいましたら、逆でした。

それなら、発車してすぐに上りの大カーブがあります。煙も出たでしょうし、残念です。機関区を発車した空の列車は、正陽炭鉱でズリを満載して、ズリ捨てに向かう事が分りました。

正陽炭鉱から歩くこと約45分、杏花炭鉱近くのズリ捨てに着きました。丁度、山への急勾配を高速で勢いをつけて、1369号機が上がって行きました。


▲ ここでは。線路を挟んで、片方はズリ捨て、反対側は選別された石炭を、細かく砕いて超大型トラックや、セキに詰め込みをしています。1340号機は、その作業をしていました。

別々の作業ですが、2台の蒸気機関車が重なるシーンが見られました。

この場所は、両方の炭鉱からのサミットに鳴っていますので、爆炎が見られるのですが、1時間に1本ぐらい来てくれるのは、杏花炭鉱からの後ろ向きのプッシュ編成で、今一です。
正向きで上がってくるのは、正陽炭鉱からの列車ですが、長編成セキを牽引するのは、DL化されています。

朝8時以降に。1本が上ってくるようですが、昼間に待ちましたが、来るのはDLだけでした。

帰り際に、ズリ捨て戻り列車を、夕暮れバックに撮ってみましたが、煙が出ていないので、さっぱりでした。  Part9  へ続く

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