北欧のたび7(イェーテボリのトラム)

スウェーデンには前回ご紹介したストックホルムの他、ノルショーピンとイェーテボリの3都市でトラムが運行しています。その中で規模の大きいイェーテボリを訪れました。イェーテボリはスウェーデン第二の都市、ボルボの本社があることでも有名で、ストックホルムから約470㎞、特急列車で3時間20分のところにあります。スウェーデンの鉄道の予約もネットで簡単にできるのでどの列車に乗ろうかと調べていると、早期割引で2等車と変わらない金額で1等に乗れるのがありました。443SEK(約6100円)ためらうことなく購入、1等はストックホルム駅のラウンジが使えると書いていたので朝食は控えめに、30分ほど前に駅に着きました。目指すラウンジに行くと何と土曜日は休み、がっかりでしたがその分ホームで撮影時間が取れました。

↑ SJ2000型特急列車、最高時速210㎞

↑ 特急列車の車内、3列シートで変則お見合い席、座ったのは1人掛けのテーブル付きの席

  ↑ 一等には簡単な朝食がつく

 ↑ イェーテボリ中央駅、現役の鉄道駅としてはスウェーデン最古と言われている。

イェーテボリは16番線まである行き止まり式の駅で、駅前の広場には線路が網の目のように敷かれていて、新旧様々なトラムがひっきりなしに走ってきます。
路線は全部で12、総延長は95㎞で最盛期の京都市電を上回る規模です。
↑ 実線がトラムの路線で中央駅にはその内の8路線が通る。
↑ 中央駅の線路と乗り場。複雑で路線図と見比べてももう一歩よくわからない。
使われる車両はM28型、M29型、M31型、M32型の4種類がほぼ同じくらいの台数で運行しています。アンサルドブレーダ製(2015年日立が買収、現在は日立レールイタリア)のM32型以外は車齢30年以上、最近の低床連接車が主力を占めてきたヨーロッパの路面電車の中ではまだまだ旧型車が元気です。一部は地下を走っているらしいのですが中心部にはそれらしいところは見当たりませんでした。
↑ 中央駅D停留所の11系統M31型
↑ 中央駅に2系統M29型、1系統M31型が同時に進入
↑ 2005年から導入されたアンサルドブレーダ製3系統M32型
↑ M29は1969年から導入され車齢50年に近い
↑ ヨータ・エルヴ川を渡るM31型、M31型は旧M21型を1998年から改造し、真ん中の車両を低床にしたもの
↑ ヨーテボリ見晴らし塔をバックに走るM28型、1965年から導入された一番古いタイプ。まだ60両以上が現役で頑張っている。見晴らし塔から撮影したかったが、この日は土曜日なのに閉館。
↑ 市立博物館(東インド館)横を走る2系統M31型
個性的な車両が中心のイェーテボリのトラムですが、ネット情報によると、現在車両の更新でボンバルディア製M33型を発注中、2019年にはかなりの台数が取って代わるそうです。今回イェーテボリの滞在時間は3時間半で、駅から歩いて行ける範囲だけの撮影でしたが、1泊して見て回る値打ちは充分あります。旧型車がある間にぜひもう一度訪れたいと思っています。

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