微笑みの国タイ王国鉄道の旅2017年 Part2 東線ロケハン

第2日目 12月4日 その1

6:00 バンコク一の高層ホテル、バイヨークスカイホテルでの朝食は朝食は78階と82階のレストランで食べられます。バンコクを一望できる屋根なしのオープンデッキもあって他では味会えない眺望を見ながらの快適な朝を迎えられます。メニューは、タイ料理は勿論、一般的な洋食、和食、中華なども選べ食べきれないほど豪華です。

▲ 8:00 今日の午前中は明日パシナが走る東線のロケハンです。東線の列車に乗車するためにホテルから徒歩でタイ国鉄のマッカサン駅に来ました。

▲ 駅舎はコンクリート製でガッチリとしていました。有人駅できっぷ販売の窓口がありました。

▲ これが外観ですが駅舎らしくはありません。
駅前には青空市場がありましたのでこれは見てみなければいけません。

▲ 私は家では自炊していますので市場で素材の数々を見るのが大好きです。野菜は世界中、同じようなものが並んでいますが葉類は土地独特の物があってしげしげと見ながら調理方法を推測したり楽しめます。
この辺りは海に近い事もあって魚介類、特にエビは豊富です。魚は一夜干しにしてせいろに入れて売っています。タイではよく見られます販売方法です。日本のように生魚はありませんね。

▲ 8:24 駅員がホームに出て、取り付けある鐘を鳴らして列車の到着を知らせました。

▲ 8:24 直ぐに東方向からTHN系DC4両編成が入線してきました。日本の東急、日立、日本車輌で製造された車両たちで長らくタイ国鉄のローカルの主力として活躍しています。
駅員が線路横で赤色と緑色のの「手旗」で停車位置を指示しています。列車はホームがない場所で停車、結構多くの乗客が降りてこられました。

▲ 8:29 反対方向からDC編成が入線してきました。このマッカサン駅から西側は複線路線なのですが北方向に向かう本線とはデルタ線で結ばれていますので、ここからは単線運行となります。このため交換駅となっています。
駅員が手旗を出していますが緑の旗です。停止位置案内ではなく場内信号として入線OKの合図のようです。
この列車に乗り込んでロケハンの開始です。

▲ マッカサンからチャチューンサオ行きのきっぷです。運賃は12バーツ、日本円では約42円と格安です。

▲ 8:34 車掌が車内改札で来られました。
車内販売用の切符をお持ちのようで見せていただきましたら2バーツ(7円)、3バーツ(10円)、10バーツ(35円)の3種類がありましたので、買いました。
下車駅では切符は確認しませんので領収書ですね。

▲ 車内販売もよく来ます。前回ウドンターニからバンコクまで1日中鈍行列車の旅をヤスベイさんと楽しみました。その時は駅や車内販売の珍しい食べ物を二人で、これは何と聞きながら買いまくり食べまくりました。上はお餅のようでした。ビニール袋に包まれたマンゴウを縦切りしたようなものは柔らかくはないので食べにくかったですが、砂糖と胡椒をかけてかじりながら食べます。


▲ 各車両の様子です。かつて日本のローカル線でも同じような光景がありました。懐かしい思いで、見て歩きました。

いただけないのは連結部分です。事故がないのかと心配になるオープンデッキです。

▲ 9:48 約1時間15分の乗車で今回のSL走行の終着駅、チャチューンサオに到着です。
この町は、バンコクからの日帰り観光に行かれる観光地で、寺院としての大きさでは世界一のワット・ソートーンがある事で有名だそうです。

▲ 1908年1月24日開業のチャチューンサオ駅の駅前広場には、東支線でかつて活躍したであろう1919年N.B.L.Co.Hyde.Park製の蒸気機関182号機静態保存されていました。

▲ 駅構内に設置されていた当駅発着の時刻表です。

▲ 綺麗に磨かれた床の待合室です。もうすぐ来る列車を皆さんお待ちです。

待合室に隣接して屋台が軒を並べています。これは行って食べなければいけません。

▲ たこ焼きに似てはいますので、買って食べてみましたが甘い! 小麦粉ではなく米粉を砂糖水で溶いて焼かれています。
▲ 日本への輸出も年々増加していますタイの焼き鳥です。どこに行っても焼いているのを見ました。
勿論食べてみましたが、ソースのたれがさっぱりしています。もうちょっと醤油味が欲しいところでした。
▲ かき氷を作っておられたお姉さん、健康そうな笑顔が素敵でした。

▲ 構内の貨物ヤードの向こうにキハ58が留置されていました。クモハ73106さんと車内まで見せてもらって車体番号を探ってみましたが全て消されていて分りませんでした。


▲ 車内は食堂と厨房に改造されていました。

 ▲ 10:40 ファランボーン行きのDCが入線してきました。ホームでは直ぐに飲食物の販売が行われています。

▲ 我々もこの列車に乗車します。運賃は13バーツ(約45円)とマッカサンからより1バーツ高くなっていました。

帰路は明日の撮影にノミネートした撮影場所を確認しながらの乗車でした。起伏は殆どなく煙が出るのは無理です。最も重油燃焼式に改造されていますので、寒気の中でしか見えません。 Part3へ続く

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