微笑みの国タイ王国鉄道の旅2017年 Part6 エアポート・レール・リンク、トンボリ機関区

第5日目 12月7日

今日はタイのバンコクからミャンマーのヤンゴンへと移動します。ただ年金生活者で少しでも費用を圧縮したい私と皆さんとでは航空機が違っています。またバンコクでの搭乗する空港も違っています。午前中は同行しますが途中から分かれて一人、ヤンゴンへと向かいます。

▲ 8:05 バイヨークスカイホテルの82階のレストランの屋根なしのオープンデッキから見えるBTS(バンコク スカイトレイン)です。バンコクの大動脈となっていますBTSですが、ホームやコンコースは狭く、車両編成も4両では輸送力不足でせめて6両編成での増結が望まれます。

▲ 8:27 エレベータで下層階にある駐車場まで下りて横を走る ARL(エアポートリンク)を撮ります。走行して来たのは4両編成の元Express編成車両です。

▲ 8:36 続いてきたのも車体塗装がそのままの元Express編成です。4編成が投入されています。

▲ 8:45 ラッピング塗装された3両編は元からのCity Line編成です。5編成が運行しています。製造はどちらもシーメンス社製です。

▲ ホテルから見た東方向、中央に真っすぐに伸びているのがスワナプール国際空港へ向かうARLです。高速道路と挟むように並ぶ屋根は都心の一等地にあるタイ国鉄のマッカサン工場です。

▲ 9:05 ARLが走る高架橋の下に走るのはタイ国鉄東線です。

▲ 10:31 。Google座標;13.761006, 100.480912 ホテル前からTaxiに乗って、トンブリ駅に到着です。この右手に機関区があります。

▲ 昨日活躍した、1949年日本車両製「Pacific R.S.R824」と、1950年川崎重工製「Pacific R.S.R850」パシナ2両です。原油燃焼式に改造され爆煙を見られることはなくなりましたが末永くタイの地で活躍してもしいものです。

▲ 今回、カンチャブリで見るはずだった 713号機(C5615)と、715号機(C56番号不明)です。故障は深刻で復活できるかどうかは多額の資金集めが出来るかどうかにあるそうで、今は不明だそうです。

▲ 復活が望まれています戦後賠償としてタイに送られた日本製の蒸気機関車のうちD51形、953号機です。

10:56 トンブリ機関区での撮影終了です。流しのTaxiをつかまえてホテルへと向かいます。タイ国鉄本線と交差する踏切で皆さんを降ろしてから私1人が預けた荷物を受け取りにホテルに参りました。人の良さそうな運転手さんだったので5分ほど待っておくように言いました。

12:26 再び待たせておいたTaxiに乗車してタイ国鉄の始発駅ファラボーン駅に到着。この駅からドンムアン空港まで列車で向かいます。
バイヨークスカイホテルからスワナプール国際空港まではARLがありますので簡単に速く行くことが出来ますが、ドンムアン空港までは難儀です。Taxiで行けば簡単で早いですが前回700バーツ(約2,800円)と結構高くつきました。皆さんに相談するとARL⇒BTS⇒国鉄と荷物を持って乗り換えるのは大変だ、ARL⇒MTR⇒国鉄と乗り継ぐのも荷物が邪魔する。少しお金はかかるがTaxi⇒ファラボーン駅(国鉄)⇒ドンムアンが一番いいのではないかとのご意見でした。

悩みましたが荷物の移動が楽な国鉄ルートを選びました。Taxi運賃は交渉の結果200バーツ(約800円)でした。
▲ 12:32 窓口で無事にきっぷ購入です。運賃はわずか5バーツ(20円)と超格安です。所要時間は一応50分です。

左は新しくなっていた行き先案内のディスプレイです。各ホームの入り口に設置されています。

▲ 13:05 発車前には空きがあった車内も出発すると満員になっていました。

▲ 車窓から見たバンスージャンクション駅と前後です。中国ならここまでできれば早いもので6ケ月~1年と言いたいところですが、タイでは早くても後2、3年は十分かかるのではないかと思ったりします。出来たらファランボーン駅はどうなるのでしょうか、完全に廃駅となるのか、それとも1部の列車の発着は行われるのでしょうか?

▲ 13:55 定刻より10分遅れてドンムアンに到着です。

▲ 向かいのホームにも列車が入線してきています。出口へは上下線を横断する通路を行かなければなりません。出発を待ってから向かいのホームへと向かいます。

▲ 連絡通路はなぜかバイクも通ります。駅の上は新たな高架鉄道の橋脚が延びています。これが完成すれば市内から空港へのアクセスも早く、いつでも可能になります。交通インフラが遅れていますバンコクです。早くの完成が望まれています。

▲ 14:03 空港前の駅だけあってホームには案内所が設置されています。屋台食堂もあって、これは一度寄って食べてみたくなりますね。空港ターミナルへはホームから連絡通路のスロープがありました。これに沿って行きますと空港ロビーへと直結しています。

▲ 搭乗するのはAirAsiaです。久しぶりに並んでのチェックインです。

受け取ったボーディングパスは、スーパーのレジで受け取るレシートと同じペラペラの紙です。

 

 

 

 

▲ 15:54 搭乗時間(15:40)はとっくに過ぎているのですが、搭乗ゲート前には手続きを行う雰囲気は全くありません。そのうちに係員らしきお姉さんたちがやってきたかと思うと、カウンター後ろに座って何やら話し込んでいます。
客が見ている前です。おおらかというか、タイらしいのでしょうか?

 

▲ 16:12 約30分遅れで搭乗開始です。機内はほぼ満席でした。バンコク~ヤンゴン航空券代は、往復で15,729円、タイ航空等レガシー・キャリアだと30,000円以上はしますので半額と格安なのです。国際線と行ってもわずか1時間半のフライトですので座席ピッチが多少狭くとも、飲食のサービスがなくとも気になりませんが、お腹は減っていたのでカップラーメンを注文しました。

17:41 ヤンゴン空港に無事到着、スムーズに入国審査も終わって、18時には到着ロビーに出られました。
直ぐにタクシ―の客引きがやってきて市内まで15,000チャット(約1,250円)でどうかと吹っ掛けてきます。前もって現地で働くクローバー会会員の塚原君から9,000チャット(750円)が相場と聞いていたので話には乗りません。

▲ 客引き兄ちゃんの後がSIMカードの売場です。ツーリストSIMを10,000Ks(約834円)で購入しました。

当初はここで皆さんを待とうかと思っていましたが18:50到着のフライトですので待ち時間が結構あります。先にホテルでチェックインすることになりました。

しつこく付いてくる客引きの兄ちゃんにいくらにするんだいと言ったらいくら出してもらえるかと聞いてきますので9,000Ks(約751円)出そうというとあっけなくOKです。
宿泊先のパノラマホテルに着いたのは、19:05でした。19.2㌔の道のりでしたがラッシュと合って混み合い、約1時間を要しました。これだけ乗って約750円とは、格安ですね。
マンダレーに出張されていた塚原君が手配していただいた飛行機代、通訳手配費を受け取りにホテルまで来てくださいました。カレイミヨでの撮影場所を詳しく教えていただき皆さんが到着されるのを待って夕食をご一緒しました。
明日は午前中ヤンゴン駅周辺で日本から送られたDCたちを撮影後、ミャンマー国内線に搭乗してカレイミヨへと向かいます。どんなところかはさっぱり分かっていません。上手く撮影地が見つけられるか不安の就寝でした。 Part7へ続く

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