2016年 西方見聞録 Part5 ヘルシンキのメトロに乗る、撮る

第2日目 9月19日 その4

ヘルシンキのもう1つの公共軌道は地下鉄(Metro)です。トラムは下の地図の左中央を網羅していますが、市内中心部から東北部の住宅地へはメトロが結んでいます。

helsinki_metro_map_2007【 ヘルシンキのメトロ 】
当初は86.5㌔もの建設計画がありましたが市議会では却下されて、縮小した計画となりました。フィンランドでは初めての地下鉄であり、掘削技術や車両建造にも問題発生があって最初に正式開業したのは予定より5年も遅れた1982年8月2日でした。最北端のメトロでゲージ幅は国鉄と同様の1,524㎜を採用していますが給電はDC750Vの第3軌条方式です。開業後には徐々に延伸されて現在は17駅21.1㌔、路線図でもわかる様に郊外の住宅地2方向から中心部へと結ばれたY字形路線です。

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2016年 西方見聞録 Part4 ヘルシンキのトラムに乗る、撮る②

第2日目 9月19日 その3

Market Square”Kauppatori”からは3系統40号車に乗って南下です。
dsc_8878038dsc_8880_100▲ 
12:20 撮影地 Google座標; 60.158245, 24.945322
乗車8分後に雰囲気がいい光景に降りてみたのが”Kapteeninkaku”です。下町らしい中層の古いアパートが並びます。

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2016年 西方見聞録 Part3 ヘルシンキのトラムに乗る、撮る①

第2日目 9月19日 その2

dsc_8892002▲ 8:27 ヘルシンキ中央駅前電停からトラムの乗り鉄が始まりました。入線するトラムはボンバルディア製の100%低床車、Variotram-226号5車体連節車。1998~2004年に40編成が投入されましたが台車、車体に重大な欠陥が見つかり増車がストップしているそうです。
車体長24,400㎜、車幅2,300㎜、高さ3,400㎜、出力45kw×12、車重35㌧。

【 ヘルシンキのトラム 】
馬車鉄道として1891年6月21日開業、電化されたのは1900年9月4日、DC600V、1000㎜ゲージ、路線長は96㌔、10系統が走りメトロより多い年間約5,700万人の輸送力を誇ります。
初めて来た昨年は時間がなく駅前付近の撮影だけしかできませんでしたので今回は1日ゆっくりと乗り鉄する予定です。
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2016年 西方見聞録 Part2 EMU・Sm5系に乗って、ヘルシンキ・ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅へ向かう

第2日目 9月19日 その1

6:20 東の空がほのかに明るくなるのも見ながら起き上がりました。荷物をまとめて部屋を開けるキー番号が分かったフォレノム ホステル ヴァンター エアポートへ移動です。
直接は行けないので一旦専用車で空港に行ってから駐車場を回る巡回無料バスに乗り換えますが空港直前で大渋滞です。
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2016年 西方見聞録 Part1 旅立ち、ヘルシンキへ向かう

東南アジア(インドネシアタイミャンマー)に続いては欧州(フィンランド、スイス、ウクライナ、オーストリア)の旅です。今回もW田さんから行く予定をしていたが職場の都合でダメになった。手配もしているので代わりに行ってもらえないかとお誘いを受けました。全然問題ありません。1年間渡航は我慢していたのでまとめて行くかと、ツアー前後にも訪問地をプラスして出かけることにしました。

【 ゴッタルゴ峠までのルート 】
ツアー本隊と合流するのはスイスのゴッタルゴ峠です。JALのマイレージが貯まっています。JALには成田経由にはなりますがドイツのフランクフルトへの直行便がありますので、到着後はICEに乗り換えて陸路で向かおうと、JAL公式HPからマイレージチケットを申し込みますが満席でありません。

こんな時はJGCデスクに電話をしてインターネットでは提示されないコースでのルートを相談するのが1番です。同じワンワールドグループでの搭乗が可能ですので、ルーマニアに行った時に利用したカタール航空も良かったので問い合わせましたが、なぜか選択不可で結局、トルコへ行った時に搭乗したフィンエアーフィンランド航空)でのヘルシンキ経由のルートしかありませんでした。そしてトランジットは普通24時間内ですが空席はなく、2日後(41時間後)ではどうかとの返答です。通常ならスティオーバーで課金されるところですが航空会社の都合とあっては要りません。ヘルシンキに滞在でき、前回中途半端だったトラムの撮影が可能です。復路は当日の2時間45分でトランジットとこれもGoodです。これはありがたいと、即決OKしました。
ヘルシンキから先は乗り換えてスイスのチュウリッヒまで参ります。ここでも2泊して鉄道でゴッタルゴ峠に向かうことにしました。
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江ノ電のあとは、初めての豊橋鉄道市内線(東田本線)へ 後編

01_map_100▲ 市内線の路線図です。ピンク色の数字は電停間距離(単位:m)です。

10月30日 日曜日 その2
前編に続いて、「豊橋公園前」からのスタートです。駅前から「ほっトラム」に乗車して終点の赤岩口を目指しました。

dsc_1011_100▲ 8:34 最短電停間を走り東海道(国道6番目の電停「豊橋公園前」に到着です。駅前に向かって走るのは主力の780形782号です。2005年(平成17年)に名古屋鉄道岐阜市内線・揖斐線(廃止)で使用されていた車両を7両譲り受け、使用されています。780形は全車スカートを取り付けられています。 続きを読む

江ノ電のあとは、初めての豊橋鉄道市内線(東田本線)へ 前編

江ノ電撮影、そして懇親会の後、私は豊橋へと向かいました。路面電車は大好きで海外に行くと必ずトラムの走る街を訪れています。そんな私ですがまだ訪問していない国内の路面電車が2路線あります。1つは鹿児島市電、もう1つが豊橋鉄道市内線です。いつかは訪問しようと思いつつ機会がないままでした。今回はこの機会に訪れようと決めました。

① 藤沢19:14⇒19:51小田原20:06(こだま683号)⇒21:40豊橋

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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part27 最後にウォンウェンヤイ駅で撮る、帰国

第16日目 8月17日 その3

インドネシア、タイ、ミャンマーと3カ国を回った旅も最終訪問地マハーチャイ線ウォンウェンヤイ駅へと参りました。タイ王国鉄道の駅でも気に入っている駅の1つです。前回は3回訪問していますので変わりはないか見る程度です。

⑤ バンワー16:05(BTS)⇒16:15ウォンウェンヤイ
03_%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%b3%e3%83%a4%e3%82%a4%e9%a7%85[googlemap lat=”13.724369336449033″ lng=”100.49116283655167″ align=”right” width=”250px” height=”200px” zoom=”18″ type=”G_NORMAL_MAP”]ウォンウェンヤイ駅[/googlemap]▲ 今回も神谷さんたちと参りましたメークロンですが鉄道で参りますと、市内からの路線は途中、運河で切れてマハーチャイ線メークロン線に分かれています。この間の接続は運河を渡る鉄道連絡ボートが運航しているのが面白いところです。
ウォンウェンヤイ駅へ行くにはBTSシーロム線のウォンウェンヤイ駅で降りて約15分ばかし歩いて向かいます。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part25 タイ国鉄バンコク市内線(SRT)を撮る①

第16日目 8月17日 その1

今日は今回の旅の最終日です。帰国のフライトは23時ですので撮影には目一杯の時間があります。前回訪問した時はタイ国鉄(SRT)の市内線を撮りました。宿泊しているホテルも前回と同じですので、勝手知ったすぐ下を走るSRTを撮ることにしました。
dsc_8467_100▲ 9:51 ホテル前の路線に走ってきた保線用のモーターカー。写真では隠れているがもう一人乗っておられます。定員4人乗りによくぞ乗ったりの合計12人の作業員です。前回訪問時にはウドンタニの本線上でも走っているのを見ました。乗り心地はよくはないでしょうが一度乗ってみたい車両です。
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はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part24 運休なったヤンゴン臨港線視察、広電に会う

01_%e8%87%a8%e6%b8%af%e7%b7%9a_map第15日目 8月16日 その2

11:00 パズンランヤンゴン環状線の撮影は切り上げです。次はヤンゴン訪問の本命だった臨港線を走る広電撮影と言いたいところですが、【73550】で述べました通り、6月30日で運行を休止したという突然のニュースがありました。既に航空券も買いホテルも手配した後だったので、走っていなくとも痕跡だけでも見たいと決行しました。
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はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part23 ヤンゴン環状線 バヤーラン~ヤンゴン~パズンダンを撮る

第15日目 8月16日 その1

今日は夕刻に飛行機でバンコクに戻りますが、フライトは17:00ですのでお昼過ぎまでは撮影できます。早朝から撮影しようと準備しましたが昨日同様に豪雨に見舞われました。昨日、今日と天候に恵まれません。美味しい朝食を食べて小雨になるのを待っての出発です。

ヤンゴン中央駅には行かず昨日気になった右回り1つ目の駅パヤーラン(Panhlaing Road)へ徒歩で向かいます。

dscn7875_100 続きを読む

はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part22 ヤンゴン環状線を撮る③ ロガーへも行く

dsc_7858_102▲ 12:39 ロガー(Hlawga)に到着した列車から降り立った乗客の皆さん、その中でひときわ輝いていたのはブラウン一色でまとめられたファッションセンスのお嬢さん。ファインダーに姿を入れてシャッターを切りながら、そのナチュナルな容姿にしばし見とれてしまいました。ちゃんとしたカットを撮りたいと追いましたが、一瞬目を離した間に草むらの向こうに姿が消えてしまいました。

Google地図で見るとロガーの町は条里制のように区画がはっきりした都市計画をもとに町が形成されています。
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はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part21 ヤンゴン環状線を撮る② 市場の中の駅、ダニンゴン

dsc_7788143第14日目 8月15日 その2  dsc_7770141

10:10 ヤンゴン中央駅から列車に乗って21.5㌔を1時間20分、来てみたいと思っていたダニンゴン(Danyingon)に到着しました。元々はヤンゴン~ピー(Pyay)までの路線として1877年に建設された路線です。ヤンゴン中央駅から右回りは、ぐるっと一周する列車(11本)の他、ピー(1本)、ロガー(15本)、コンピューター大学(2本)、途中のインセイン(17本)の計46本の列車が5:00~21:30に発車しています。1時間に約2.8本の列車本数ですのでまあまあですね。
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はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part20 ヤンゴン環状線を撮る①

第14日目 8月15日 その1

ヤンゴンでの滞在は今日の早朝から明日までの2日間、バンコクに戻るフライトは明日午後17:30のフライトなので明日もお昼過ぎまでは撮りに回れます。広電撮影は明日にして今日は日本製の気動車が走るヤンゴン環状線を撮りに回ることにしました。
dsc_8883_100それでは朝1番から撮ろうと早朝起しましたが、支度をしていると突然の豪雨に見舞われました。
インドネシアといい、今年は雨に見舞われることが多くになります。今まで2回インドネシアには参りましたが、雨など一滴も降りませんでした。
今年の東南アジアは異常気象のようです。
それなら朝食をとってからゆっくり参ろうかとレストラン行きです。
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はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part19 ヤンゴン中央駅で撮る

第13日目 8月14日 その2

15:00 一休みしたところでヤンゴン中央駅へと向かいました。
ヤンゴン中央駅はイギリス統治時代の1877年に建設されましたが日本軍の進攻により敗退するイギリス軍により1943年に破壊されています。その後1954年に伝統的なビルマ建築様式によって再建されました。
dsc_7438_100▲ いかにもビルマと思わせる建造物ですが補修が行き届いていないためか薄汚れています。駅前広場も整備されておらず閑散としています。
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はにかみの国、ミャンマーの旅 2016年 Part18 微笑みの国から、はにかみの国へ、ヤンゴン空港でSIM購入

第13日目 8月14日 その1

今日は8月7日からご一緒させていただきました皆さんとはお別れです。皆さんは朝の日本行きの飛行機で帰国されますが私はお昼の飛行機でミャンマーに向かいます。
当初今年のインドネシアツアーのお話をいただいた時に昨年10月以降では久しぶりの海外になるのでついでに訪問したい国として発展著しいミャンマーを選びました。2013年以来の2度目の訪問となります。

前回訪問した時には通訳兼案内人からは、「昔は東南アジアでは最も進んだ国だったが、軍事政権が続いている間に最も遅れてしまった国になった。」と嘆かれました。その後2015年11月に実施されたミャンマー総選挙により開放民主化が進み出し、ようやく近代国家への一歩を踏み出しました。前回訪問してから3年間でどれほど違ってきたのか見てみたい、丁度今年1月に広島の路面電車ヤンゴンに贈られ、ミャンマー初めての電車運行されたとのニュースがあったのも選択した大きな要因でした。ただ飛行機やホテルの手配をした後で、突然の運行停止となったのは想定外でした。
01_map▲ バンコクからヤンゴンまでのフライト距離は597㌔、所要時間はわずか1時間20分のフライトです。航空券も片道約7,000円(AirAsia)と格安でした。3年前に訪問したミャンマー国内のヤンゴンからナムツ鉱山へと比べても時間・距離ともはるかに近くです。
① バンコク(DMK)12:05(FD255)⇒12:55ヤンゴン(RGN) 続きを読む

微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part17 バンコクMTRのパープルライン視察

第12日目 8月13日 その3

トンブリー機関区から次に向かったのは1週間前の8月6日に開業したばかりのバンコクMTRのパープルライン線タオプーン駅です。
04_%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%82%af%e3%81%aemtr▲ バンコク市内にはすでに高架鉄道のグリーンラインと地下鉄道のブルーライン、そしてスワンナプーム国際空港と市内を結ぶ高架鉄道(2010年開業)のエアポートレールリンク(ARL)が運行されていますが、円借款を活用してバンコク北西郊外のノンタブリ県バンヤイとバンコク北部のバンスーを結ぶ高架鉄道のパープルラインが建設されました。バンコク初の日本製車両が走行することになりました。
※ 上の地図は朝日新聞デジタル版からの転載です。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part16 トンブリー機関区で、C56も撮る

01_map_e100第12日目 8月13日 その2
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メークロン市場で撮影後は蒸気機関車が所属するトンブリー機関区へと向かいました。

11:30 Google座標; 13.760963, 100.480687
約2時間強を走り、トンブリー機関区に到着です。

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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part15 メークロン線の線路市場

第12日目 8月13日 その1

今日はタイ鉄道の名物の1つ、メークロン線の線路市場の中を走るDCの撮影です。前回来た時は列車の乗り継ぎも楽しみましたが、今回は直接に専用車で乗り付けます。04_%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%b7%9a 続きを読む

微笑みの国、タイ王国鉄道の旅2016年 Part14 タイの蒸気機関車を撮る 

第11日目 8月12日

5:25 当初はトンボり機関区に行ってからファラボーン駅に向かう予定でしたが交渉の結果、難しくなりました。仕方なく諦めて専用車に乗ってファラボーン駅に向かいました。前回クモハ73106東ウラさん一行と来た時は6時半には列車が入線していましたので早めの到着でしたが、それでもすでに列車は入線していました。残念ながら、狙っていた入線光景は撮れません。dsc_6848 続きを読む