夏の思い出 総決算 -4-

京王調布駅の平面交差を見る

京王電鉄が調布駅付近で進めていた、地上線から地下線への線路の切替工事が去る8月19日に完了、国領、布田、調布の3駅が地下駅となった。なかでも京王線と相模原線のジャンクションである調布駅は、京王線下りと相模原線上り線が平面で交差する配線になっていたため、ダイヤ上のネックとなっていた。相模原線の上り列車は、調布駅の場内信号で開通待ちをすることが多かった。

京王線と相模原線の分岐駅として、電車の入線が絶えることのなかった地上時代の調布駅。撮影当日は、新宿で鉄道写真展を見学しようとしたが、最終日で閉場が早まりアウト。予定より早めに京王線に乗ったところ、今度は寝過ごしてしまった。また調布まで戻ったところ、陽は傾きかけて、平面交差を鈍く照らし出していた。

平面交差の構造は、阪急淡路駅とよく似ているが、淡路は、支線に当たる千里線は、4面すべてのホームに入線できる構造になっているが(下り方は3面のみ)、調布は支線に当たる相模原線は2面にしか入線できない。その分、規模としては、やや小ぶりな印象を持った。ただ、阪急に比べると、同時入線、同時発車が頻繁にあって、その際の両電車の接近ぶりは、極限に近いものがあり、ハラハラものだった。

中国新聞 広電記事

9月28日中国新聞朝刊に載った広電値上げ関連の記事をご紹介します。路面電車のスピードに言及していますが、広島市内は道路も広く、軌道敷き内には自動車は入らず、交差点での右折車も電車優先のマナーが守られているので、広電は恵まれた部類に入るように思います。かつて京都市電がクルマで身動きがとれない状態に陥った あのような光景は今の広島にはありません。バスも同様ですが、「完全に停車するまで 席を立たないでください」というのが 高齢化してきた昨今では当たり前になり、停車時間が昔に比べれば長くなっているように思います。プリペイド式の料金支払いで早くなる反面、観光客など不慣れな人がもたつく光景もあり、また超低床車の普及で乗り降りが早くなる反面、ベビーカーの持ち込みでもたついたりと乗降時間短縮もそう簡単なことではないと思います。路面電車とはスピードを期待するものではなく、ゆったりした気分で乗る乗り物だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

9月28日 中国新聞

京阪本線特急色600形車両の運行

大津線開業100周年記念イベントのひとつとして今日から石坂線600形を、京阪本線特急色に変えた1編成が運行始めました。また10月27日には「京阪本線特急色600型車両」臨時列車及び撮影会が行われます。詳しくは京阪大津線のサイトをご覧ください。今日は朝から快晴で、先日購入したカメラの初撮りを兼ねて出かけました。今日から運行されると言うことはwebで知ったのですが運用がどこにも書いていません。仕方なく電車が見える、島ノ関駅近くのファミレスで昼食をとりながら待ちました。運行は石山寺-坂本間ということで、最悪40分待てば石山寺行き、坂本行きのどちらかを捕まえることができます。待つこと30分、特急色の車両がやってきました。石坂線でも最近はラッピングした車両が多く、何も貼られていない車両は少数派になっています。久しぶりの特急色、塗装したばかりでラッピングも広告もない車両はやっぱりきれいですね。

時刻が特定できたので時刻表を見て運用を想像し、浜大津から近江神宮にかけて歩きながら写真を撮りました。浜大津ではこれを狙っているのかカメラを持った人が数名いて撮影しています。最近は曜日に関係なくこのあたりでカメラを構えている人を見かけるようになりました。地元民として乗客の増加につながればと思っています。

尚参考のため今日の運行確認できたのは浜大津発13:30近江神宮行き、13:54石山寺行き、14:38坂本行き、15:16石山寺行きでした。京津線ですが1969年ポール時代の300系特急色の写真も添えておきました。

サークルステーションIN三条

 本日京阪三条駅にて行われた「サークルステーションIN三条」に行ってまいりました。会場でお会いした米手作市様より、デジ青に様子をアップするようにとのご依頼で報告させていただきます。

 

地下コンコースの一角にグリークラブ等が順に発表するステージがあり、その奥のスペースに9mmゲージのレイアウトが置かれています。京阪の車両が走行し、コントローラーも解放され、子どもたちも運転を楽しみ、ステージの発表に負けず劣らず人が集まっていました。一角ではビデオが上映され、先日受賞された「学生支援センター所長 地域貢献賞」の盾も置かれていました。

  この受賞もあって今回のイベント出展依頼が来たそうです。また、10月12~14日には船場祭り2012にも出展するそうで、これからますます鉄道趣味を通しての地域への貢献という活躍が期待されます。乙訓の老人様もお見えになり、同じく10月14日に南草津で行われる佐竹先輩の講演会の案内を渡され、現役会員とOBとのコラボもあった今日のイベントでした。

10月12日、青森駅に集まれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっ~と、青森展も載っていますよ。

本日、一斉に発売された鉄道雑誌各誌に、クローバー会写真展in青森の案内が掲載されています。

会員の皆さんに協力を求め、テーマに合った写真が次つぎ寄せられました。厳選された珠玉の作品50点が、現在、京都にある品質第一の極上仕上げ店で、一点一点丁寧にプリント中。全貌をお知らせするまで、しばしお待ちを!

期間中、はるばる青森まで展覧に訪れる会員も、続々と約3名が現れています。10月12日以降は青森へ!

広電2題

中国新聞にはかなりの頻度で広電のニュースが掲載されます。それだけ地元に根づいた鉄道であることの証左かもしれません。ひとつは広島駅前をどうするかの話、もう一つは廃車になったドルトムント市電を改装したレストランが好調だという話です。

「2012 サークルステーションIN三条」に現役同好会が参加

3000系の運行時間を調べるために京阪のホームページを開いてみると最新情報の項目の中に「同志社大学×京阪電車連携イベント 2012サークルステーションIN三条」の開催についての発表があって、開いてみると現役の鉄道同好会が鉄道模型展示と運転で参加することが記載されていました。このイベントは平成22年から開催されていて、今回で3回目だそうです。前回までは「同志社グリークラブ」の男性合唱と「同志社大学マジック&ジャグリングサークルHoucus-Poucus」のマジックショーでしたが、あらたに3サークルが参加し、そして鉄道同好会の鉄道模型の展示運転と盛大に行うようです。開催日時と場所は下記のようになります。

場所 京阪電車「三条駅」地下1階コンコース
日時 平成22年9月22日(土、祝日)
男性合唱、マジックショーなど  13時30分から16時(予定)
鉄道模型展示と走行       12時00分から15時30分(予定)

詳細は京阪のホームページをご覧ください。OB会員の皆様、現役の活動を盛り上げに行きましょう。文字だけでは寂しいので学生時代に撮影した3000系6連の写真を掲載します。

広電(続々報)

今朝の中国新聞朝刊にまた広電の記事が載りましたので ご紹介します。5連接ではなく3連接の新車も計画中とのこと。横川や白島線から旧型車が淘汰されるのも遠くないことのようです。まずは大阪市電900型が危ない?

中国新聞 H24-9-11朝刊

佐竹保雄講演会のお知らせ

佐竹さんの講演会が来たる10月14日の鉄道記念日に滋賀県草津市、南草津駅前のフェリエ南草津5階で開かれます。

詳しくは添付のパンフレットをご覧下さい。当日は家族連れや子供達も来てくれますが、鉄道マニヤは少ないかもしれませんのでOB会の会員各位はできるだけご参加お願いいたします。。

 

広電値上げ(続報)

昨日広電の値上げと旧型車更新のニュースをお届けしたのですが、以心伝心 今朝の中国新聞が採り上げてくれました。中国新聞さんも「デジ青」をチェックしているようです?! 「信用乗車」という言葉は初耳でしたが 宮島線も含めて均一運賃とは。そして車掌を廃止するとのこと。あの長い連接車がワンマンになるわけですが、今でさえ車掌が戸閉めで随分気を使っているのに、ワンマンだと運転士に相当負担がかかるように思います。赤字経営が許されない企業経営のためには、人件費抑制は避けて通れないこととは言え、厳しいですね。広電さんがんばってくださいと言いたくなります。と言うのも、広電の運転士、車掌は全員が正社員ではなく派遣社員がかなりの比率を占めていたものを、同じ仕事で賃金に差があるのはおかしいという組合建議を容れて正社員化してきた背景も関係しているように思います。広島の都市交通のかなめであり、地元に貢献している広電さんに 乙訓先輩のコメントにあるように どの程度の公的支援があるのか不勉強ですが 更なる支援を望みたいものです。

広電 旧型車更新加速のため運賃値上げへ

8月23日に広島電鉄は16年ぶりの運賃値上げを来年中国運輸局に申請するとプレス発表した。値上げの理由は旧型車、老朽車の更新を加速させたいためとしている。現行運賃は市内一律150円(白島線は120円)だが、170円~180円に値上げしたいとのこと。路面電車では国内最大規模を誇る広電はグリーンムーバーなど超低床車両への置き換えや電停のバリアフリー化を進めているが、現行運賃では更新がままならないと説明している。以前は低床の市内線と高床の宮島線に分かれていたが、現在ではその区別は無く、もと京都市電1900型をはじめとする単車が65両、永久連結車と連接車70編成が活躍している。単車の大半が車令45年以上を経ているため2027年までに48編成を新造し、老朽更新を進めたいとしている。京都1900型は15両が元気に広島市内を走り回っているが、旧神戸市電の570型、1150型はそれぞれ1両になり、旧大阪市電の900型も9両に減っている。旧西鉄も然り。市民に好評の超低床連接車は1編成2~3億円かかり、また連結車ばかりになると広島駅前のターミナルも狭隘で、宇品終点のような連結車にふさわしい駅への大幅改装も必要なため値上げはやむなしということになろう。釣り掛けの旧型車に乗ったり、撮影できるのもあと数年になりそうである。路面電車好きの諸氏は是非広島へ足を向けて下さい。

写真展in青森 案内が載る!

過日、会員の皆さんに配信した、「クローバー会写真展in青森」ですが、準備はこれからというのに、早くも案内のパンフレットが大学から送られてきました。10月に風間浦村、青森市と、青森県下で2日間続けて行われる同志社大学のイベントを告知するA4チラシの片隅に、さりげなく載っているのは、まさしく「クローバー会写真展in青森」。告知をお願いしていた大学広報室の心遣いに感謝です。

メール配信以降、会員からは絶大な反応があり(?)、現在たった1名から写真の応募が来ています。青森県下の鉄道写真なら、いっさい制約なしの早いもん勝ち! ご応募お待ちしています。

青森という、いわば同志社とは最も疎遠な地で、永く交流が続いていたとは、今まで知らなかった

右下に注目! 大学のチラシにOB会のイベントが載るのも異例だと思うが、大学にも認知されたことがたいへん嬉しい

佐竹さんからのお知らせ

佐竹さんのライフワーク、「東北を旅して・鉄道展 その4」が開かれます。

6月に七条京阪・サカタニで開催された「・・・その3」の続編です。

期間中は子供向けには模型鉄道を走らせて、写真展はパネル展示を行う。

「東北を旅して・鉄道展 その4」

        場所:山科青少年活動センター 山科区竹鼻四丁野町42  ℡075-593-4911

        日時:8月9日~11日 写真展 10時~21時

                      模型鉄道運転 10時~18時

 

お知り合いの方を誘って見に行ってください。

 

関東だより(暑気払いの巻)

関東支部員のロギング太郎です。
佐竹先輩が東京へ来られたのを口実にして、暑気払いの飲み会を開催しました。
例によって「鉄な話」で盛り上がり、あっと言う間に時間が過ぎました。
再会を約して散会したのですが、「もっとユックリ話したい」てな感想が参加者諸氏から出るほどでした。
今回は仕事の都合などで参加できない人も多かったのですが、関東支部員相互の連絡はキッチリ出来ていますので、関東へ来られる際には事前に関東支部員へ連絡ください。

三宮―賢島で直通特急を検討 近鉄・阪神

本日の朝日新聞朝刊に、三宮~賢島で直通特急を検討しているとの記事が掲載されていました。

ニュースソース→ http://www.asahi.com/travel/aviation/OSK201207190004.html

現在、阪神三宮から賢島に行くには、大阪難波での乗換えを必要としていましたから、神戸方面から伊勢方面に向かうには乗換えなしは魅力ですね。ついでに姫路始発もあれば乗ってみたくなります。

いすみ鉄道と「あじさいの花」

本日 ムーミンとキハ52と菜の花で有名な「いすみ鉄道」へ初めて行ってきました。時々小雨の降るどんよりとした梅雨空からわずかな陽の光が見えた時 ちょうど「あじさいの花」の咲く小谷松駅に 最新鋭のキハ302がやってきました。上総中野15:08発大原行き、車庫のある大多喜駅の一つ手前の駅です。近くに民家や神社もありますが 乗り降りする人もなく 15:24に大多喜にむけて発車していきました。


大多喜駅でキハ201,キハ202、キハ205、キハ206,キハ301、キハ52を写し、記念乗車券やキハ52のストラップを購入し(売上貢献) 窓口で 「あじさい」の咲いている場所を教えていただき 小谷松に移動して写したのが 上の写真です。
あじさい電車として 箱根登山鉄道が有名ですが こちら いすみ鉄道も 「あじさい」のきれいな所が他にもあるようですのですのでまた行ってみようと思っています。犬伏

展覧会のご案内 鉄道絵葉書の世界

奈良県立図書情報館に行ったとき、「鉄道絵葉書の世界」のパンフレットが目にとまりました。天理大学付属天理参考館の第66回企画展で7月4日から8月12日までおこなっているそうです。パンフレットによると今回展示される資料は明治から昭和にかけてのものだそうです。詳しくは天理参考館のホームページをご覧ください。これによりますと展示資料はすべて天理参考館の収蔵品だそうです。鉄道模型走行実演もあるようです。ただし、運転日不定期ですので注意してください。写真に写っている案内チラシもPDFで見ることが出来ます。チラシだけではさびしいですのであやしい電気機関車の模型もついでに・・・ OBの方でこれについてご存知の方もおられると思います。なにせ、現役の時、だれかさんから作りかけの車体をいただいて、ありあわせのもので作ったものです。

全国安全週間のポスタ-


平成24年度 全国安全週間のポスターです。7月1日から7日とのことですが、どこかで見たことのある電車ですね。
本日 関東鉄道常総線の守谷駅で見かけました。犬伏

関三平先生とはこんな人!

今日の夕刊に関三平先生のプロフィールがでていました。皆さんの予想と比べていかがでしたか?

ふるさとへ帰る岡山電軌3010

岡電営��部ニュースと��国新聞記事

岡電営業部ニュースと中国新聞記事

6月25日の中国新聞に「岡山から栃木へ路面電車”帰郷”」という写真入り記事がありました。調べてみると 今年4月に岡電の100周年記念として「路面電車を無料で差し上げます!!」という表明をしていたことを知りました。対象車両はもと日光軌道線の3010号です。発表後には公開説明会もあり、2ケ月ほどで引き取り先が決まったようです。今年の秋にふるさとの「日光霧降高原チロリン村」に引き取られてゆくそうです。もともと10両あった3000型も 今では3005,3007,3010の3両になってしまっています。昨年9月に車庫をのぞいたときには、3両が仲よく休んでいました。

左は7501、右の7201のうしろに日光3両
左は7501、右の7201のうしろに日光3両

今回の対象車両は水色の通称「おしゃれ電車」と呼ばれている3010号ですが、日光に帰るのであれば どうせ静態保存でしょうから、そのうしろの日光色の3005号に変更すればよいのにと思いますが・・・。3010は代わりに私が引き取りましょうか・・・。トレーラーでの輸送実費は引き取り者の負担だそうですから たいしたことはない?