凍える大地への旅 2016年 Part19 青春18きっぷの旅 豊富⇒稚内

第11日目 12月19日 その2

② 幌延10:48(4325D)⇒11:56稚内

11:04 豊富を出発した4325Dは順調に終着駅を目指して北上を続け徳満到着です。
この駅もかつては木造駅舎がある千鳥式ホーム2面2線を擁していましたが1984年(昭和59年)11月のCTC化以降に無人化となり駅舎もホーム1面も撤去されてしまっています。

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なつかしの日曹炭鉱専用線

梅雨のない北海道、なかでも6月の利尻、礼文は花や鳥を満喫できるということで、久方ぶりに北の大地の旅を楽しんできました。主目的は花と鳥ではありますが、かつて訪れた日曹炭鉱専用線の跡をたどることも目的のひとつでした。ただ廃線跡紀行は本やネットで数多く紹介されていますので、ここでは40数年前の様子を中心にご紹介します。日曹炭鉱専用線、正確には日曹炭鉱天塩礦業所専用線には昭和44年3月と昭和46年3月の2度訪れています。いずれも雪の多い季節でした。昭和44年はK先輩と常紋、上興部から天北線を経て稚内まで行き、羽幌線で南下する途中で立ち寄ったのでした。当時は炭鉱の専用線の様子など殆ど情報がなく、列車が豊富駅に着くまで降りるかどうか迷ったあげく、いちかばちかで豊富駅に降りたのでした。この列車の乗客と一緒に礦業所行きの沿岸バスに揺られること30分程で着いたのが車庫のある一坑でした。幸い9615が煙をあげて停まっており、最北の専用線が生きていたのがわかり ホッとしたものでした。

日曹2

一坑で休む9615

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