城東貨物線 蛇草(はぐさ)信号場
もうひとつ、当時は関西で馴染みの信号場がありました。城東貨物線の蛇草信号場でした。いまは、同線を電化して旅客営業を行なう、おおさか東線となり、同信号場付近にはJR長瀬駅が設置されています。地名の蛇草に因んだ名称ですが、その地名も、今では長瀬に改名されてしまい、記憶の中から、信号場の存在も消えてしまいました。
▲信号場は上下2線のみの標準的な配線だった。鶴橋で近鉄に乗り換え、俊徳道で下車して十数分歩くと、信号場に辿り着いた。貨物は、一時間に上下各1本はあって本数は多かった。画一的な写真しか撮れないものの、邪魔するものは何もない。今から思うと大阪の光景とは信じられない。D51 520[吹一]の牽く877レ(昭和43年8月)
















