2019年桜前線追っかけ旅 長崎からのさくら紀行 Part4 松浦鉄道に乗る、撮る② 吉井~有田 たびら平戸口駅鉄道博物館、桜の浦の崎駅

▲ 13:58 松浦鉄道一の桜の名所浦の崎駅、駅構内に植えられています約80~90本の桜の木のトンネルに到着したのは伊万里始発佐世保行きのMR-613号353Dです。

今日は「桜の駅まつり」で、各種屋台やイベントが開催されてたくさんの入場者がおられました。
皆さん列車が着くたびにホームから身を乗り出して撮影しておられます。列車も超満員です。


第3日目 3月31日 その2

③ 佐々 11:09⇒11:45 たびら平戸口

▲ 11:45 佐々から36分の乗車で日本本土最西端の駅たびら平戸口に到着です。駅舎の一部が鉄道博物館になっていますので降りてみてみる事にしました。

▲ ところが鉄道博物館は11:30~12:30は休憩中です。待合室には昨年に売店が撤去されて新たに海鮮ちゃんぽん屋が新たにオープンしていました。親子連れがカウンターに座って食べておられました。

▲ 外に出てみますと、日本本土最西端の駅の石碑が設置されています。

◀ ちゃんぽん屋さんのポスターです。民宿を経営されておられるオーナーが駅に出店されたそうです。
丁度お昼時で、次の列車まで時間もあります。鉄道資料館も見たいので注文しました。

▲ サザエを始め具材が何種類も入ったちゃんぽんです。食べても食べても減りません。何とか完食しましたがお腹はパンパンになりました。

食べ終わった頃には博物館が開館しました。

▲ かつての駅事務室ですのでそれほど広くはないスペースに一杯の過去の展示物がありました。時刻表はこの駅のものなのでしょうね。混合列車はともかく貨物列車や準混(貨物列車に客車併結)の発着掲示があるのは初めて見ました。年代の説明が欲しいところです。

▲ 12:44 次の佐世保始発伊万里行きのMR601号336Dが到着しました。これに乗って桜で有名な浦ノ崎へと向かいます。

◀ 336Dの運行表です。
たびら平戸口では交換があって4分停車、松浦でも交換待ちで5分停車します。

▲ 13:30 今福に到着、この駅にも桜の木があります。

▲ 13:35 ようやく浦ノ崎に到着です。ホームには溢れんばかりの桜見物客で一杯です。

▲ 桜の駅まつりのホスターです。
伊万里にぎわいマルシェも出張開催されて、特設会場では、桜ライブなど、子どもから大人まで楽しめるイベントでにぎやかに盛り上っていました。


▲ 13:37 桜並木を抜けて佐世保始発伊万里行き、MR-601号の336D発車です。

▲ 13:58 冒頭の写真の2カット目です。横で一緒に撮っておられた地元写真館のおじいさんからようやく10年前の光景が蘇ったなあとの感想をいただきました。お聞きしますと桜の木々の枝が線路に覆いかぶさってきたので切り払ったことがあったそうで桜のトンネルは消えてしまっていたそうです。長い間、もうかっての光景は見られなくなったと諦めていたが昨今再び桜の木の生育が進んで過去の光景が蘇ってきたとの噂を聞いて来てみた。浦の崎駅はこうでないといけないと盛んにシャッターをきっておられました。午前中には鉄道写真家の中井精也氏も来られて撮影に励んでおられたよと言っていました。

▲ 14:01 桜のトンネルを抜けて発車していきました。

▲ 14:35 伊万里行き340DはMR606号+MR-611号の2両編成でした。

▲ 14:58 佐世保行きのMR-604号365Dです。これを撮って引き上げでした。

▲ ヒジャブを着用した若い女性軍団はインドネシアからの留学生、伊万里で働きながら日本語勉強をしておられます。初めて見ましたが日本の桜は素晴らしいと皆さんで作った弁当を持ち込んでお花見です。イスラム教徒は豚肉を食べてはいけない等の「ハラール」禁じられていることが多くコンビニ弁当は食べられません。手作りが強いられます。
インドネシアはシュガートレインを求めて数回訪問しましたが子供たちの笑顔が一杯の国でした。今日も皆さん笑顔を絶やさず花見を楽しんでおられました。一緒に記念撮影です。

▲ 15:33 伊万里行きのMR-604号の到着です。ボチボチ夕刻近しです、ライトアップもありませんので今回はこれで引き揚げることにしました。
ヒジャブお姉さんたちは帰りの列車も一緒でしたが次の駅波瀬から乗ってこられました。一区間約2㌔歩くと50円安くなります。節約のためだそうで、ガッチリされていますね。

④ 埔ノ崎 15:33⇒15:53 伊万里
▲ 15:45 楠久佐世保行きと交換です。この駅も桜の木が植えられていますが樹勢を失せてしまっています。かつての国鉄駅には桜の木が植えられている駅が多いようですが枝が折れて腐食したり外来種のクビアカツヤカミキリによって食い荒らされていくようです。元々桜の木は手入れをしなくても、自ら球を描くように成長していきますが枝が折れてしまうと球の一部分が欠けてしまうため、見栄えがかなり悪くなります。さらに、桜の枝が折れるとその部分から腐敗が始まり、やがて木全体に及んでいきます。腐食を食い止める造園業者による治療が必要ですが運営に苦慮する鉄道ではそこまで手はかけられないのですね。

▲ 15:53 JR九州の筑肥線との接続駅の伊万里に到着。伊万里駅は国鉄時代には筑肥線松浦線を直通運転する列車も設定されてつながっていましたが松浦線が3セクとなってからは2002年に道路を挟んでJRが使用する東駅舎と、松浦鉄道が使用する西駅舎に分かれ、線路も分断されてしまいました。
有田方面からの列車、佐世保方面からの列車と運行系統が分かれており、全て当駅で折り返しているスイッチバック駅です。
向かいのホームにはレトロ調車両で愛称「レトロン号」MR-500形501号が留置されていました。車内は全座席転換クロスシート仕様でトイレも設置されていますので夏期7~9月のビール列車や団体列車等に使用されています。全線93.8㌔、所要時間約3時間もありませのでオレンジ鉄道のような食堂車に改造して走らせたらどうかと思いますがどうでしょうか。

⑤ 伊万里15:57⇒16:21有田

▲ 16:03 金武辺りは有田川と山との間の山腹を走ります。発車して車窓を見ると桜並木が連なっているのが見えました。次回リベンジする時は来て撮りたい場所の一つです。

▲ 16:15 蔵宿に到着、この駅も上下のホームの桜が満開です。

▲ 16:21 JR九州佐世保線との共同使用駅の終着有田に到着です。

▲ 1897年(明治30年)7月10日 九州鉄道長崎線の駅として開業した有田駅です。1996年(平成8年)に現在の駅舎に改築されています。

▲ 小さいながらも物産コーナーが設置されています。有田焼とセットのカレーです。買って帰ろうかなと思いましたがまだ旅の途中です。荷物になるので止めました

⑥ 有田 16:56⇒17:37 肥前山口 17:56⇒18:43 鳥栖 19:07⇒19:16 久留米

▲ 17:08 途中停車した三間坂です。興味を引かれた駅舎が見えましたので停車待ち時間に降りてみましたが1919年大正11年)に建てられた木造駅舎が綺麗に改修されて残っていました。レトロな雰囲気な駅舎です。

有田からは鈍行を乗り継いでの久留米着です。
今日のホテルは千住のヤスベーと一緒の宿が取れず昨年オープンしたばかりのイルファーロ久留米です。西鉄久留米駅前にありバスで向かいました。オープニングキャンペーン実施中で4,800円の部屋が2,800円とお得です。ちょっと変わったプチホテルですのでHPをご覧ください。 Part 5へ続く

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