先日、旧芸備鉄道の面影を残す西三次駅が取り壊される予定との新聞記事を転載しました。今朝の中国新聞朝刊にも、再度関連記事が載りましたのでご紹介します。
先日の記事からも、取り壊した跡には新駅舎の建築はされないという印象を受けました。それで思い出すのが、呉線須波駅駅舎のことです。呉線開業以来の木造駅舎は取り壊されて新駅舎は建てられず、広い駐車場に化しています。新旧比較の写真を載せておきます。西三次駅も多分こんなことになるのでしょう。
平成29年に広島県教育委員会が調査した県内の近代化遺産の中に、この須波駅の木造ホーム上屋と階段上屋が登録されています。駅本屋はホーム上の上屋ともどもすべて解体され、現在では階段だけになっています。
西村様
ご無沙汰していますが、いつも情報、ありがとうございます。須波駅のことが書かれていて、懐かしい駅名に引き込まれました。駅舎や駅前がこんな感じだったのか全く記憶がありません。なんせ高校生の時でした。C59、C62を、安芸幸崎方の海の見える地点まで行くのに下車して歩きました。写真は、駅を出てすぐにあるトンネルの上から写したキハ17系です。海沿いを行くC59安芸は何とか撮れたものの、親戚から借りたネジ式の三脚のネジを撮影地で紛失してしまい、何の役にも立たない、ただのアルミ棒を抱えて、トボトボ須波駅まで戻ったことを覚えています。
特派員さまがネジを失くされた三脚とは、SLIKのグッドマンエースではありませんか? 小生もまったく同じ経験をして、泣いた記憶があります。カメラに、この特殊ネジを付けておけば、必要な時に雲台の穴に、落込み、レバーを押すだけで、三脚にセット出来て便利。ネジ単品でも、販売されていて、複数のカメラにも付けておける。雲台にカメラを置き、ネジをグルグル回して固定する必要なし! これは便利と買ってみたは良いが、三脚不使用時には、ネジが邪魔で外しておくと、どっかへ行ってしまい、肝心のときに泣きをみる、と云う製品でした。アイデアは良かったんだが、使ってみると???、と云う製品でしたね。鉄道の話題がなく、失礼しました。
宮崎さま
細部まで読んでいただいたうえでの速攻コメント、ありがとうございます。はい、そうなんです。SLIKの製品でした。たしかに、従来のやり方より、三脚への装着が早くて便利でしたが、ネジが無いと、何の役にも立ちません。私の場合、悲惨だったのは、これから九州へ約2週間周遊する予定の第一日目の出来事でした。親戚から借りた手前、廃棄することもできず、以来、ずっと2週間、ネジの無い役立たず三脚を持ち歩く結果となりました。
駅は人知れず改築されてしまうことがありますね。桜井線の香久山駅も大正2年にできた木造駅舎も2019年に改築されました。ホーム上の待合室は無くなりましたが、駅舎はモダンなものになりました。ちょっと見た目は場違いなような感じですが、電車を待っている間、雨風をしのげるのでましな方ですね。写真は「大和三山駅巡り」としゃれこんで畝傍駅、近鉄の耳成駅と巡った時のものです。