癒しの島 台湾鉄道2024年厳冬の旅 Part4 南廻線を行く

第4日目 1月26日

今日はツアー参加の皆さんと合流する日です。各自の行程がLINEで送られてきていますが、殆どの方は台東のホテルへ着かれるのが夕刻以降です。私は既に高雄に居りますので午前中でも合流は可能です。誰か早くに合流できる方はおられないかと探していましたらブギウギさんが昨夜は花蓮に宿泊されて「花蓮6:35(莒光602次)⇒9:48台東、莒光701次到着を撮影後、台東10:17(新自強372次)⇒10:46金崙」という投稿が入っていました。私もほぼ同じ行程を立てていましたので金崙大橋でお会いできるだろうとホテルを出発しました。

① 高雄 6:40(莒光701次)⇒9:12 金崙

【 ドジ一発目 】
高雄車站へはMRTで向かわなければいけませんが、ホテルの最寄り駅「巨蚕站」始発は 6:12です。高雄車站までの所要時間は約14分ですので十分間に合います。
朝5時半には起き上がりチェックアウトをして巨蚕站へと向かいました。
5:45 ホームに下りましたが始発電車なのに待っておられる客が多いようです。直ぐに電車も入線してきましたが始発にしては多い感じがします。
6:00 台鉄高雄站に着きいつものようにきっぷ自動販売機に入力して莒光701次のきっぷを購入しようとしますがモニターには表示がされません。壊れているのかと隣の販売機に同じことをしますが同様です。腕時計を見ても間違いありません。
どうしてか聞こうと有人カウンターへ行って莒光701次のきっぷが欲しいと言いますと「明日のきっぷですね。発券しますか?」とトンチンカンな返答です。
ここで初めておかしいと気づき駅の時計を確認しますと、7:00が表示されています。腕時計は6:00と1時間違っています。
どおりでMRTの乗客が多かった訳です。
台湾に着く前に飛行機の中で台湾時間に合わせていました。昨日まで間違っていませんでしたがなぜか日本時間に変わっていました。これでは何度きっぷ販売機に入力しても希望する列車は表示されません。
改めて今からでも間に合う新自強 415次のきっぷを購入しました。

① 高雄 7:48(新自強 415次)9:36 台東 

▲ 8:48 南廻線を回って太平洋が見える区間へ入りました。水平線はハッキリとは見えませんが快晴は間違いありません。

9:36  定刻に台東に到着しました。ブギウギさんが乗られています莒光602次を撮りたいのですがどのホームに入線するのか分かりません。ホームは3本ありますので着いた真ん中のホームで待つことにしました。
▲ 9:42 ブギウギさんが着かれる前に金崙までのきっぷは買っておきました。
9:48 定刻に莒光602次は1A番線に入線しました。前2両が荷物車ですぐに荷物おろしが行われています。
乗っておられたブギウギさんは早速激写開始されていましたが、階段を上り下りして隣のホームまで行く体力なき私は向かいのホームからの撮影になりました。
合流してから荷物を駅に預けようと案内カウンター嬢にコインロッカーの使用法をお聞きしましたが有人預かり所のほうが良いと案内されて付いていきましたがあまりに遠くて金崙へ向かう列車の出発時刻が近づきタイムアウトです。仕方なく重いリュックサックは背負ったまま列車に乗車でした。
▲ 9:58 私が乗車した列車が途中で追い抜いた新左営始発台東行きの莒光701次は9:54に台東着です。E227形電気機関車牽引でしたがR130号機がプッシュして車庫へ向かいました。

② 台東 10:17(新自強 372次) ⇒ 10:46 金崙

金崙駅から先は国道の高架橋まで上に登っていかないといけません。降りてすぐに駅員に荷物を預かってもらいたいと嘆願しましたが返答は腕を交差させてのバツサインでした。
昔はコインロッカーがない有人駅なら30TWDを出せば荷物を預かっていただけましたが最近は駄目なんでしょうか。
後期高齢者の走力では辛いものがあります。登坂の途中の雑貨屋さんに入って荷物の一時預けをお願いしますとOKが出ましたのでご厚意に50TWD(247円)を置いていきました。

▲ 11:11 金崙駅を俯瞰できる国道の高台です。以前に撮った時は橋もなく架線もなくスッキリと海が見渡せました。
▲ 11:49 最初に来たのは旧型客車編成の観光列車「藍皮解憂(憂さ晴らし)号」です。前回は乗車しましたがその後は好評が続いているようです。
▲ 11:54 追いかけるように新自強161次が駆け抜けてきました。
▲ 11:57 金崙で交換した区間快3018次はEMU900型が担っています。投入当初から故障が多発してやっぱり韓国製は問題ありとはなっています。

12:20 荷物を預けた雑貨屋さんでビールを頂きホッとしました。

③ 金崙12:42(新自強 423次) ⇒ 12:51 太麻里

▲ 12:56 太麻里では観光列車「藍皮解憂(憂さ晴らし)号」は、見学のために停車中でした。R123+R135+40TPK32202T+35TF32859+35TPK32855T+35SPK32609T+40TPK32228Tの編成でした。

▲ 駅舎内です。観光客の多い駅ですが自動きっぷ販売機の設置はありません。

▲ 観光客が行く踏切から山寄りは電化以前に撮りによくきましたが電柱と架線、橋梁には柵が設置されてもう撮影できる環境ではありません。踏切には警備員が配置されて邪魔にはならないだろうと置いた荷物も安全上邪魔と撤去される始末でした。明日皆さん方と一緒にTaxiをチャーターしてこの周辺を回りますので今日は切り上げることにしました。元気なブギウギさんはそれでも登って来ますと言われ、山へと上がって行かれました。

④ 太麻里 14:51(新自強 431次) ⇒ 15:12 台東

14:51発を外すと次は2時間後の17:06発しかないのが南廻線です。撮れず待つのは辛いと早めホテルにチェックインしてゆっくりしておこうと台東へ向かいました。18時近くになると皆さん続々と到着されました。夕食は前回デカンショまつり号さんとご一緒させていただきました地元原住民料理をいただける料理屋に参り明日、明後日の行程を相談しました。  Part 5 へ続く

癒しの島 台湾鉄道2024年厳冬の旅 Part4 南廻線を行く」への2件のフィードバック

  1. ぶんしゅう様
    その節はお世話になりました。あの日は、太麻里から山の上で俯瞰する場所の行き方を間違えて海に近いところに出てしまいました。その代わりすぐ国道に降りれてバスでまた金崙で撮ることが出来ました。続編を楽しみにしております。写真は間違えて出た場所から撮った莒光号です。

  2. ブギウギさん、コメントをいただきましてありがとうございます。
    山際を走る莒光号、中々撮るのは難しいカットですね。高さも丁度いいと思います。惜しみなくは機関車の次位に青い車両があれば完璧ですね。
    次はいつごろに参られますか。又ご一緒させてください。よろしくお願い申し上げます。

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