癒しの島 台湾鉄道2024年厳冬の旅 Part6 虎尾糖業鉄道 

第6日目 1月28日

① 高雄 6:10(MTR)⇒6:22 左営
② 左営 7:25(高鐵 806次)8:11 雲林

今日は台湾で唯一現役で残るシュガートレインを撮るため虎尾へと向かいます。いつもは斗南站から路線バスで向かうのですが極力早く着きたいと今回は新幹線で雲林まで行きTaxiをチャーターする行程です。

▲ 8:11 高鐵雲林に降り立ちましたが裏站Taxi乗り場には何も停まってはいません。しばらく待ちましたが来る様子はありません。どうする事も出来ませんでしたがTaxi乗り場とは違って送迎車が停まる表站一角に黄色のTaxiが入る姿が見えましたのでダッシュして捕まえました。どうやら裏站のTaxi乗り場の方は近距離利用者が多くTaxi運転手からは不評だったようです。

▲ 運転手への行先説明は大津の86さんが頑張ってやっていただけましたが、作業に入ったシュガートレインを見つけるのは迷走を重ねました。
広いサトウキビ畑が続いています。

9:00 9号積込所に到着、作業員に今シュガートレインはどこにいるのかお聞きしますが、先に行っているような様子です。

12_虎尾製糖路線図
▲ 地図の赤線が前回(2014年1月11日)に訪問した時にGPSを使って確認したシュガートレインの走行路線です。

8:52 最初に9号集積場へ参りましたがトラクターを使ってトラックからのサトウキビ乗せ換えを行なってはいますが牽引する機関車は見えずです。13号集積場方面へ向かったようですが作業員はどこへ行ったのかご存じありません。

▲ 9:16 次の集積場ではトロッコ2両分のサトウキビを積んだダンプトラックが乗せ換えをやりだしていました。

▲ 9:32 13号積込所から50両のサトウキビを満載したトロッコ牽引のシュガートレインがやってきました。いつものように30km/hの高速走行です。

撮影後は急いでTaxiに乗って追っかけです。

▲ 9:46 9号積込所で追いつきました。踏切になった交差点には係員が赤旗を振って安全確認をされている光景は10年前と変わってはおりません。
▲ 10:10 虎尾市内に向かい再び追いつきました。以前は舗装された側道はなく未舗装の道路併用軌道でしたが整備されています。

その後は製糖工場前の踏切へ参り次の運行をお聞きしますと集積場へ向う列車があるとのことで再度9番集積場へと引き返します。
▲ 11:05 9番集積場に戻りますと丁度シュガートレインが到着する寸前でした。到着後は機関車を切り離して待避線に止まっていたトロッコを編成に牽引して連結して10番集積場に向けて発車しました。

▲ 11:34 10番集積場に参りますと工場へと向かうシュガートレインがやってきました。今度はこれの追っかけです。
外温は20℃に上がってきました。これでようやく台湾らしい1月です。

▲ 12:00 道路と並走する直線区間を高速で突っ走ってきます。
▲ 12:19 新幹線と交差する場所に来ましたが具合よく両方が会うことは稀です。
▲ 12:42 そろそろ予定時刻が近付いてきましたので引き上げようと高鐵雲林駅に向かいましたら途中での交差点で直角方向に黄色い姿が見えました。これはラッキーと引き返してくるのを待ちました。

③ 高鐵雲林 13:41(高鐵825次)⇒13:54 高鐵嘉義

▲ 14:18 高鐵嘉義站からトロッコに乗って蒜頭糖廠蔗埕文化園区に到着。
確か一度大津の86さんと見学に来たことがあり2度目の訪問です。今日は公園内の見学ではなく新しく開業した製糖工場から高鐵嘉義站までのトロッコに乗車するのが目的です。

▲ 前回来た時はガラガラでしたが今日は休日とあって家族連れが多くみられました。広い公園になっていますので十分楽しめます。

④ 高鐵嘉義15:19(高鐵 1318次)⇒15:40高鐵彰化

再び高鐵嘉義站に戻って新幹線で高鐵彰化へと移動、下車後は台鉄二水站近くの撮影地までTaxiで向かい、陸橋上からの撮影です。
▲ 16:31 最初に来たのはPP自強号です。日曜運転の125次かな、遅延しています。
▲ 17:09 時刻表では16:42二水発ですが随分遅れてきました莒光 554次です。
これで今日の撮影は切りあげです。二水站までの徒歩が辛かった。
▲ 17:35 約30分を歩き二水站到着です。

⑤ 二水17:45{区間快 1038次}⇒18:15 彰化 18:24{区間車)⇒18:48 台中

区間車を乗り継いで台中へと移動です。今日の今日の宿は皆さんと同宿の双星大飯店です。到着後直ぐにフロントから前回行き、食べたかった小籠包の名店「沁園春」Shenyuanchun)へ予約電話を入れてもらいましたが今日は予約で満席との返答でした。ガッカリしましたがフロントマンから同じ経営の店が「ららぽーと台中」にもあります。こちらは予約できないお店ですので行って見られたらとアドバイスをいただきました。
▲ ホテルから歩いても約10分程度で着きましたが100店舗近くの有名老舗が出店しています。勿論「沁園春」もあり満席でしたが直ぐに窓際の席が用意されました。日本からの店も多くよく集めたと感心しました。これで台湾に来ても日本食欲しさが出ても大丈夫です。台中で泊まる楽しみが出来ました。  Part 7 へ続く

癒しの島 台湾鉄道2024年厳冬の旅 Part6 虎尾糖業鉄道 」への2件のフィードバック

  1. ぶんしゅう様
    台湾ではお世話になりありがとうございました。私にとって4年ぶりの台湾と6年ぶりの虎尾で楽しませてもらいました。今回虎尾ではタクシーのチャーターが心配でしたが、幸運にも2台捕まえることができました。当初我々の目的をよく理解していなかった運転手も、走るうちに面白くなってきたのか、列車を追いかけるのに線路沿いの悪路も走ってくれました。観光列車ではなくサトウキビ畑や町中をこのような列車が走るのを見ると、40年くらいタイムスリップしたような気がします。廃止されると言われながら運行を続けるさとうきび列車、また訪れたいものです。

    • 大津の86様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。また台湾では大変お世話になりましてありがとうございました。
      私も虎雄は久しぶりの訪問でした。とっくに廃止されたのではと思っていましたがまだ現存しているとは意外でした。この分ではまだしばらくは走りますね。ただ軌道の補修はできていないでしょうからあのような高速で50両ものトロッコを牽引するとなると脱線が心配ですね。

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