第2日目 9月25日その2
中央駅前 10:18(トラム)→10:45 博物館Schwanheim Reinlandstrasse
こじんまりした博物館と聞いてきましたがそのとおりでした。入館して早々に自動券販機の洗礼に会いましたが、すぐに係員が寄り添ってきて丁寧に取り扱い方法を教えていただきました。
入場券は3€(ユーロ)ですので、日本円で約300円ほど、リーナズブルです。
▲ 全盛期は36系統があったそうです。右は入館受付台です。
▲ 入館時に受け取ったパンフレットです。展示車両を館内から出したり、館内でパーティを企画したりとイベントもあるようです。ただ、開館日は日・祭日の10時~17時です。今回はうまくタイミングが合いましたが、訪問するには日程調整が必要です。
【路面電車の歴史】
開業は、1872年。当初は馬車鉄道でした。1884年に初の電車が登場、1900年には蒸気機関車が走行しました。
▲ 最初に走った馬車鉄道の167号車。1872年、Herbrandt社製造。展示されていた1890年当時当時の写真では、結構力走しているようにも見えます。
▲ 入館してすぐの左手にありました1884年にSiemens & Halske製造の№8と、Herbrandt/Köln製造の№13。
いずれも現存する世界最古の路面電車で、№13はトレーラーです。車内はクロスシート。ゲージ幅;1000mm、架線電圧;DC300V、最高速度18km/h、1906年まで使用されていました。
▲ 入館して右手には1900年にHagans/Erfurt製造の蒸気機関車№438と、1908年、Werdau製造の路面電車№15が並んでいました。
№438は、車軸配置;0-4-0のB型、ゲージ幅1435mm、最高速度25km/h、パネル写真から見ると貨物列車を牽引したようで、1962年まで使用されていました。
№15は、ゲージ幅1435mm、全長12m、架線電圧;DC550V、モーター;26kw×2、最高速度は40km/h、1949年まで使用されていました。
▲ 1907年、Gastell製造の№345。ゲージ幅1435mm、架線電圧:DC600V、モーター;26kw×2、最高速度45km/h、1957年までしようされていました。
▲ 他にも電動車やトレーラーが大切に保存されていました。変ったところでは除雪車№2329がありました。1902年に製造され、1930年に改造された車で1962年まで使用されていました。積雪が多いフランクフルトのようですが、今は除雪はどのように行っているのか興味がひかれました。
古いバスも展示されて、2階デッキにはフランクフルトの交通の歴史が写真入で詳しくパネル説明がありましたが、説明文は分かりません。館内でゆっくりとコーヒーを飲んだ後は、再び12号系統の路面電車に乗車して、市内観光としました。
Part5 へ続く
【参考HP】
フランクフルト交通局 http://www.vag-freiburg.de/
フランクフルト交通博物館 http://www.verkehrsmuseum-frankfurt.de/
交通博物館フランクフルトアムマイン(独語) http://de.wikipedia.org/wiki/Verkehrsmuseum_Frankfurt_am_Main
フランクフルト交通博物館 http://www.hsf-ffm.de/verkehrsmuseum-frankfurt.html
フランクフルトの気候 http://www.timeanddate.com/weather/germany/frankfurt/ext