エリトリア鉄道訪問記最終編は、下書きをしたままほったらかしにして、また出かけてしまいました。ずぼらで申し訳ございません。このままでは、次の紀行記がスタートできませんので、勝手ながら再開させていただきます。
第10、11日目 10月3日、4日
① ミュンヘン13:25(ICE516)→17:06フランクフルト空港
② フランクフルト21:05(JL408)→翌日15:25成田16:50→18:15伊丹
③ 大阪空港 (モノレール)→南茨木(阪急)→長岡天神
今日は、昼過ぎにICEに乗車して、直接フランクフルト空港へと向かい、帰国の途につきます。そして、10月3日はドイツ再統一の記念日、またオクトーバーフェストの最終日でもあります。
朝食後、また路面電車に乗って市内遊覧に出ましたが、途中でビール樽を積んだ馬車が線路道を 横切りました。
往路で会場を訪れた時は、ミュンヘン駅から地下鉄で行きましたので、会場がどこにあったのか分かっていませんでした。近くにあるのなら、もう一度美味しいビールを飲んでみたい、家内もあの雰囲気を昼間に見たいと申しますので、降りて行って見ることにしました。
▲ オクトーバーフェスト会場に入る前に渡った跨線橋から見たミュンヘン中央駅。頻繁に発着していました。
▲ 最終日とあって、朝から会場になだれ込むように入場される伝統的な民族衣装で着飾った市民の皆さん。200年もの間、毎年続けられている光景です。昼間とあって、多くの家族連れで一杯でした。
▲ 帰路はミュンヘンから直接フランクフルト空港へのICEで向かいました。チケットは日本でインターネット購入しましたが、往路とは違って1等にしました。ドイツ鉄道では、乗車する曜日や時間によって運賃が異なります。往路の2等は二人で94€、この列車の2等は136€と高く、1等はわずか10€加算の146€でしたのでためらうことなく選びました。
▲ ICEの1等車は、1+2の座席配列。中国鉄路で乗りなれているCRH3は、2+2ですが、車幅は約30cm拡幅してあります。但し量産型はシートを「はやて」と同様に変更してありますので、種車のICEよりリクライニング角度も大きく、シートピッチもゆとりがありました。
ICEの1等車では、座席に座ったままで、食堂車への食事や飲み物のオーダーができます。昼食は乗車前に済ましましたので2.9€のコーヒーをオーダーしましたが、オリジナルコップで持ってきてくださりました。
▲ フランクフルト空港の鉄道駅には定刻着でしたが、降りる乗客も停車時間も少なく危うく降り損ねそうになりました。てっきり終点かと思い込みをしていました。
帰路のJAL便の機内食です。下が離陸後直ぐに出た夕食、家内と種類を分けて注文しました。旅行中にまともな食事をしていませんでしたので、ご馳走に思えました。 右上は、着陸前に出た朝食です。
こうして、 家内と新婚旅行以来32年ぶりの11泊12日の旅は終わりました。エリトリア鉄道撮影はツアー前半の参加でしたので満足感は100%とはいきませんでしたが、ミュンヘンのビール祭りを見ることができましたので、まずまずだったと思います。家内の方もアフリカの難民生活を見たりと、中々直接に見ることができないものに接せられたので貴重な経験になったと喜んでおりました。子育ても終わりましたので、これからも仲良く行きたいと思っておりますが、家内はまだ働いておりますので次回はいつになるやら分かりません。仕方がありませんので、しばらくはいつもの一人旅を続けることにいたします。 エリトリア鉄道 2011年総集編 へ続く