2013年 記録的大雪のリンゴの町への旅 Part2 津軽鉄道

第2日目 2月28日

① ホテル6:00(Taxi)→弘前6:34(JR)→7:19五所川原
② 津軽五所川原8:10(津軽鉄道3)→8:54大沢内(徒歩)→津軽中里
③ 津軽中里12:50(153)→13:00川倉(徒歩)→芦野公園15:34(156)→
④ 芦野公園15:34(156)→16:06津軽五所川原16:11(JR)→17:01弘前

13今日は5時過ぎに起床。支度を整えてホテルが宿泊者のためにチャーターしている無料TaxiでJR弘前駅へと向かいました。このホテルは、駅から歩くと坂道もあって約30分近くはかかりますのでこのサービスは、宿泊者にはとても便利ですね。

弘前駅では、今回も津軽フリーパスを購入しました。JRの他に津軽鉄道(金木まで)、弘南鉄道全線バスにも使えてとても便利です。雪飛ばしツアーの皆さんと合流するまでの間の2日間は、これで乗り鉄、撮り鉄に使います。
02_弘前ホーム

▲ 弘前駅のホームです。ラッセルされているのは、浪岡駅同様に乗降する場所のみがやっとのようで、後のスペースは雪山です。

04_五所川原駅▲ 7:19、弘前から45分で五能線五所川原に到着。ここで殆どの乗客は降りられました。3両編成のDCは分割されて、1両はそのまま五能線鰺ヶ沢へ、2両は折り返して弘前に戻ります。ここで津軽鉄道に乗り換えます。
03_津軽鉄道本社▲ ちょっとレトロな津軽鉄道の本社は、JR側駅舎の横にあります。駅前の道路は雪が溶けて水たまりになって水鏡が見えました。

04_▲ JR側には津軽鉄道の専用改札口も設置されています。跨線橋は一緒で奥を下りると津軽鉄道のホームです。屋根のない場所には雪がたっぷりとありました。
04_DSC_941707_ストーブ列車内▲ ホームに停車中のストーブ列車。暖房は2台の石炭ストーブです。温かい車内で1杯やるのはいいでしょうね。
08_津軽鉄道_五所川原発車前08_津軽鉄道_五所川原発車前2▲ 8:05、ぼちぼち発車前です。朝の列車ですが、アテンダントさんも乗り込まれるようで詰所から向かわれました。

1両のDCには、通学の高校生たちで満員でした。こんな列車にアテンダントさんも乗り込まれたのが不思議でしたが、乗車後すぐに分かりました。

10_車内111_五農高前11_駅名版車内では、アテンダントさんたちの企画で「3年間乗ってくれてありがとう」が開催されました。
津軽鉄道沿線には、五農高校があります。この辺りの高校の卒業式は、3月1日に行われます。今日は2月28日、明日卒業式を迎える3年生にとっては、今日が普通登校の最終日なのです。
そこでアテンダントさんたちは、通学に3年間乗車された卒業生の皆さんに感謝の思いを込めてのお祝い企画を考えられたのです。車内には、お手製のくす玉や飾り付けが用意されていました。
アテンダントさんが記念写真を撮ろうとされておられましたが、どうもコンデジの調子が悪いようです。前回訪問時に顔なじみになったアテンダントさんから私の方に代わっての撮影をして欲しいとの依頼がありました。撮りましたのが上の写真です。
発車して間もなく、代表者によってくす玉が割られ、到着時にはDCの前で記念写真、発車間際にもう1カットを撮らせていただきました。掲載写真には、諸般の事情によりボカシを入れておりますが、卒業生皆さんの笑顔はとても素敵でした。アテンダントさんご苦労様でした。きっと卒業生の皆さんには、3年間の忘れえない思い出の1つになったと思います。
この記事は、津軽鉄道のアテンダントさんのプログにも掲載されていますのでご覧ください。
こちらをクリックしてください
http://ameblo.jp/tsugaruhantoat/day-20130228.html

今日は素晴らしい企画にお手伝いさせていただき、朝からとても良い気持ちにさせていただきました。私からもありがとうございました。本州最北端の私鉄、津軽鉄道は旅人に、また普段の利用者にも思い出に残る鉄道です。これからも頑張ってください。

12_車内13_金木駅113_金木駅28:31、五農高校生が降りてガランとなった列車は、太宰治生誕の地、金木に到着しました。昼間でしたらたくさんの観光客が乗降しているのですが、さすがこの時刻ではまだおられません。

大沢内

▲ 8:54、金木を発車した列車は、芦野公園川倉に停車して、最初の撮影地に近い大沢内に到着しました。
14_大沢内15_大沢内集落
大沢内駅周辺には集落があります。集落の皆さんは、あちこちで屋根に積もった雪降ろしや道路の雪のラッセルに励んでおられました。
ラッセルされた雪は、身長の2倍以上に積み上げられています。ご挨拶をしながら撮影ポイントに向かいました。

16_深郷田~大沢内▲ 9:41、今日の撮影地は昨日見た弘南鉄道の状況を考慮して、俯瞰できる場所を選択しました。ラッセルされた雪で横からの撮影は難しいと思ったからですが、積雪はそれほどではなかったですね。上は、深郷田からやってきた折り返しの列車です。
17_深郷田~大沢内▲ 10:05、俯瞰撮影は良かったのですが、列車を待つ間の強風は、地吹雪の里と言われるだけあって半端ではありません。雪煙の列車を撮りたかったのですが、昨日の好天で雪が湿ってしまって巻き上がりません。大沢内を発車してきたストーブ列車は、通常のDL牽引ではなくDC牽引でした。やはりDD352号機は復調できなかったようです。19_津軽中里~深郷田▲ しばらく列車は来ませんので津軽中里に向かって歩きました。国道の歩道はラッセルされた雪で埋まっていますので車道を歩きます。しかし、車が来るたびに道路端の雪の中に逃げなければなりません。徒歩での雪中行軍は、危険で辛いところです。
10:36、津軽中里を発車したストーブ列車を鉄橋で待ち受けました。

18_津軽中里~深郷田20_温度▲ 11:05、深郷田から津軽中里に向かう列車です。もう少し前方まで行きたかったのですが、道が雪で埋もれていました。雪中撮影は撮影場所が限定されますので、辛いところです。

今日の温度は、2℃。それほどではありませんが強風での体感温度はマイナス5℃ぐらいに感じます。

21_シジミラーメンこれで午前中の撮影は終了です。終着駅の津軽中里駅内の交流施設「駅ナカにぎわい空間」で名物のしじみラーメンを出前してもらって食することにしました。
館内で物産店を出しているおばちゃまは、10月に私が来たのをよく覚えておられ、出前を待っている間にこれが美味しいからと、田楽やら京都では味あえない甘納豆の甘くて白い赤飯、そして漬物をすすめてくださいます。アテンダントさんも入ってこられて、先ほどのお礼を申され、しばし楽しい語らいの時を持ちました。
▲ これが絶品のしじみラーメンです。出汁は十三湖で採れた濃厚なしじみスープ、麺は細めのちじれ麺。濃厚味よりあっさり味が好きになった老体にはピッタリです。これらを食べたくて津軽中里駅に来ました。皆様方もご賞味あれ!

22_川倉の雪原▲ 昼食の後は、アテンダントさんお奨めの地吹雪ツアーです。13時に川倉着。地吹雪の里として有名で体験ツアーまであります。しかし今日は風は強くとも、湿った雪では飛びません。時折陽がさす天候で、単に雪原を行くDCしか撮れません。▲上は65㎜、▼下は300㎜の世界です。
23_川倉の雪原_築堤26_川倉駅
▼ 川倉駅から芦野公園駅までは歩くことにしました。線路沿いに道はあっても一面真っ白で分かりません。除雪が一応できている道路に沿って進みました。
24_川倉のかっちょ

青森県 川倉駅
▲ 冬場の地吹雪に耐えられるように各家の周りには木の板塀が設置されています。豪雪柵を津軽弁で「かっちょ」と呼ぶんだそうです。貧しかったために材料は安く手に入る間伐材の板になりました。同じく冬場に暴風雪が吹く、出雲や富山の砺波地方の散居村では家の周りに黒松を植えて対策しています。独特の風景を作り出していることで有名ですが、「かっちょ」板囲いは、まるで砦のようでもあります。電線も架線のようなつなぎ対策してあるのは初めて見ました。
25_芦野公園駅0225_芦野公園駅01▲ 1930年(昭和5年)10月4日に開業した芦野公園駅の洋風木造駅舎です。
現在は無人駅となり、「喫茶駅舎」が入居しています。
26_芦野公園駅04強風下の雪中行軍で古傷の腰痛を再発しました。これ以上の無理は禁物です。夕刻の撮影も期待できますので、ゆっくりと休んで様子を見ることにしました。
駅ホームは無人駅だけあって殆どラッセルはされていません。ホームの線路側も歩けるギリギリの50㎝程度までの除雪でした。
5月5日前後には、弘前城の桜満開から1週間遅れての満開になるそうです。1度来てみたいですね。

25_芦野公園駅0028_帰路27_津軽五所川原駅29_五所川原駅
▲ 腰の回復を待ちましたが一向に良くならず、温かくなっているのか雨空で小雨も降り出してきました。
雪原に沈む夕日と列車とのツーショットを撮りたかったのですが、諦めて弘前のホテルで温か温泉で療養することにしました。

津軽五所川原駅の待合室には発車時刻までを待つお客さんが結構おられました。

16:10、JR五所川原駅のホームでは弘前方面に帰る通学生や一般の方も多く見かけました。殆どは川部で降りられ乗客は入れ替わりました。

30_車窓▲ 夕日が沈むころには雨もあがり雲間から夕日が見え出していました。身体さえ正常なら粘りたかったですね。
31_天気予報▲ ホテルに帰ってから、ゆっくりと温泉につかって腰を温めました。まだ撮影は始まったばかりで本番は明後日です。TVで明日の天気を見ましたが、もっと温かくなって夕刻近くからは雨模様です。さらに最悪なのは、皆さんが来られての撮影本番日の天候は、一転しての吹雪で外出は要注意との予報です。大丈夫かなと思いつつ、就寝となりました。 Part3へ続く

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