保存蒸機とその現役時代(32)

万能機で正面がミニD51に見えるC58 2台

C5849  1938年 川崎 製番2030 新製後仙台から戦後正明市を経て、1955年から長く三次に所属。70年10月に敦賀第一に転属し、71年8月に廃車となっている。

2013.1.10 静岡県掛川市中央公園 掛川駅から徒歩15分くらい西に向かった場所で屋根付きであるが保存状態は悪く、行ってがっかりした。▼
s-13.1.10掛川中央公園その1C5849
s-13.1.10掛川中央公園C5849その2 s-640403広島C5849 1964.4.3 広島運転所 芸備線用C5849[三次]  当時広島運転所、広島機関区は大型蒸機C62、C59、D52がたむろし、C58、C50、C11、D51はついでに撮る対象であった。このため、これらのついでの機関車はフィルムを惜しんでハーフサイズで撮ったものが多く、今思うと失敗である。 ▲

 

C58217  1940年 川崎 製番2260

2013.8.22  千葉県旭市中央公園   C58217は新製後その殆んどを千葉鉄道管理局管内で過ごし、馴染みのある総武本線旭駅から徒歩5分の場所で保存されている。 トップライト天井付きで周囲はがっしりと網で囲われ、仕方なくコンデジで撮影した。▼s-13.8.22旭C58217 余談であるが、保存場所の隣には西宮神社があり、その少名毘古太神(すくなひこたいじん)の碑には西宮太神社は成田村が街道沿いの商業街として発展してきた応永二(1395)年摂津国(兵庫県)西宮より商業・漁業の守護神として事代主命(ことしろぬしのみこと)(恵比寿)を勧請したことに始まると伝えられている。当地には醤油発祥の地紀州から移住した者が多く、弘化三(1846)年の石碑は醤油業者が商売繁盛を願って建立したものと考えられている。写真はC58の保存場所から西宮神社方向を見たもので神社の向こうには総武本線が走っている。▼s-13.8.22西宮神社1969.8.17 総武本線佐倉 C58217[佐倉]牽引325列車千葉発銚子行き到着▼s-69.8.17佐倉C582172014.7.24 同一場所 857F久里浜発成田空港行きクハE217-36           マンションが建ち、真ん中の線路は撤去されている。▼s-14.7.24佐倉11969.8.17 上記325列車で右には当駅よりバトンタッチするC5771[佐倉]が待機中。 機関区のあるような駅ではこのような機関車のバトンタッチはよく見られた風景である。▼s-69.8.17佐倉C58217・C5771 (2)2014.7.24 同一場所 上記857F成田空港行き  昔ののどかな駅と比べ現在の駅は大きな建物のため圧迫感がある。▼ s-14.7.24佐倉2

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