▲ 伊予電には大手町と古町に鉄道線と市内線との平面交差(ダイヤモンドクロッシング)がありますが古町はⅩ型です。1965(昭和40)年に帝國車輛で製造された76号車が渡ります。
第4日目 12月7日 その2
③ 古町9:57⇒10:35横河原
9:57 古町から伊予電の自社新製車610系に乗車して横河原線の終点、横河原へと向かいます。
▲ 9:17 久米で3000系と交換です。クハ3306+モハ3106+クハ3506
▲ 松山市駅からは真っ直ぐな路線です。
9:25 梅本ではクハ727+モハ717+クハ767と交換、3000系の運用が多いようですが。時折700系も走っています。
▼ 9:35 横河原に到着しましたが、唖然としました。駅舎が消えています。
▲ 2009年9月に訪問した時の横河原駅舎です。1899(明治32)年に開業した当時に建造されたノスタルジックな木造駅舎でしたが消えています。貴重な鉄道遺産でした。なぜに取り壊してしまったのか残念です。
今日はこの駅舎を見るのも、もう1つの目的でした。
がっくりと肩を落として折返し電車で戻ります。
④ 横河原9:44⇒10:17大手町
▲ 路線の殆どは家々が立ち並ぶ光景ですが、横河原付近は畑も見られます。
▲ 松山市駅までの帰路です。交換した電車は3000系が圧倒的です。
上;クハ3310+モハ3110+クハ3510、下;クハ3306+モハ73106+クハ73506
▼ 10:20 高浜線と市内線が平面交差(ダイヤモンドクロッシング)する大手町に参りました。
▲ 大手町から見たJRの松山駅です。松山駅は高架化が計画されています。注目すべきはその際に市内線を高架下を通り、そのまま700m先の国道196号(松山環状線)まで延伸される予定という事です。将来的には松山空港までの延伸計画があるそうです。将来の都市づくりには路面電車の見直し活用が必要と計画が進められています。
▲ 松山市公式HP、路面電車計画からの転載 ニュースソースはこちらです。
▲ 大手町では鉄道線と市内線が平面交差(ダイヤモンドクロッシング)します。両方の電車が撮れるシーンが欲しかったのですが、自動車と被ったりで上手くいきません。粘りが必要なようです。
▼ JR松山駅前まで撮り歩きながら向かいました。停車している69号はオレンジ色塗装です。どうやら1形式に1両が新塗装になっているようです。
▲ 10:40 路面電車は、JR松山駅前からは単線で上一万へと向かいます。軌道内は直進する車の走行は禁じられていますので渋滞に巻き込まれることなく路面電車は走れます。
⑤ JR松山駅前10:53⇒10:57古町
朝の古町駅は斜光が当たり撮影は難しいものがありました。再び戻って、市内線と鉄道線がⅩ型に平面クロスするシーンに挑みます。 ▲ 11:01 古町で交換した59号車が鉄道線を渡ります。
▲ 11:06 次はJR松山駅前で交換してきた52号車、ビルと民家の間から出てきました。そして、道路と交差する踏切と鉄道線を渡り、右側の古町駅舎側ホームへと入っていきます。こんな具合で単線ですが上下電車が8:00~22:00では各1時間に10分ヘッドで頻繁に運行されています。
▲ 11:03 前後しますが、市内線が渡っている間に高浜線の電車が行きかいます。こちらは7:00~20:00に1時間に上下各15分ヘッドの運行です。クハ760+モハ710+モハ720も新塗装です。 Part5へ続く