広島地区に久方ぶりの新型車227系が投入されて、すっかり定着してきた感があります。中国新聞読者投稿欄にこんな一文がありました。
私は広島市域から離れた場所に住んでいますので、ときどき広島に出かけるのに227系に当たるとラッキーと思い、115系が来るとガッカリという思いしかありませんでした。227系はMC+M+MCの3両編成かMC+M+M+MCの4両編成が基本だったと思います。一方115系はTC+M+M+TCの4両が基本ですから、改造車のクモハMC+M+TCの異端編成でない限り殆ど4両でした。なので227系投入でサービス低下を招いているのかもしれません。通勤時間帯の広島市域の実態を体験していませんが、この投稿者の言われる通りだろうと思います。
時刻表を見ていて奇異に感じることもあります。以前に比べて「土曜・休日運転」と「土曜・休日運休」がやたらと増えている点です。私の感覚では「土曜・休日運休」すなわち平日運転ダイヤの方が乗降時間がかかるので所要時間がかかり、「土曜・休日運転」の方が所要時分が短いように思うのですが、実態はその逆なのです。「土曜・休日運転」ダイヤが無理をしないダイヤで、それを「サービス向上」の名のもとに平日は時分短縮した無理な設定としているため、遅れが慢性化しているのではないかと勘ぐってしまいます。ダイヤ論に詳しい1900生様 いかがでしょうか?
西村雅幸様
大変失礼致しました。
聡本家青信号特派員様へのコメントが、間違って貴殿の項に入ってしまったようです。
本当に申し訳ありません。ご容赦下さい。
河 昭一郎様
いつもデジ青をご覧頂きありがとうございます。近ごろではこのスタイルのホームページは時代遅れ感が無いわけではありませんが、「いいね」で済ませるのではなく 感じたこと、言いたかったことを長文で書き込めて、そこからまた話が拡がってゆくところに デジ青の良さがあると思っています。これからもどうぞお気軽にコメントをお寄せ下さい。
正にご紹介された投稿者の仰るとおりだと思いますね。JRが未だ本気で旅客サービスを重視していない証左だと思います。尤も新型車に置き換えるから少々の不便は我慢しろ、というのはJR各社特に評判の良くないE・Cなどと共通した旅客無視の現象といえます。
かつて奥羽本線のED75牽引50系客車によるローカルを、悪評高い701系ECに置き換えたなどはその典型のケースでした。それまでまがりなりにもBOXクロス主体の車両で5両編成程度の通勤・通学列車を701系新型電車に置き換えたまではよかったのですが、殆どの列車で1~2両減車してしまったことがありました。それを秋田地区などでは「新型シティー電車」と謳ってBOX→ロングシート化と両数減をカムフラージュしたのです。純情な地方の旅客を聞こえの良いシティーという言葉でカムフラージュするなどは、都市型だと言えば喜ぶだろうとか、どうせ儲からない定期客だから両数を減らそうという魂胆が見え見えだといわれても仕方ないでしょうね。
ラッシュ時の両数が減った結果乗降に手間取り、遅れが常態化するなどは輸送機関の風上にも置けない仕業だと言わざるを得ません。
いみじくも投稿者の最後の言葉、新型3両より古くても4両が良い、という言葉をJRはどう受け止めるのでしょうかねえ。
こういうことをしながら一方で何が瑞風やねんと言いたくもなりますね。
1900生様
いつもコメントをありがとうございます。貴殿のコメントをそっくりこの投稿者にお伝えしたいぐらいです。奥羽線の話は全く知りませんでした。シティー電車という表現は当地でも使われています。またの機会に紹介したいと思います。