① 10月2日 長岡京21:30(中国道)→22:50加西SA (約100キロ)
② 10月3日 加西SA 6:00(中国道・播但連絡道)→6:40生野駅 (約31キロ)
③ 「道の駅あさご」 12:20(播但道・中国道)→14:20「片上鉄道柵原ふれあい鉱山公園」 (約120キロ)
④ 「片上鉄道柵原ふれあい鉱山公園」 16:20(山陽道)→18:30倉敷SH (約100キロ)
キハ181系「特急はまかぜ号」と彼岸花とのツーショットも撮れたので、今日の目的は達成と納得して、雨の高速を「片上鉄道柵原ふれあい鉱山公園」へと向かいました。
恥ずかしながら片上鉄道は、和気駅で車両を見るのみで、営業中に乗ったこともなければ、撮ってもいません。総本家さんは、何回か来たと話してくれましたので、目的地は熟知していると思っていましたが、やはり約40年前の記憶は沿線風景も変わっていて、確認できず近くに来ても迷走です。仕方ありません。いつものように嗅覚と勘を頼りに辿り付きました。
▲ 入場料は、200円。これで何回もDC乗車できます。保存費用もかかりますので、安すぎます。500円以上は取っても良いのではと思いました。
片上鉄道を保存する「片上鉄道柵原ふれあい鉱山公園」の入口の吉ケ原駅舎。
2面3線と約300mの路線が残されています。
1両のDC、3両の客車、3両のDCが保存されています。
駅から300mが乗車路線です。この間を2往復します。こんな光景だと、現役に思えます。
併設されている柵原鉱山資料館には、片上鉄道の歴史が展示されています。硫化鉄の巨大鉱床があって、探鉱は地下1000mにも延伸されて東洋一の規模を誇ったそうです。日本の高度経済成長期を支えた鉱山でしたが、外国からの安い硫化鉄が入るようになってから、急速に廃鉱に向かいました。輸送を受けていた片上鉄道も役目を終えて廃線へと追いこまれました。
片上鉄道が、こんな重要な役目を持っていたとは知りませんでした。
約300mの走行路線が確保されています。わずかな区間ですが、それなりに乗車間はあります。今日は、定期運行後に、DD13が充電のため入換走行をしていました。
ここへ何回も来る「通」のファンは、最終運行の15:00頃に来るそうです。車両の入換があったりするそうです。この日もDD13号機がバッテリーあがりで走行できずで、次回のために、充電後に自走して満充電せざるをえなかったようです。
ディーゼル車は、始動時に大量の電気を必要とします。ディーゼル自動車と同様に1ケ月1回の自走では、停車中の間の放電もあって、バッテリーあがりは避けられない問題です。保存会の皆様はさぞかし大変だろうと思います。
16:20、山間の保存鉄道を後に廃線後を辿りながら、キハ20の待つ水島へと向かいました。 Part3 へ続く