「山の上から見下ろすと」続報

26603にて三原の試運転線をご紹介しましたが、今朝の新聞で この試運転線の拡張計画が報じられましたので掲載します。運用開始は2014年度となっていますので 少し先になりますが完成が楽しみです。と言うのも 下の見取り図の左側はテニスコートや陸上競技場など市民にも公開されているエリアに敷設されることになるので、線路際までアプローチできるのではと思うからです。既存の試運転線には勾配区間がないので あるいは公共エリアを高架にすることで勾配区間を設けるかもしれません。いずれにせよユニークな施設になることを期待します。工事の状況を また山の上から逐次ご報告することに致します。

12月14日 中国新聞朝刊

山の上から見下ろすと

 我が街には瀬戸内海国立公園の一部にも指定されている筆影山(ふでかげ山)があります。標高311mと麓から山頂まで歩くにはちょうど良い山で、野鳥も多くよく歩きに行きます。山頂からは瀬戸内海の多島美が楽しめますが、途中の登山道から見下ろすと M重工の和田沖工場が足元に広がります。広い構内には各種試運転線があって、広電の連接車やゴムタイヤ式新交通の走行試験を見ることができます。平成18年3月に廃車になった広電550型555号が何故か試運転線上に留置されています。広電旧型車の置き換え用に新製されたと思われる3連接車?も見えます。また草むらには関東から来たと思われる電車の車体も置かれていますが、何鉄道の何型なのか私には判りません。どなたかご存知の方はご教授を。

広電555号。廃車から6年を経て かなり色あせている。

 

 広電旧型車の置き換え用新車?

手前は湘南モノレール401号。奥の電車は何者?

浜大津イベントを振り返って

土曜、日曜だけの4日間開催でしたが、有料入場者数400余人ということで無事終了致しました。丁度1年前の江若3駅のジオラマ展示に続く第2弾として、実質11ケ月間で製作しましたが、この間多くの皆様から物心両面にわたるご支援があったればこそ実現できたと改めて感謝しています。本当にありがとうございました。
 併設された滋賀鉄道模型愛好会レイアウトへの来場者も含めてのアンケートですが、回収した126人分のアンケートを整理してみました。
1.来客の住所
   ・大津市内    61人(49%)
   ・滋賀県内    32人(26%)
   ・滋賀県外    32人(26%) 東京、千葉、埼玉、京阪神、奈良
2.年齢
   ・10歳未満     6人  滋賀模型愛好会への来客?
   ・10歳代      5人
   ・20歳代      4人
   ・30歳代     21人
   ・40歳代     22人
   ・50歳代     34人
   ・60歳代     19人
   ・70歳代     11人
   ・80歳以上     4人
3.イベントの情報源
   ・新聞記事          35人(27、28日に5紙に掲載),効果大
   ・ポスター、チラシ、広報  32人
   ・インターネット        24人
   ・その他 友人など口コミ  23人
   ・通りがかりに立ち寄った   9人
4.昨年のイベントに
   ・来た      20人(17%)
   ・来ていない  98人(83%) リピーターは少ない
5.このジオラマを今後どうすれば良いかと意見を聞いたところ
   22人の方が「永久保存」「常設」希望と書いて頂いていました。

 アンケート集約結果は以上ですが、40年前の記憶がない30代、40代の方が熱心にご覧頂いたこと、介護福祉士の青年が 会場に来たくても来られない老人のために是非写真を撮って帰って 施設で見せてあげたいと申し出られたことが強く印象に残りました。更には 昨今 はるか昔の写真やジオラマを見せることで認知症の改善を図る療法があることを知ったこと、あるいは模型で再現した喫茶店や飲み屋さんが現在も盛業中で、それぞれのお店で杯を傾けられたのも思い出に残る出来事でした。
 以上簡単ではありますが、ご報告と御礼とさせて頂きます。

急ぐ時は 在来線に乗ろう

連日掲示板を占領してスミマセン。私の暮らす広島県三原市は山陽新幹線が停車する街なので、それなりの街だろうと思われるでしょうが、こと新幹線に関しては僻地並みの街です。JR西日本に知り合いがいないので、この掲示板に愚痴をこぼすことにします。時々、京都、大津に出かけるときに新幹線を利用するのですが、いつも腹立たしい気分で乗り降りします。九州新幹線開業や当地の乗降客減少もあって、度重なるダイヤ改正ごとに不便さが増しているように思えてなりません。上り下りすべての時間帯とは言いませんが、基本的に1時間に1本しか停まらないのです。例えば下りで例をとると、関西方面から三原に帰るときには岡山か福山で必ずこだまに乗り換えねばなりません。マアこれはよしとしましょう。この乗り換えが問題です。要は1時間に1本しかないので、中途半端な列車に乗ると随分待たねばなりません。大阪からさくら563号で16:31に福山に着くとすると17:22発のこだま749号まで51分待ちです。それではたまらないのでもう1本あとのさくら565号にすると17:03福山着で19分待ちでこだま749号に接続です。こだまは殆どが8両と長くなりましたが、1両に数名という感じです。これで目と鼻の先の三原にさっと着けば良いのですが、17:22に福山を出てノロノロと進み17:31新尾道着、「お急ぎのところ恐縮ですが、17:42の発車まで11分停車します」ということで、少なくとも2本の通過列車を待ち、やおら出発してまたノロノロと備後トンネルを抜けて17:49に三原着となります。営業キロ30.7Kmに27分かかります。表定速度68Kmです。もともとのさくら563号で16:31に福山に着き、山陽本線の465Mに乗り換えれば17:09には三原に着きます。まさに「急がば回れ」の世界です。のぞみの増発で長距離客は速くて便利になる一方でこういうことも起きているわけです。それではと他の交通機関にしようと思っても新幹線に乗るしかないので、苦々しい思いでキップを買います。隣接駅間は特定特急料金ということで福山-三原間だけ乗ると830円となっていますが、特急料金を返してくれと言いたくなります。競合路線の多い関西の私鉄ではかつて優等列車のあいだをすり抜けて走る高加速高減速のスーパーカーやラビットカーなどが次々登場し、サービス低下を抑えようとしのぎを削ったものでした。空気を運んでいるようなこだまに代わって、ロングシートの両開き車でもいいのでMc2両の高加減速ワンマン車を開発しようというようなアイデアは出てこないのでしょうか。15分程度なら座れなくてもいいのです。あるいは山陽本線に急行電車を復活させてくれた方が利用客が増えると思います。最近もうひとつ腹の立つことがありました。三原から確か新神戸以東に行く際に新幹線を往復利用すると三原駅駐車場が72H無料になるサービスがありました。田舎のこととて、駅に向かうにはマイカーか何千円かを払ってタクシーを呼ぶのです。関西に行くときにはこの72H無料(確か3000円分)は有難かったのですが、このサービスがなくなり 新横浜、東京往復のみになってしまったのです。まさに航空機との競争だけを考えて、どうせ他に手段のない関西行きの客は逃げないだろうという匂いがプンプンして気分が悪い昨今です。準特急さま、美しい日本はどこに行ってしまったのでしょう。うら若き女性車掌さんやみどりの窓口の女性に愚痴を言っても始まらないので、掲示板を利用させて頂きました。悪しからず。

井笠バス 続々報

当地備後地方では井笠鉄道バスの突然の廃止が大問題になり、連日新聞、テレビで採り上げられています。廃止系統、廃止停留所、減便などをめぐり、丁度投票を控えた岡山知事選の争点にまで波紋がひろがっています。井笠のあとの運行継続を急に要請された中国バスさんも辛いことと思います。ところでこの中国バスは尾道鉄道の流れをくむバス会社です。まだ鞆鉄道バスも健在ですので、井笠、鞆、尾道と鉄分が残っている備後地域です。マア 一地方のバス路線のことなどには興味のない方も多いかと思いますので、このシリーズもこれで終わりにしますが、どういう展開になってゆくのかを見守ってゆくことにします。

中国新聞 福山エリア版

同日の中国新聞 井笠エリア版

京阪トロリーライン 揃い踏み

草津、大阪、青森とクローバー会の皆様は東奔西走の毎日で、次は11月11日のホームカミングデー、EVEと続くのですが その前に「浜大津 なつかしの写真展&鉄道模型走行会」がはさまります。スカイプラザ浜大津で10月27,28日、11月3,4日の土曜日曜のみの4日間です。浜大津ターミナルのジオラマはほぼ完成し、近日中に糸崎駅から浜大津貨物駅に向けてコンテナ8個で発送予定です。江若車両は昨年しっかり作りましたので今回の増備車はないのですが、京阪車両がないと格好がつかないため何両かを作りました。これにもまた大変なご支援を頂きました。ようやく京阪浜大津の役者が揃いましたので 写真にてご紹介致します。

左から20型、マキシマム台車の駆動にH君の腕をふるっていただきました。次は72号、びわこ、200型 これは昨年製作したものを動力化しただけです。右の2両は260型キットを350型に改造組立したものですが、またもH君に無理をお願いした秀作です。これ以外に4日間全部ではないにせよ 別の方から10型、20型、260型、ひょっとしたら80型も姿を見せてくれることになっています。そんなわけで クローバー会員はもとより、DRFC現役会員の皆様も是非京津線開業100周年の提灯行列に参加してください。

井笠バス 続報

昨日 突如事業終了が公表されたため 岡山県西部と広島県東部で困惑の声がひろがっている。今朝の中国新聞も1面トップで扱っている。路線廃止まであと2週間ほどだが、引き継ぎ先も決まっておらず、 通学や高齢者の足が突然なくなる事態になりそうだ。道路運送法では廃止届は半年前に提出すべきとなっているそうだが、違反すると100万円以下の罰金も 会社がなくなれば取り立てられないということで、何の歯止めにもなっていない。全国の殆どの路線バス事業者が赤字経営に苦しんでいるわけで、いつどこでこのような事態が起こっても不思議ではない。

井笠鉄道の名前が消える!

昭和46年に井笠鉄道は廃止され、バス事業が井笠鉄道の名前を引き継いで続けられてきたが、今日 今月末でバス事業を終了する旨の発表がなされた。すなわち今月末で井笠鉄道の名前は消えることになりそうだ。71系統のうち どの系統が中国バスなどに引き継がれ、どの系統が廃止されるのかなど詳しいことは不明だが、明治44年に走り始めた井笠鉄道の灯が消えるのは バスファンではない私にも寂しいニュースです。我が町にはまだ「鞆鉄道バス」が走っています。トモテツよ永遠なれ!

広電三昧

昨日KAWANAKA氏と600円の1日乗車券を手に、広島市内を歩き回りました。秋空の下 元気な広電の姿を堪能できた1日でした。

江波車庫を出庫する101号

広電本社に隣接する千田車庫に居並ぶ電車たちを撮りたいとダメモトで頼んでみたところ、「ピットにはおりないでくださいね」とだけ念押しされた他は 車庫内を自由に見学させてもらえました。

乙訓の大先輩殿 この台車の解説をお願いします

 唯一のガッカリはドルトムント市電改装のレストラン「トランヴェール・エクスプレス」で豪華なランチを予定していたのですが、何と定休日。楽しみは次回回しとなりました。

広電本社前にて

 宮島線以外の各線で京都市電1900型は大活躍です。15両が在籍し、9両が千田車庫、6両が江波車庫所属です。900型の製造初年が昭和30年ですから、還暦に近いわけですが、そんな歳には見えません。広電さんの手入れの良さに感謝です。

 

秋空の下広電がゆく。高いビルはドコモ広島大手町ビル。

京津線が100周年を迎えるのと同様、広電も100周年の節目です。10月20日から12月16日まで特別展も開かれます。広島方面へお越しの節は、是非お立ち寄り下さい。三原ではボランティアガイドも待機しています。

KAWANAKAさま。広島遠征お疲れさまでした。前座はこれぐらいにしておきますので、3日間の成果のご披露をお願い致します。

 

浜大津イベントのお知らせ

昨年同様、スカイプラザ浜大津にて土曜、日曜だけの計4日間ですが、浜大津ターミナルの復元ジオラマ展示と江若、京阪の模型運転を行います。最新版のチラシが主催者から届きましたので、添付します。今回も多くの会員諸氏のご協力のおかげで 準備も最終段階に入っています。場所は京阪浜大津駅の隣のビル6階で、開場は10:00~17:00です。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。なお11月3日には京阪のイベントが錦織車庫で開催され、毎年多くのファンや家族連れでにぎわうようです。

中国新聞 広電記事

9月28日中国新聞朝刊に載った広電値上げ関連の記事をご紹介します。路面電車のスピードに言及していますが、広島市内は道路も広く、軌道敷き内には自動車は入らず、交差点での右折車も電車優先のマナーが守られているので、広電は恵まれた部類に入るように思います。かつて京都市電がクルマで身動きがとれない状態に陥った あのような光景は今の広島にはありません。バスも同様ですが、「完全に停車するまで 席を立たないでください」というのが 高齢化してきた昨今では当たり前になり、停車時間が昔に比べれば長くなっているように思います。プリペイド式の料金支払いで早くなる反面、観光客など不慣れな人がもたつく光景もあり、また超低床車の普及で乗り降りが早くなる反面、ベビーカーの持ち込みでもたついたりと乗降時間短縮もそう簡単なことではないと思います。路面電車とはスピードを期待するものではなく、ゆったりした気分で乗る乗り物だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

9月28日 中国新聞

広電2題

中国新聞にはかなりの頻度で広電のニュースが掲載されます。それだけ地元に根づいた鉄道であることの証左かもしれません。ひとつは広島駅前をどうするかの話、もう一つは廃車になったドルトムント市電を改装したレストランが好調だという話です。

浜大津ターミナル ジオラマ完成間近か

       会員諸兄からの情報提供に始まり、模型材料現物提供、あるいは労力ご提供などなど様々な形でのご支援を頂き、ようやく完成の日が近づいてきました。来る10月27,28日と11月3,4日の土曜、日曜に 昨年と同じスカイプラザ浜大津にて展示、運転会があります。開催まであと1ケ月余となりました。今年は京阪京津線開業100周年でもあるので、京阪車両もそこそこ揃えないと恰好がつかず、残された時間のなかで京阪車両もできるだけ準備するつもりです。会員諸兄に浜大津でお会いするのを楽しみにしています。

広電(続々報)

今朝の中国新聞朝刊にまた広電の記事が載りましたので ご紹介します。5連接ではなく3連接の新車も計画中とのこと。横川や白島線から旧型車が淘汰されるのも遠くないことのようです。まずは大阪市電900型が危ない?

中国新聞 H24-9-11朝刊

広電値上げ(続報)

昨日広電の値上げと旧型車更新のニュースをお届けしたのですが、以心伝心 今朝の中国新聞が採り上げてくれました。中国新聞さんも「デジ青」をチェックしているようです?! 「信用乗車」という言葉は初耳でしたが 宮島線も含めて均一運賃とは。そして車掌を廃止するとのこと。あの長い連接車がワンマンになるわけですが、今でさえ車掌が戸閉めで随分気を使っているのに、ワンマンだと運転士に相当負担がかかるように思います。赤字経営が許されない企業経営のためには、人件費抑制は避けて通れないこととは言え、厳しいですね。広電さんがんばってくださいと言いたくなります。と言うのも、広電の運転士、車掌は全員が正社員ではなく派遣社員がかなりの比率を占めていたものを、同じ仕事で賃金に差があるのはおかしいという組合建議を容れて正社員化してきた背景も関係しているように思います。広島の都市交通のかなめであり、地元に貢献している広電さんに 乙訓先輩のコメントにあるように どの程度の公的支援があるのか不勉強ですが 更なる支援を望みたいものです。

広電 旧型車更新加速のため運賃値上げへ

8月23日に広島電鉄は16年ぶりの運賃値上げを来年中国運輸局に申請するとプレス発表した。値上げの理由は旧型車、老朽車の更新を加速させたいためとしている。現行運賃は市内一律150円(白島線は120円)だが、170円~180円に値上げしたいとのこと。路面電車では国内最大規模を誇る広電はグリーンムーバーなど超低床車両への置き換えや電停のバリアフリー化を進めているが、現行運賃では更新がままならないと説明している。以前は低床の市内線と高床の宮島線に分かれていたが、現在ではその区別は無く、もと京都市電1900型をはじめとする単車が65両、永久連結車と連接車70編成が活躍している。単車の大半が車令45年以上を経ているため2027年までに48編成を新造し、老朽更新を進めたいとしている。京都1900型は15両が元気に広島市内を走り回っているが、旧神戸市電の570型、1150型はそれぞれ1両になり、旧大阪市電の900型も9両に減っている。旧西鉄も然り。市民に好評の超低床連接車は1編成2~3億円かかり、また連結車ばかりになると広島駅前のターミナルも狭隘で、宇品終点のような連結車にふさわしい駅への大幅改装も必要なため値上げはやむなしということになろう。釣り掛けの旧型車に乗ったり、撮影できるのもあと数年になりそうである。路面電車好きの諸氏は是非広島へ足を向けて下さい。

こんなん出てきました

京阪3000の見学会のネガを探していたら、同じネガのなかに模型運転会のスナップがありました。これも日時、場所不明です。昭和47年4月から8月のあいだです。どこかのお寺を借りて運転会を行った記憶はあるのですが、どこだったのでしょう?「明治チョコレート」の工場と言えば茨木、高槻あたりにありますが、そんなところまでレイアウトを運んだのか・・・?だれか覚えておられませんか。

ふるさとへ帰る岡山電軌3010

岡電営��部ニュースと��国新聞記事

岡電営業部ニュースと中国新聞記事

6月25日の中国新聞に「岡山から栃木へ路面電車”帰郷”」という写真入り記事がありました。調べてみると 今年4月に岡電の100周年記念として「路面電車を無料で差し上げます!!」という表明をしていたことを知りました。対象車両はもと日光軌道線の3010号です。発表後には公開説明会もあり、2ケ月ほどで引き取り先が決まったようです。今年の秋にふるさとの「日光霧降高原チロリン村」に引き取られてゆくそうです。もともと10両あった3000型も 今では3005,3007,3010の3両になってしまっています。昨年9月に車庫をのぞいたときには、3両が仲よく休んでいました。

左は7501、右の7201のうしろに日光3両
左は7501、右の7201のうしろに日光3両

今回の対象車両は水色の通称「おしゃれ電車」と呼ばれている3010号ですが、日光に帰るのであれば どうせ静態保存でしょうから、そのうしろの日光色の3005号に変更すればよいのにと思いますが・・・。3010は代わりに私が引き取りましょうか・・・。トレーラーでの輸送実費は引き取り者の負担だそうですから たいしたことはない?

富山の京阪特急に寄せて

どですかでん様 やはり3000は黄色と赤がお似合いですネ。昨年秋に訪問したときの写真を見ながら、現在の地鉄の塗り分けの黄色と薄緑が同系統の色なので軽い感じがするのか、あるいは貫通扉両サイドの凹型塗り分けがモッサリ感を与えるのか なぜだろうと思案しています。 いずれにせよハトマークと赤黄がベストです。雪景色にもより映えると思います。今年の秋の浜大津イベントの際に再訪し、昨年行かなかった立山線に行ってみようかナ。

塩江温泉鉄道跡を訪ねて

湯口先輩の20981「長春の旧塩江温泉鉄道気動車」を拝見して、2009年の年末に塩江温泉鉄道跡で少し写真を撮っていたので、ご紹介します。徳島県側から山越えし 塩江を通ったときのスナップです。線路跡は「ガソリン道」と呼ばれているようですが、知らない人には何のことかわからないネーミングですネ。
ガソリンカーの漫画がよく描けている

ガソリンカーの漫画がよく描けている

塩江温泉駅跡に建つ食堂と香東川の橋台跡
塩江温泉駅跡に建つ食堂と香東川の橋台跡
香東川の橋脚と橋台跡
香東川の橋脚と橋台跡
道路として使われているトンネル
道路として使われているトンネル
手前は鉄道橋の橋脚、向こうに見えるのは沈降道路橋
手前は鉄道橋の橋脚、向こうに見えるのは沈降道路橋

以上のように 塩江温泉から香東川沿いに線路跡はよく残っていましたが、谷が開けて平野部に入ると高松空港もあって道路が整備され、琴電仏生山駅付近も殆ど痕跡が見れませんでした。昭和4年から昭和16年までの短い生涯の鉄道だったにしては、よく遺構が残っているほうだと思いました。撮影は平成21年12月29日ですから、今は少し変わっているかもしれません。