26603にて三原の試運転線をご紹介しましたが、今朝の新聞で この試運転線の拡張計画が報じられましたので掲載します。運用開始は2014年度となっていますので 少し先になりますが完成が楽しみです。と言うのも 下の見取り図の左側はテニスコートや陸上競技場など市民にも公開されているエリアに敷設されることになるので、線路際までアプローチできるのではと思うからです。既存の試運転線には勾配区間がないので あるいは公共エリアを高架にすることで勾配区間を設けるかもしれません。いずれにせよユニークな施設になることを期待します。工事の状況を また山の上から逐次ご報告することに致します。
投稿者「西村雅幸」のアーカイブ
山の上から見下ろすと
我が街には瀬戸内海国立公園の一部にも指定されている筆影山(ふでかげ山)があります。標高311mと麓から山頂まで歩くにはちょうど良い山で、野鳥も多くよく歩きに行きます。山頂からは瀬戸内海の多島美が楽しめますが、途中の登山道から見下ろすと M重工の和田沖工場が足元に広がります。広い構内には各種試運転線があって、広電の連接車やゴムタイヤ式新交通の走行試験を見ることができます。平成18年3月に廃車になった広電550型555号が何故か試運転線上に留置されています。広電旧型車の置き換え用に新製されたと思われる3連接車?も見えます。また草むらには関東から来たと思われる電車の車体も置かれていますが、何鉄道の何型なのか私には判りません。どなたかご存知の方はご教授を。
広電555号。廃車から6年を経て かなり色あせている。
広電旧型車の置き換え用新車?
手前は湘南モノレール401号。奥の電車は何者?
浜大津イベントを振り返って
土曜、日曜だけの4日間開催でしたが、有料入場者数400余人ということで無事終了致しました。丁度1年前の江若3駅のジオラマ展示に続く第2弾として、実質11ケ月間で製作しましたが、この間多くの皆様から物心両面にわたるご支援があったればこそ実現できたと改めて感謝しています。本当にありがとうございました。
併設された滋賀鉄道模型愛好会レイアウトへの来場者も含めてのアンケートですが、回収した126人分のアンケートを整理してみました。
1.来客の住所
・大津市内 61人(49%)
・滋賀県内 32人(26%)
・滋賀県外 32人(26%) 東京、千葉、埼玉、京阪神、奈良
2.年齢
・10歳未満 6人 滋賀模型愛好会への来客?
・10歳代 5人
・20歳代 4人
・30歳代 21人
・40歳代 22人
・50歳代 34人
・60歳代 19人
・70歳代 11人
・80歳以上 4人
3.イベントの情報源
・新聞記事 35人(27、28日に5紙に掲載),効果大
・ポスター、チラシ、広報 32人
・インターネット 24人
・その他 友人など口コミ 23人
・通りがかりに立ち寄った 9人
4.昨年のイベントに
・来た 20人(17%)
・来ていない 98人(83%) リピーターは少ない
5.このジオラマを今後どうすれば良いかと意見を聞いたところ
22人の方が「永久保存」「常設」希望と書いて頂いていました。
アンケート集約結果は以上ですが、40年前の記憶がない30代、40代の方が熱心にご覧頂いたこと、介護福祉士の青年が 会場に来たくても来られない老人のために是非写真を撮って帰って 施設で見せてあげたいと申し出られたことが強く印象に残りました。更には 昨今 はるか昔の写真やジオラマを見せることで認知症の改善を図る療法があることを知ったこと、あるいは模型で再現した喫茶店や飲み屋さんが現在も盛業中で、それぞれのお店で杯を傾けられたのも思い出に残る出来事でした。
以上簡単ではありますが、ご報告と御礼とさせて頂きます。
急ぐ時は 在来線に乗ろう
連日掲示板を占領してスミマセン。私の暮らす広島県三原市は山陽新幹線が停車する街なので、それなりの街だろうと思われるでしょうが、こと新幹線に関しては僻地並みの街です。JR西日本に知り合いがいないので、この掲示板に愚痴をこぼすことにします。時々、京都、大津に出かけるときに新幹線を利用するのですが、いつも腹立たしい気分で乗り降りします。九州新幹線開業や当地の乗降客減少もあって、度重なるダイヤ改正ごとに不便さが増しているように思えてなりません。上り下りすべての時間帯とは言いませんが、基本的に1時間に1本しか停まらないのです。例えば下りで例をとると、関西方面から三原に帰るときには岡山か福山で必ずこだまに乗り換えねばなりません。マアこれはよしとしましょう。この乗り換えが問題です。要は1時間に1本しかないので、中途半端な列車に乗ると随分待たねばなりません。大阪からさくら563号で16:31に福山に着くとすると17:22発のこだま749号まで51分待ちです。それではたまらないのでもう1本あとのさくら565号にすると17:03福山着で19分待ちでこだま749号に接続です。こだまは殆どが8両と長くなりましたが、1両に数名という感じです。これで目と鼻の先の三原にさっと着けば良いのですが、17:22に福山を出てノロノロと進み17:31新尾道着、「お急ぎのところ恐縮ですが、17:42の発車まで11分停車します」ということで、少なくとも2本の通過列車を待ち、やおら出発してまたノロノロと備後トンネルを抜けて17:49に三原着となります。営業キロ30.7Kmに27分かかります。表定速度68Kmです。もともとのさくら563号で16:31に福山に着き、山陽本線の465Mに乗り換えれば17:09には三原に着きます。まさに「急がば回れ」の世界です。のぞみの増発で長距離客は速くて便利になる一方でこういうことも起きているわけです。それではと他の交通機関にしようと思っても新幹線に乗るしかないので、苦々しい思いでキップを買います。隣接駅間は特定特急料金ということで福山-三原間だけ乗ると830円となっていますが、特急料金を返してくれと言いたくなります。競合路線の多い関西の私鉄ではかつて優等列車のあいだをすり抜けて走る高加速高減速のスーパーカーやラビットカーなどが次々登場し、サービス低下を抑えようとしのぎを削ったものでした。空気を運んでいるようなこだまに代わって、ロングシートの両開き車でもいいのでMc2両の高加減速ワンマン車を開発しようというようなアイデアは出てこないのでしょうか。15分程度なら座れなくてもいいのです。あるいは山陽本線に急行電車を復活させてくれた方が利用客が増えると思います。最近もうひとつ腹の立つことがありました。三原から確か新神戸以東に行く際に新幹線を往復利用すると三原駅駐車場が72H無料になるサービスがありました。田舎のこととて、駅に向かうにはマイカーか何千円かを払ってタクシーを呼ぶのです。関西に行くときにはこの72H無料(確か3000円分)は有難かったのですが、このサービスがなくなり 新横浜、東京往復のみになってしまったのです。まさに航空機との競争だけを考えて、どうせ他に手段のない関西行きの客は逃げないだろうという匂いがプンプンして気分が悪い昨今です。準特急さま、美しい日本はどこに行ってしまったのでしょう。うら若き女性車掌さんやみどりの窓口の女性に愚痴を言っても始まらないので、掲示板を利用させて頂きました。悪しからず。
井笠バス 続々報
当地備後地方では井笠鉄道バスの突然の廃止が大問題になり、連日新聞、テレビで採り上げられています。廃止系統、廃止停留所、減便などをめぐり、丁度投票を控えた岡山知事選の争点にまで波紋がひろがっています。井笠のあとの運行継続を急に要請された中国バスさんも辛いことと思います。ところでこの中国バスは尾道鉄道の流れをくむバス会社です。まだ鞆鉄道バスも健在ですので、井笠、鞆、尾道と鉄分が残っている備後地域です。マア 一地方のバス路線のことなどには興味のない方も多いかと思いますので、このシリーズもこれで終わりにしますが、どういう展開になってゆくのかを見守ってゆくことにします。
京阪トロリーライン 揃い踏み
草津、大阪、青森とクローバー会の皆様は東奔西走の毎日で、次は11月11日のホームカミングデー、EVEと続くのですが その前に「浜大津 なつかしの写真展&鉄道模型走行会」がはさまります。スカイプラザ浜大津で10月27,28日、11月3,4日の土曜日曜のみの4日間です。浜大津ターミナルのジオラマはほぼ完成し、近日中に糸崎駅から浜大津貨物駅に向けてコンテナ8個で発送予定です。江若車両は昨年しっかり作りましたので今回の増備車はないのですが、京阪車両がないと格好がつかないため何両かを作りました。これにもまた大変なご支援を頂きました。ようやく京阪浜大津の役者が揃いましたので 写真にてご紹介致します。
左から20型、マキシマム台車の駆動にH君の腕をふるっていただきました。次は72号、びわこ、200型 これは昨年製作したものを動力化しただけです。右の2両は260型キットを350型に改造組立したものですが、またもH君に無理をお願いした秀作です。これ以外に4日間全部ではないにせよ 別の方から10型、20型、260型、ひょっとしたら80型も姿を見せてくれることになっています。そんなわけで クローバー会員はもとより、DRFC現役会員の皆様も是非京津線開業100周年の提灯行列に参加してください。
井笠バス 続報
井笠鉄道の名前が消える!
広電三昧
昨日KAWANAKA氏と600円の1日乗車券を手に、広島市内を歩き回りました。秋空の下 元気な広電の姿を堪能できた1日でした。
広電本社に隣接する千田車庫に居並ぶ電車たちを撮りたいとダメモトで頼んでみたところ、「ピットにはおりないでくださいね」とだけ念押しされた他は 車庫内を自由に見学させてもらえました。
唯一のガッカリはドルトムント市電改装のレストラン「トランヴェール・エクスプレス」で豪華なランチを予定していたのですが、何と定休日。楽しみは次回回しとなりました。
宮島線以外の各線で京都市電1900型は大活躍です。15両が在籍し、9両が千田車庫、6両が江波車庫所属です。900型の製造初年が昭和30年ですから、還暦に近いわけですが、そんな歳には見えません。広電さんの手入れの良さに感謝です。
京津線が100周年を迎えるのと同様、広電も100周年の節目です。10月20日から12月16日まで特別展も開かれます。広島方面へお越しの節は、是非お立ち寄り下さい。三原ではボランティアガイドも待機しています。
KAWANAKAさま。広島遠征お疲れさまでした。前座はこれぐらいにしておきますので、3日間の成果のご披露をお願い致します。
浜大津イベントのお知らせ
中国新聞 広電記事
9月28日中国新聞朝刊に載った広電値上げ関連の記事をご紹介します。路面電車のスピードに言及していますが、広島市内は道路も広く、軌道敷き内には自動車は入らず、交差点での右折車も電車優先のマナーが守られているので、広電は恵まれた部類に入るように思います。かつて京都市電がクルマで身動きがとれない状態に陥った あのような光景は今の広島にはありません。バスも同様ですが、「完全に停車するまで 席を立たないでください」というのが 高齢化してきた昨今では当たり前になり、停車時間が昔に比べれば長くなっているように思います。プリペイド式の料金支払いで早くなる反面、観光客など不慣れな人がもたつく光景もあり、また超低床車の普及で乗り降りが早くなる反面、ベビーカーの持ち込みでもたついたりと乗降時間短縮もそう簡単なことではないと思います。路面電車とはスピードを期待するものではなく、ゆったりした気分で乗る乗り物だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?
広電2題
浜大津ターミナル ジオラマ完成間近か
広電(続々報)
広電値上げ(続報)
昨日広電の値上げと旧型車更新のニュースをお届けしたのですが、以心伝心 今朝の中国新聞が採り上げてくれました。中国新聞さんも「デジ青」をチェックしているようです?! 「信用乗車」という言葉は初耳でしたが 宮島線も含めて均一運賃とは。そして車掌を廃止するとのこと。あの長い連接車がワンマンになるわけですが、今でさえ車掌が戸閉めで随分気を使っているのに、ワンマンだと運転士に相当負担がかかるように思います。赤字経営が許されない企業経営のためには、人件費抑制は避けて通れないこととは言え、厳しいですね。広電さんがんばってくださいと言いたくなります。と言うのも、広電の運転士、車掌は全員が正社員ではなく派遣社員がかなりの比率を占めていたものを、同じ仕事で賃金に差があるのはおかしいという組合建議を容れて正社員化してきた背景も関係しているように思います。広島の都市交通のかなめであり、地元に貢献している広電さんに 乙訓先輩のコメントにあるように どの程度の公的支援があるのか不勉強ですが 更なる支援を望みたいものです。
広電 旧型車更新加速のため運賃値上げへ
8月23日に広島電鉄は16年ぶりの運賃値上げを来年中国運輸局に申請するとプレス発表した。値上げの理由は旧型車、老朽車の更新を加速させたいためとしている。現行運賃は市内一律150円(白島線は120円)だが、170円~180円に値上げしたいとのこと。路面電車では国内最大規模を誇る広電はグリーンムーバーなど超低床車両への置き換えや電停のバリアフリー化を進めているが、現行運賃では更新がままならないと説明している。以前は低床の市内線と高床の宮島線に分かれていたが、現在ではその区別は無く、もと京都市電1900型をはじめとする単車が65両、永久連結車と連接車70編成が活躍している。単車の大半が車令45年以上を経ているため2027年までに48編成を新造し、老朽更新を進めたいとしている。京都1900型は15両が元気に広島市内を走り回っているが、旧神戸市電の570型、1150型はそれぞれ1両になり、旧大阪市電の900型も9両に減っている。旧西鉄も然り。市民に好評の超低床連接車は1編成2~3億円かかり、また連結車ばかりになると広島駅前のターミナルも狭隘で、宇品終点のような連結車にふさわしい駅への大幅改装も必要なため値上げはやむなしということになろう。釣り掛けの旧型車に乗ったり、撮影できるのもあと数年になりそうである。路面電車好きの諸氏は是非広島へ足を向けて下さい。
こんなん出てきました
ふるさとへ帰る岡山電軌3010
6月25日の中国新聞に「岡山から栃木へ路面電車”帰郷”」という写真入り記事がありました。調べてみると 今年4月に岡電の100周年記念として「路面電車を無料で差し上げます!!」という表明をしていたことを知りました。対象車両はもと日光軌道線の3010号です。発表後には公開説明会もあり、2ケ月ほどで引き取り先が決まったようです。今年の秋にふるさとの「日光霧降高原チロリン村」に引き取られてゆくそうです。もともと10両あった3000型も 今では3005,3007,3010の3両になってしまっています。昨年9月に車庫をのぞいたときには、3両が仲よく休んでいました。































