今年も冬期運休の木次線

今年の冬は全国的に例年になく雪が多いようですが、木次線では例年通り冬期運休が続いています。冬期運休するJR線区は全国でもここだけでしょう。そんな木次線の近況を中国新聞デジタル版が動画も交えて伝えてくれています。中国新聞は「冬眠」と言う表現で報道しています。「冬眠」で済めば良しとしなければなりませんが、「永眠」とならないことを祈るばかりです。下記をクリックして下さい。<下>にもリンクしています。

「冬眠」続くJR木次線<上> 雪に強いはずの列車、なぜ長期運休【動画】 | 中国新聞デジタル (chugoku-np.co.jp)

「ディーゼル車」アラカルトー河 昭一郎

《過日、会友の河 昭一郎さんから、「写真を整理していたら気動車の写真が出てきたが、専門外なのでよく解らない(米手注:謙遜デス!)。そこでデジ青に投稿して皆さんから解説していただけたら」とご連絡を頂きました。もちろん大歓迎なので原稿をお願いしましたところ、さっそく頂いたのがこの作品。米手は代理投稿のお手伝いをさせていただきます。》

昨年の年末に、古くから溜まったままのネガを整理しようと思い立ち、スキャナーを引っ張り出して作業を開始。ところが、皆さんもご存知の通りその作業は面倒この上なく、全て手作業に加えて何よりも時間が掛かるのです。
そんな中、写真を何とか皆さんに見て頂けないだろうか?と思い始め、米手作市さんに「写真発表」の機会を頂けないかとお声を掛けた次第。
その中身は順不同に加えて車両もDCに限らず広く「ディーゼル車」とし、DLや今後追加発表させて頂ければ良いなと思っている「路面ディーゼル車」までも対象としました。皆さんのご批評や思い出話、更には記述間違い等の「ご教示・ご注意」など、コメントを頂ければ幸甚です。

キハ81 1(東オク) 1960-10-30  岸辺

吹田工場から岸辺駅下を経て東海道本線に張り付いて東へ伸びる試運転線で、「はつかり」用新造気動車の試運転が行われた。同車には当時ブルドッグとの異名もあった。

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京都市電 展示会を開催します

総本家様と私、勘秀峰の京都市電展示会を下記日程で開催します。
感染対策を十分にして行いますので、よろしかったらお越しください。

特集 下京区を走った京都市電

*令和4年3月1日(火)~8日(火) 期間中無休
*11:00~18:00
*高瀬川 四季・AIRにて開催(西木屋町仏光寺下る)

京町屋ギャラリーで開催される3回目の今回は、ギャラリーが所在する京都市下京区にスポットを当てた写真・資料展です。貴重な写真・資料や最新取材も交えて、懐かしい市電ワールドをご堪能いただけます。

<主な展示>
定点対比 「下京の停留場 昭和と令和」~50年前の下京区、全26箇所の定点対比で、町の移り変わりをご覧ください。
写真展 「きょうと七条 市電通り」~さまざまな表情を持つ七条通り。生活に溶け込んだ市電のある懐かしい風景です。
レポート 「京都駅前にあったループ線」~昭和2年から27年までの市電ループ線を中心に京都駅前の古地図を披露します。
展示 「市電・市バス切符コレクション」~新作国鉄・JRコレクションを加え4冊のファイルをご覧いただきます。
(なお展示内容は変わることがあります)

会場は河原町仏光寺東入、高瀬川を渡る手前の細い通りを下ってすぐです。阪急京都河原町駅からも京阪祇園四条駅からも6~7分です。総本家様と勘秀峰のコラボ展示会へお越しください。

 

 

 

 

 

 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈10〉

2月11日(金) 最終日は大糸線へ立ち寄り

新津 5:43→直江津 9:19  330レ  オハ35 2560

直江津 10:23→糸魚川 11:14  621レ  オハフ33 2189

糸魚川 13:12→小滝 13:41 132D キハ52 116

小滝 14:52→糸魚川 15:14 129D  キハ52 116

糸魚川 15:35→京都 21:16  急「立山3号」  クモハ475-46

10日間、東北均一周遊券で回った旅も本日が最終日、新津駅の待合室で寝たあと、直江津、糸魚川で駅撮りして、日中に一往復大糸線を走っているC56の牽く貨物を写すため、大糸線小滝駅にやって来た。ここへは、昨年の同じころに北海道からの帰りに寄っていて、良い天気に恵まれて、残雪の山々がたいへん印象的だった。もう一度、その感動を味わいたいと再訪問となったが、どうしたことか、今年は、雨が降っていて、周りも煙っていて、最悪の状況、おまけに、夜行、駅寝の連続で、眠くてフラフラ、ついに戦意喪失、駅近の鉄橋で一枚だけ撮って、そそくさと逃げるようにして去り、その日のうちの帰宅となった。

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昭和の電車 改訂版(256)ー参宮急行電鉄デニ2000型ー

「昭和の電車」シリーズを二度にわたって掲載することになったので、いつも前回時と比較しています。今回のデニの前回時は反応が皆無でした。反応のあるなしは車両に人気に大いに比例しますが、それ以外に時期にも左右されます。前回の2018年9月から10月は、山陽本線が大雨で瀬野~八本松が不通になり、その復旧工事報告や、札沼線の廃止時期でその訪問記などが話題をさらっていったようです。

 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈9〉

夜行列車に乗って東北を一気に南下、米沢から米坂線に入って9600の牽く客貨列車を撮る。あれほど見かけた9600だが、この年には200両余りに減っていた。活躍場所は、動力近代化の遅れた北海道、九州に集中していて、本州では米坂線を受け持っていた米沢・坂町機関区の9600ぐらいだった。長い貨物を牽いて、手ノ子を発車する59661

2月10日(木)米坂線でキューロク三昧

米沢 5:38→羽前沼沢 7:31  121D  キハ55 28

羽前沼沢 10:52→手ノ子 11:08  126D  キハ55 140

手ノ子 19:07→今泉 19:25  132D  キハ58 97

今泉 19:41→坂町 21:05  急「あさひ2号」  キハ58 628

坂町 23:46→新津 0:36  急「鳥海3号」

(新津駅待合室でネ)

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 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈8〉

 

宿泊した向山から、ひと駅先の三沢へ。発着する十和田観光電鉄へ。駅から巨大な温泉旅館の近くまで歩き、モハ3401+クハ4401を撮る。いかにも電車らしい電車で、塗装がまたいい。東北地方初の全金製である。東急ステンレス車に置き換えられたあとも3401だけはオリジナル塗装のままイベント用として残っていた。平成24年に十和田観光は廃止になったが、いまでも七百駅跡に残っていると言う。

2月9日(水) 二年前のリベンジへ?

向山 6:30→三沢 6:36 533レ  スハフ42 2247

三沢 7:55→野辺地 8:19 急「十和田3号」

野辺地 9:15→青森 10:15  535レ  スハ32 2618

青森 10:21→弘前 11:26  442レ  オハ35 2176

弘前 12:54→大館 13:37  急「きたぐに」  スハ43 2231

大館 14:40→鷹ノ巣 15:08 444レ  オハフ61 2293

鷹ノ巣 15:10→上杉 15:38  231D  キハ20 261

上杉 17:24→鷹ノ巣 17:48  234D キハ11 110

鷹ノ巣 18:08→東能代 18:56  844レ  オハ61 2887

東能代 20:10→大館 20:51  急「しらゆき」「きたかみ」  キハ58 274

大館 21:23→米沢 4:38  急「津軽2号」  オハ47 2092

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二代目『伊予灘ものがたり』

2月14日、多度津駅で赤いアンパンマンのキロハ、2803の出場回送の写真を撮っている時に、多度津工場内の車両の位置がかなり変わっているとの情報を得て、工場に寄ってみました。

二代目『伊予灘ものがたり』が車庫内ですが、見える位置に停まっていたので、遠いですが記念撮影しましたので披露します。デザインコンセプトは同じ様ですが、種車が異なるので、やっぱり違いますね。

引き続き観察していきたいと思います。

2月14日  JR多度津工場(敷地外、工場出入口踏切から撮影)

昭和の電車 改訂版(255)ー大阪電気軌道デボ1000系ー

「昭和の電車」も、残すところ後数回になりました。
あらためて関三平先生の知識と記憶力に感銘を受けております。

さて、改めて前回のコメントを見ると(2018年9月)近鉄常連のwakuhiroさんはもとより、準特急さん、宮崎繁幹さん、そして私も写真を投稿しておりました。
大阪電軌デボ1000

 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈7〉

暖かくて快適な青森駅の連絡船待合室で一泊、と言っても4時過ぎに起き出してホームへ向かった。本日の見ものは、82系と583系の並び、82系は大阪行き「白鳥」、583系は「オリンピア」、この期間中、札幌では冬期オリンピックが開催中で、観客輸送のため、札幌~函館~青森~上野を結ぶ臨時特急が運転され、青森~上野は583系「オリンピア」が運転された。

2月8日(火) 八戸線を初乗車

青森 5:20→八戸 6:42  急「十和田1号」  オハ47 2242

八戸 7:11→本八戸 7:23  627D  キハ17 266

本八戸 9:51→久慈 11:38  631D  キハ17 270

久慈 11:46→種市 12:36  636D  キハ17 253

種市 13:01→陸中八木 13:15  633D  キハ17 267

陸中八木 14:43→陸奥湊 15:48  638D  キハ17 268

陸奥湊 16:41→八戸 16:58  640D  キハ17 265

八戸 17:06→向山 17:26  47レ  オハフ33 2564

(グリーンユースホステル宿泊 一泊二食640円)

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デジ青探偵団の皆様、お力を!

以前に紹介したことがある、古い日本映画に出てくる鉄道シーンを解析するサイト「日本映画の鉄道シーンを語る」http://tetueizuki.blog.fc2.com/
を久しぶりに見ましたら冒頭に上映されるカットに映る軽便鉄道を「これは井笠鉄道だ!」「いや、鞆鉄道ではないか」とモメていました。

そこで余計なお世話ですが時間をもてあましている(と、思う)デジ青探偵団の皆様に出動をお願いして解決してあげようと勝手に決めた次第です。

写真は同サイトからコピーしたもので、サイズが小さい上に映画のコマからプリントしたため、非常に画質が悪くなっています。映画は東宝で1956年に製作された「黒帯三国志」というもので、本編では倉敷市交通局の1号機関車や古典客車が使われています。これはなかなか強敵だと思いますからフンドシを締めて掛かってください。

湯口先輩がお元気ならイッパツで解明かも知れません。

 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈6〉

深浦の旅館に泊まって、翌日は5:10に起床(手帳による)、始発の1725レに乗って鰺ヶ沢へ、10分停車ののち、7:22発車の同列車を撮影。化粧煙突のきれいな58666が牽引。

2月7日(月) 雪の五能線を堪能

深浦 5:50→鰺ヶ沢 7:12  1725レ  オハフ61 345

鰺ヶ沢 12:24→五所川原 12:57  1731D  キハ22 339

五所川原 13:16→鰺ヶ沢 13:53  1734D  キハ17 369

鰺ヶ沢 14:40→鳴沢 14:47  1735D  キハ11 104

鳴沢 16:11→川部 17:44  1739D  キハ11 103

川部 19:04→黒石 19:14  143D  キハ22 155

黒石 19:28→川部 19:38  144D  キハ22 155

川部 20:06→青森 20:40  急「むつ2号」  キハ28 502

(青森駅待合室 ネ)

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 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈5〉

弘前から乗った五能線の列車は雪原を走り続けた。例によって、交換があると、周りの迷惑も顧みず、窓を開けて写真を撮り続けた。藤崎で交換の混合1725レ 美しい弘前区の28683の牽引。

2月6日(日) 五能線へ乗り鉄・撮り鉄

青森 6:38→弘前 7:15急「しらゆき」「きたかみ」 キハ58 1532

弘前 8:07→深浦 11:43  1730レ  オハフ61 122

(深浦旅館に宿泊 1200円)

青森駅の待合室でゆっくり寝て、急行で弘前へ。弘南電鉄のホームへ行くと、待っていたのは、待望の阪和社型のモハ2025だった。

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 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈4〉

東北編④ 2月5日(土) 北上線、釜石線、山田線、田沢湖線を乗り鉄

(2/4)郡山 22:59→横手 4:40  急「津軽1号」(車中泊)

横手 5:20→北上 7:11  722D  キハ22 281

北上 7:32→花巻 7:43  急「いわて4号」  クハ455-8

花巻 9:16→釜石 11:49  633D  キハ51 11

釜石 12:25→盛岡 16:08  急「陸中」  キハ58 1521

盛岡 16:35→秋田 19:08  急「たざわ2号」

秋田 19:18→青森 22:12  急「しらゆき」  キハ28 389

(青森駅待合室 ネ)

「津軽1号」に乗って4:40横手に到着、北上線の始発列車722Dに乗車して早暁の雪原を走り、交換のため陸中川尻に停車 キハ22の2連。

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 ほぼ同月同日 50年前のあの日に還る 〈3〉

東北編③ 2月4日(金) 冬の会津に浸る

会津柳津 6:37→会津坂下 6:54 急「いなわしろ1号」 キハ52 128

会津坂下 13:45→会津若松 14:34 430レ オハフ61 3044

会津若松 15:35→喜多方 16:01 231レ

喜多方 16:04→熱塩 16:41  623レ  オハフ61 2520

熱塩 16:51→喜多方 17:31  624レ  オハフ61 3044

喜多方 18:07→会津若松 18:21   急「あがの2号」

会津若松 18:17→郡山 21:10  232レ  オハ61 2914

郡山 22:59→横手 4:40  急「津軽1号」  ナハフ10 2002

(車中泊)

会津柳津を急行「いなわしろ1号」で出発する。と言ってもキハ52単行の遜色急行。 続きを読む