上毛電鉄デハ101に乗る

11月11日(土)京王9ミリ会という趣味の団体によるバスツアーに参加して久しぶりに1928(昭和3)年製の釣り掛け電車の音を堪能してきた。このツアーには藤本哲男さんも参加され知らない人が多い中で心強いばかりであった。京王自動車の貸し切り観光バスの車内では何と小田急のロマンスカーの下敷きも配布され、この会は小田急の同類の会と親交があるように感じた。車庫のある大胡からデハ101に乗車し大胡→西桐生→中央前橋→大胡と全線を走破した。貸し切り電車の運行ダイヤの都合か西桐生のホームのベンチで上毛弁当を30分足らずで食べさらにこの日は上州名物の空っ風も吹いて難儀した。▼

デハ101はイベント車両として活躍中で既に乗られた方もおられると思うが私は始めての乗車であった。板張りの床の点検蓋からは走行中の地面が見えたのは久しぶりの体験である。神戸川崎車輛製デハ101 ▼

上毛電鉄は東武の関連会社であるが、現在営業に使用されている車両は元京王井の頭線の3000系である700系ばかり。このツアーでは列車撮影が計画されていなかったので、2018.12.1樋越-大胡間で撮ったクハ724+デハ714の中央前橋行きとクハ724の譲渡前の1969.5.23撮影の京王井の頭線時代のクハ3709を載せた。上毛の700系もそろそろ廃車となるらしいが次は東京メトロのようだ。▼

井の頭公園を出て終点吉祥寺に向う4連時代のクハ3709▼

 

上毛電鉄デハ101に乗る」への6件のフィードバック

  1. 準特急様
    これはいいですね。乗車機会を持たれたのは羨ましい限りです。イベントでデハ101を動かすこともあるようですが未だその機会には恵まれません。これが動くなら有料でも行きたいです。好みの問題ですが、今よく催される多くの高額有料撮影会には殆ど食指が動きません。重ねて言いますが好みの問題です。このデハ101を貸切ると十万円だそうです。一人当たり少々高くなってもいいのでクローバー会+αで貸切りませんか。写真は2004年の大胡車庫。デハ104も今はきれいですね。

    • ブギウギ様
      有難うございます。時々パンフなどで見るのですが、車両撮影会とか何かの記念イベントによる臨時運行はこんなに金取ったら保護者はおったまげるのではないかという料金設定がほとんどです。それでも抽選があるなどもう私たちには考えられない時代になったということですね。

  2. 当日は、大変お世話になり、有難うございました。
    久しぶりに吊り掛け式のモーター音を堪能し、楽しい1日を過ごすことができました。
    もう1両のデハ104もデハ101と連結運転が可能なように、方向転換、貫通幌の取り付けが等が実施されて、現役復帰が間近いことを示していました。
    ブギウギさんご提案の貸切運転は、是非実現したいですね。昨今の1人何万円もする撮影会と比べると、往復50kmも走行しての貸切10万円は高くないと思います。
    画像は、2010年1月3日、臨時電車として運転された時で、通常運賃で自由に乗れました。

    • 藤本哲男様
      正月の臨電運行で通常料金とのこと、天気にも恵まれてラッキーでしたね。藤本さんとはDRFC-OB会イベントの三岐鉄道以来ですね。若いころにはいろいろ教えていただき有難うございます。おかげさまで今もその影響でなくなりそうな車両ばかり追っかけています。

  3. 皆様
    上毛デハ101にコメントのありましたブギウギさんは11月12日のDRFC-OB会総会でのご自身の自己紹介で鉄道ピクトリアル12月号の表紙に出たとの話を漏れ聞いております。該当誌を見ますと381系電車の特集で激戦を勝ち抜いて抜擢されたのは当然の写真です。ご本人の許しを得ず勝手ながら貼り付けさせていただきました。そして次号の1月号東武特急特集のカラー頁にも採用されています。同誌のカラー頁は他誌に比べても好写真が多くいつも激戦です。今後のブギウギさんのご活躍に期待したく思いますとともに私も体の続く限く限り頑張りたいと思います。この場をお借りして発表させていただきました。

    • 準特急様
      大変恐れ入ります。正直穴があったら入りたい心境であります。ピクトリアル誌にいつも常連であらせられる準特急様、総本家青信号特派員様、そして新所沢都民様の足許に及びません。お三方は表紙掲載でも先輩と認識しております。自分は派手な撮影会や特別な列車の走行のように撮影者が殺到し爆込みするような所には気後れしてなかなかよう行きませんが、これからも日常を中心に自分のペースで活動していきます。引き続きご指導頂きますようお願いします。

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