広島通信(その4)

9月18日 西高屋、向洋と途中下車しながら広島に到着です。この日の目的は広電の新線工事の様子や1900型の活躍を確かめることでした。実は、残念なことに広電の広島新駅ビルへの乗り入れは当初予定より遅れることが発表されました。

令和6年9月30日 中国新聞朝刊

同上

新駅ビルの開業は来年3月24日と決まったようですが、広電の乗り入れは夏頃とのことです。まだこれから1年近く、猿猴橋経由の現路線での撮影ができそうです。

令和6年9月18日 広島駅前の広電乗り場の様子 駅ビルの外観は姿を現している

ホームの奥から反対側を望む

高架橋の下に潜り込んだ形の電車乗り場

広島駅ビル全景

駅前大橋から猿猴橋、荒神橋を望む。荒神橋を行く電車もあと1年。

駅ビルにつながる高架橋工事

稲荷町から駅ビルに向かう新線を望む。右側は工事中の稲荷町電停。日陰で隠れて見にくいが電停ホームの向こうに渡り線がある。

稲荷町交差点を行く712号。駅前大橋線への渡り線も完成している。

令和6年10月3日 中国新聞朝刊

稲荷町交差点から比治山方面を望む。右は稲荷町電停。その向こうに松川町電停も見える。

比治山町交差点の工事はあと、比治山線との接続工事を残している状態でした。

比治山町交差点付近 軌道の断面がよくわかる。

9月半ばとは言え まだまだ暑く、歩き回ると汗だくになりました。ひと通り新線工事の様子を見れたので、あとは1900型の様子を見て取材を終えることにしました。

八丁堀 白島線電停を出発した1913号

紙屋町交差点をゆく1905号

横川線別院前の1906号

この日に出会った1900は3両ともZパンタに変わっていました。やっぱりビューゲルの方が似合うように思いますが、Zパンタに取り換えてもらっても現役でがんばれていることを喜ばなければなりません。また派手なラッピングだけはしてほしくないですね。低床連接車の増備で高床単車は肩身が狭くなりつつあります。広島新駅ビルに登ってゆく1900の姿が見れるのかが心配ですが、あと1年私も元気に広島通いを続けるつもりです。     (完)

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