前回の保存蒸機とその現役時代(1)のD51重連2両目のD51201も保存対象機であった。高山から中津川に転属して中央西線で最後の活躍をした山国育ちの機関車であるが今は海辺に保存されている。場所はJR・名鉄蒲郡駅から海に向かいやや南西方向へ10分程歩いた蒲郡市博物館でオハフ332424とともに展示されている。2012.12.26↓
D51は民間会社のほか国鉄工場でも228両(大宮30、浜松70、鷹取58、小倉30、長野9、土崎9、郡山10、苗穂12)製造された。D51201は鉄道省濱松工場昭和13年製造とある。↓
前回と同じ贄川付近を単機で上るD51201[中津川]。1973.1.15↓
東京にも以前撮ったD51272が保存されていた。場所は東急田園都市線三軒茶屋駅と同東横線祐天寺駅の中間にある世田谷公園で徒歩30分くらいかかる。こD51272は昭和14年度川崎車両製で門鉄デフを装備しているので九州育ちである。2012.11.28↓
1963.3.28 熊本駅および同機関区周辺で大型旅客用蒸機C59、C60、C61等を撮影中、駅の博多よりからD51の貨物列車が入ってきた。よく見ると門鉄デフで貴重品を撮れたような気がして嬉しかったことを覚えている。高校生のピンボケ写真をお許し願いたい。↓
準特急様
ついに出ました“保存蒸機とその現役時代”、ありがとうございました。以前から、準特急さまからは、“同じ車両でも、その後、譲渡されたり、保存されたりする。立場の違う、同一車両を紹介したい”と、つねづね聞いていました。でも、それは、長く鉄道趣味活動を続けない限り、一人で実現することはできません。50年以上、同じスタンスで活動を続けられてきた準特急さまならではと思いました。
世田谷公園のD51272はずいぶんキレイですね。門デフのD51は、珍しく、異彩を放っていました。レイルマガジンによると、屋鋪要氏の保存蒸機撮りつぶしは、残り1両になったらしいです。
総本家青信号特派員様
有難うございます。パソコンの故障も全快されたようでこれからも変わらずのご活躍を期待しております。私も長いこと写真撮っているだけでろくなのがありません。その当時はそいつが後年保存されるとは当然考えていませんでしたので今になってみるともう少し、大きく撮っておけばよかったというものもあります。
そうですか、屋鋪要さんはあと1両ですか。私はこれからなのですが、全部やっつけるのは無理でしょうね。屋鋪さんは確かちょぼひげはやした男前の選手でしたが撮りつぶしも早いですね。私が屋鋪さんに勝てることは「保存機の現役時代も撮ってまっせ」ということくらいでしょうか。