2014年 絶景の台湾鉄路、冬の旅 Part16 探せナロー車両、花蓮鉄道文化館へ

第8日目 1月15日 その1

03-1朝、台北桃園空港に向けて北上される準特急さんを見送ってから、千住のヤスベーさんとTaxiに乗って鉄道文化館へと向かいました。目的はかつて花蓮站前に展示してあり動態復元なったというナロー蒸気機関車やDCたち探しです。

[googlemap lat=”23.974928634769″ lng=”121.61047013942152″ align=”left” width=”300px” height=”200px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]花蓮鉄道文化館[/googlemap]
8:40、花蓮鉄道文化館に到着。
玄関前には日本統治時代をしのばせる松の木が植えてありました。
03-2

04-1「花蓮鉄道文化館」は、日本統治時代には「鉄道部花蓮港出張所」と呼ばれていました
ここで花東線建設へのプロジェクトがたてられていきました。
1910年12月15日、花港~鯉魚尾(壽豊)が開通し、東部幹線の第一歩が始まりました。将来の西部幹線(1,067㎜)との接続を考慮しての762㎜軽便鉄道の建設は台東に向かって建設が進められました。
そして、16年3ケ月後の1926年3月25日に花蓮港海岸~臺東海岸(173キロ)の全線が開業しています。但し、台東開拓会社から台東~里瓏(41.9km)を引継いでいます。

12▲ 昭和14年当時の台湾鉄道路線図です。未開通区間は航路で結ばれていたのがよく分かります。また糖業鉄道の客扱い路線が青色で表示されているのも興味深いところです。
もっと細かく見ますと、人車鉄道も掲載されていました。

1006-3▲ 壁に貼られた大きな地図は花蓮港周辺の地図です。バラバラにおかれた机類、右は鉄道電話回線の交換機ですね。昔、母親が大鉄局の電話交換士をしていましたので見た記憶があります。

下は、拡大した地図です。
0509▲ 館内で一際目立ったのは、旧花蓮港站のパノラマです。台湾東部の窓口として役目を果たした花蓮の重要性が、パノラマ再現された広い構内を見ても分かります。

08-107▲ 花蓮港站の广場も再現されています。

13▲ 別室にあった駅周辺地図です。

1106_110:06 周辺も見学しましたが、ここにはナロー車両の展示はありません。
係員に聞いても知っておられません。

どうも花蓮站後方にある車両区が怪しそうだと、Taxiに乗って向かいました。

※都合によりPart17は掲載を停めております。 Part 18へ続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください