2014年 絶景の台湾鉄路 夏の旅 Part2 台中駅、后里駅、苗栗鐡道文化展示館、新竹駅、行包(荷物)列車、

131614_1▲ 11:45 時間もあるので苗栗鐡道文化展示館を久しぶりに行ってみようかと次の電車に乗って苗栗で降りました。

ガランとした展示館におられたのは新竹から来られていた兄弟とお母さん。「二人共ここが好きなので、よく来るのですよ」と言われて息子たちが描いた写生を見せてくださいました。
色鉛筆で書かれた立派な絵です。台湾の鉄ちゃんはこうして育っています。


第2日目 7月18日

今日は、デカンショまつり号さんT山さんが台湾に来られて新竹駅で合流となります。新竹駅で行包(荷物)列車の撮影です。それまでは一人ですのでゆっくりとローカル列車に乗って新竹へ向かう事にしました。

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▲ 駅に掲示されていた路線図です。過去運行されていた路線も載っています。今日は台中から北上します。

0304▲ 6:25 早朝から31℃と暑い台中駅正面です。1台のトラックが停まり、お粥類からサンドイッチまで様々な朝食を並べて売っています。宿泊しているホテルは朝食付きですので今日は諦めましたがお粥は食べたかったですね。

03_106▲ 台中駅コンコースに大きく掲げてあったかつての構内を見た航空写真です。
現在はこの一帯は路線高架化工事中でこうした光景を見る事は出来ません。かつては貨物ヤードもあって広い構内だったことが分かります。

左は利用客サービスのためか待合室にあったコンセントです。携帯電話と電動車椅子のための充電用と掲示されています。
電動車椅子とは利用希望者があるのですね。日本では見られないサービスです。
05▲ 7:00 宿泊した瑞君商務では「朝食は部屋に持って行くよ。」と、昨夜言っていました。レストランがないようなので何を持ってくるのかと思っていましたらサンドイッチとジュースを配達してきました。早朝に出る時にはフロントで受け取れるとの事です。

① 台中10:20(區間車2328レ)⇒10:38后里

07 17 10:38 EMU500系區間車に乗車して北上しましたが后里止まりです。
后里はかつて山線の分岐駅でした。また東洋製糖月眉線の接続駅でもありました。

0809▲ 駅を降りると大きな声の合唱が聞こえました。レンタル自転車の客引きの子供達です。
この辺りは遺跡名所が多いのか駅前には数軒のレンタル自転車屋があります。1日99元(約350円)~だそうで、旧山線の花樑トラス鉄橋に行ってみようかなとは一瞬思ったのですが、今回は中途半端になるので次回にしました。

② 后里 11:10(區間車2114)→11:41 苗栗

11:45 時間もあるので代わりに苗栗鐡道文化展示館を久しぶりに訪ねてみようかと次の電車に乗って苗栗で降りました。
駅から展示館への前回来た時のルートは駅を降りてからぐるりと回る地下オーバークロス道路を歩きましたので10分少々はかかりましたが、今は橋上駅になって徒歩5分で行けるようになっていました。 前回の訪問記事はこちらです。
1110▲ この展示館の目玉は、設計は日本、製造は米ALCO社の9600形です。できればこれを復元して走らせて欲しいのですが・・。時折列車が通る以外は静寂の中にかつての勇者たちは休んでいます。
その中に冒頭の親子さんがおられました。しばらくお話をしてから絵を見せていただき名刺を渡してHPに掲載する事の了解をいただき、掲載させていただきました。

18_118▲ 12:25 苗栗駅に返ってきましたら構内で温蔵庫に入れた便當を売っていましたのでゲット。台湾では温かくなければ便當ではないと言われる通りです。豚肉が乗った定番の駅弁ですがこれが上手い! ホームベンチに座って食べながら駅撮りに励みました。

20▲ 12:36 向かい側ホームに入線してきたE1000系の自強121號。

③ 苗栗 12:50(區間車1224)⇒13:24 新竹

デカンショまつり号さん一行との合流のために新竹に移動です。
30▲ 13:57 新竹駅舎は日本統治時代の1913年に建築されました。現存している最古の駅舎で、台湾の重要文化財の1つとなっています。新竹駅舎としては4代目となります。

29▲ 切符売場と待合室です。台中駅同様に奥行はそれほどでもないですが大勢の乗客で賑わっていました。

42▲ 13:51 E202号機牽引の莒光號。1番線ホーム台北寄りからの撮影です。電柱等の邪魔物がなく撮れます。

4014:10 台北からデカンショまつり号さんT山さんが乗車されているE1043編成の自強125號が入線してきました。急いで出口に向かい無事に合流できました。昨年準特急さんたちと集集線撮影に行かれた折に声をかけていただいて、交流が始まった台湾鉄ちゃんの林さんもお待ちでした。林さんは、 交通新聞社から発行された「台湾鉄道パーフェクト」にも記事を書いておられ、日本にも定期的に何度も来られておられる熱心な台湾の鉄ちゃんです。

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▲ 14:29 もうすぐ行包(荷物)列車が来る頃と林さんの指示が出ましたので急いで下り第3月台に移動して待ち受ける事にしました。車庫ヤードに留め置かれていた1961年米GM製のR20形のR40号機ディーゼル機関車。林さんからはこれも貴重になってきたので撮っておくようにとアドバイスをいただきました。

45▲ 14:34 1月に来た時は投入されたばかりで珍しく、追いかけたほどのEMU800形でしたがわずか6ケ月で大増殖、来る電車はEMU800形ばかりとなっていました。
しかし、列車は前面を向けてこのグニャグニャと渡り線をこちらへ来ます。折角来たのに駅構内では今一の撮影地と嘆いていましたが、これは中々の撮影ポイントです。さすが林さん、台湾でも有数の鉄道写真家です。失礼しました。

44▲ 14:52 故障の多い他外国製に比べて故障は格段に少なく、高性能でもあると言わしめた日車設計、量産車は合弁の台湾車両製のEMU700形。正面から見ると、尖った口姿はドラえもんに登場する「スネ夫」君に似ていると愛称づけられて慕われています。

48▲ 14:59 こちらに来ず第2月台(プラットホーム)に向かう大宇製のEMU500形524編成。新竹以南に下る區間車は、旧型のEMU500形が使用運用されているようです。そういえば台中から乗り継いできた3列車ともEMU500形でした。

47 ▲ 15:23 E200形のトップナンバー201号機牽引の莒光553號と基隆に向かうEMU800形とのツーショット。この莒光553號は、花蓮⇒台北⇒高雄とロングランの列車です。

ホームで待つ事約1時間、お目当ての行包(荷物)列車はやってきません。今日は運休になったのではとお聞きしますと、林さんは「ホームにはバイクがたくさん置いてあります。あれを積むために必ず来ます。」と申されます。バイクは夏休みに入った学生たちが郷里に送るためなのです。

46▲ 15:54 ようやくE316号機牽引の行包(荷物)列車が姿を見せました。おう!3重連かと勢いたちますが後2台(E336号機+E234号機)はパンタを下げての回送でした。

編成は、45PBX-32858(電源行李車)+40BK-32406(行李車)+45MBK-80005(郵政行李車)+45BK-80013(郵政行李車)+35TP-32874(代用行李車)+35TP-32865T(代用行李車)+40BK-32402(行李車)+40BK-32409(行李車)の8両編成で前2両は機関車と同じツートン塗装、後ろ6両は青色塗装です。
50最後部の40BK-32409には(B)の補助記号がついていましたが、これが分かりません。ご存知の方は教えてください。
※ 車両番号については正確には、例として
40BK32400型-32409と記載すべきと思いますが長くになりますので省略しています。また”-”は、見やすくするために入れています。ご了解ください。

行包列車は時刻表には掲載されていない列車です。貨物列車はもしもの紛争勃発、テロ対策のために機密とされ、毎日違ったダイヤで運行されていると聞きます。今回、案内していただいた林さんのお話では行包列車は新竹には14:30~15:30頃に通常運行されているのを見ているがこんなに遅れてくるのは初めてと申されていました。貨物列車と同じに機密扱いなのかも・・・。しかし、中々思う通りには撮影できない列車を撮れて大満足でした。

下りの行包列車は撮れましたが、上りも遅れています。場所を代えればと林さんにお聞きしますと1駅台北寄りの北新竹での駅撮りも良いよとのアドバイスです。
ここで用事のある林さんと別れて向かう事にしました。

47▲ 16:08 第2月台から駅舎の時計台を入れて列車を撮れますのでホーム移動しますと、これも運用が少なくなってきているEMU400系4連×2が発車して行きました。

EMU400系は、台湾初の通勤電車として1990年11月から投入されました。EMU200系で実績のあった南アフリカのUCW社製が、4両編成×12本の48編成を製造しました。
当時は基隆~台北~新竹でのラッシュのエースとして活躍したそうですが今は出番が減りました。現在ここ新竹機務段に全車が配置されています。

この後北新竹へと向かいました。   Part3へ続く

5 thoughts on “2014年 絶景の台湾鉄路 夏の旅 Part2 台中駅、后里駅、苗栗鐡道文化展示館、新竹駅、行包(荷物)列車、

  1. 台湾レポート、楽しく拝見させていただいております。自強129(131)号は、朝高雄からの自強112の折返しですが、今まで私も3回P-Pだったことがあります。カメラを構えていて残念な思いをしました。もう1本の自強122(120)は、1200形運用ですので、こちらの方が確実に撮影できますね。

    • クモハ73106様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
      お恥ずかしい事なのですが、翌日の原稿を作成しておりましたが、やはり撮影時刻と列車番号が合ってきません。もう1度確認して見ましたら、カメラ日時を台湾時間に設定するのを忘れているのに気づきました。申し訳ありません。只今修正をしました。
      ただ、自強129(131)号は、E1000系1017編成で運用されていました。今回は荷物列車と集集線に走るSL撮影が主目的だったので、EMU1200系、300系、400系の撮影は二の次でした。運用が減ってきているこれらの車両を次回訪台時には集中的に撮ってみたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。

  2. ぶんしゅう旅日記様
    デカンショまつり号です。
    待ってました!台湾旅行記。
    旅行中は、大変お世話になりました。
    おかげさまで、大変楽しい旅行になりました。

    今朝まで、マレーシア ボルネオ島に行っており、コメント遅くなり申し訳ございません。ボルネオ島では、タンジュンアル~ビーフォート間でサバ州鉄道に乗ってきました。時間がなくビーフォートから先はいけませんでしたが、明延の一円電車の客車を狭軌用にしたような車両が活躍しており、是非機会があれば再訪したく思っています。

    台湾の鉄道の醍醐味は、旧型客車と荷物列車だと思っています。
    初めてブギウギさんと台湾鉄道旅行をした時、彰化と台中で荷物列車を見たとき、昔の大阪駅に停まっていた荷物列車の姿とダブり、感動しました。
    それ以来訪台の節は、何とか撮影したいと思っていましたが、時間が分からず幻の列車でした。
    過去の経験で適当に時刻を想定し、大里や三貂嶺、汐止で何度か撮影しましたが・・・
    最近では、高雄~花蓮で一日一往復運転されていることが分かりましたが(6901列車花蓮発0804 6902列車高雄吃1015)、途中駅の時刻が分からずなかなか厄介な列車です。

    ところで、記事で編成番号の誤りがありますので、訂正します。
    記事では、
    編成は、45PBX-32858+40BX-32406+45MBK-80005+45BK-80013+35TP-32874+35TP-32865T+40BK-32402+40BK32409の8両編成となっていますが、
    正確には
    編成は、45PBK32858(行李電源車)+40BK32406(行李車)+45MBK80005(郵政車)+45BK80013(郵政車)+35TP32874(行李代用車)+35TP-32865T(行李代用車)+40BK3240(行李車)2+40BK32409(B)(行李車)の8両編成です。
    通常、行李電源車は、連結されず行李車が所定の8両編成のようです。

    なお、車体番号の数値表記が以前の国鉄書体から書き換えられつつあります。

    南投火車好多節のPart4以降、楽しみにしています。
    来年の南投火車好多節となるであろう7月3連休がらみの航空券は、すでに手配しました。(マイル利用)

  3. デカンショまつり号さん、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    こちらこそ大変お世話になりましてありがとうございました。
    ボルネオ島とはすごい所へ行っておられたのですね。羨ましい限りです。私も機会があれば行って見たいと思っております。訪台は1年後ですか。それまで我慢できますか。

    台湾の荷物列車は良いですね。今回でまた撮りたい列車がいろいろとできました。次回はちゃんと狙ってみたいです。
    編成番号のご指摘をいただきましてありがとうございます。車両番号については無頓着なところがあって失礼しました。(B)はあえて付けてはいませんでした。その他チェックしましたが英字と数字には誤りがないようです。漢字部分についてはよく分かっていませんでしたので、教えてください。
    質問が長くまた写真も入れますので、メールにて送らせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

  4. 【 投稿記事修正のお知らせ 】
    デカンショまつり号さんからのご指摘を受けて荷物列車の編成車両番号の1部修正を行いました。また車種名称についての追加掲載を行っております。

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