皆様方は、どのようにこの記念日をお過ごしでしょうか。
▲ いつもの瀋陽駅前バスターミナルに向かって歩いていると、途中の街角に、何と調兵山行きのバスが止まっていました。乗務員に聞くと、6:30~18:30の間、約40分間隔で運行していると言います。では、バスターミナルに記載されていた時刻表は、一体何だったのか? 不思議です。明日は、調兵山へ1泊2日の撮影予定です。直通バスがあれば、これが1番です。
▲ 約1時間40分の乗車で、11:30撫順着。早速、タクシーに乗り換えて、撫順炭鉱線の車庫駅へと向かいました。しかし、本道から曲ると、調兵山同様の未舗装の凸凹道です。周りの家は、住んでいるのかと思えるほどの、バラック小屋が続きます。
12:10 車庫駅に到着しましたが、正門がありません。断ってから入ろうと思いましたが、仕方ありません。電車の留置線を目指しました。
同型が正面に留置されています。右から810系奮進号、先日乗車した806型振興号、808型先鋒号です。
奥に801型団結号、805型平安号、807型発展号、809型和諧号が、802型のムーミンもいました。
そして、809型と802型の間に、探し求めていたジテ101型3連がいたのです。確かに住友マークの入った台車をはいています。ようやく、会えたのです。感激でした。
気動車から電車へ、内装、外観も大改造が行われたとはいえ、元は満鉄で走行したジテ1型です。約70年前に、6両編成で、満洲の荒野を走った勇者でした。このまま、朽ち果ててほしくはありません。出来れば、当時の姿に戻して、動態保存できたら、どんなに素晴らしい事かと思いました。自分が、大富豪なら、買い取りたいと思うのは、私だけではないでしょう。
多分、このままでは、解体されて行くでしょう。アジア号には、及ばずとも、大陸での鉄道歴史の生き証人です。どうにかして、保存できる方法は、ないでしょうか。残された時間は、少ないと思えます。 Part8 へ続く
ぶんしゅうさんおめでとうございます。小生ジテに関してははじめから諦めていましたが、快晴走行を撮影できたのはラッキーそのものでした。あの日は前にも報告しましたとおり、室内に宴席を設けた異常に綺麗な電車が到着。共産党の幹部か何かよくわかりませんが、多くの貴賓客をのせて発車。撮影しないように言われましたが、こっそり撮ってはあります。それ程大した写真ではありませんが。
コメントをいただきまして、ありがとうございました。
今回の撮影旅行で主たる目的は、ジテを探すことにありましたので、見つかって本当に、うれしい思いでした。欲を言えば、走行中を撮りたかったし、乗車したかったのですが・・・・。
1編成しかいませんでしたが、もう1編成の102型4連がいたはずですが、解体されてしまったのでしょうね。撫順炭鉱線を詳しく紹介していた、ホームページもいつの間にか閉鎖されたのも残念です。
今回の車庫の撮影も、丁度昼飯時だったので、入れましたが、古そうな凸型電機を撮っていると、やはり撮影許可を取るように言われました。中国で、鉄道写真を撮るのは、大変難しい面がありますが、くじけず頑張ります。沈阳には、年内に再挑戦します。