冬の芭石鉄道へ Part7 『トホホ』のスタート

第5日目 2010年1月2日
① 犍為天波大酒店8:40-(チャーター車)→9:10石渓站9:27-(第2次)→10:22菜子埧站
② 菜子埧站-(徒歩)→蜜蜂岩駅
③ 蜜蜂岩站-(観光列車)→石渓站

6:30、今日は、1日中、芭石鉄道を撮影します。張り切って起床し、部屋の窓の外を見ますと、昨日と同様に、霧です。四川盆地特有の気象ですが、とりわけ大渡河沿いのこの辺りは、霧発生が日常的だそうです。何とか、撮影時には、晴れて欲しいと祈りながら、石渓站に向かいました。

途中で、昨日、石炭ガラが目に入って、眼の痛みがひかないのを、心配した胡小姐は、病院に寄ってくれました。同じ症状の患者が多いそうで、目を洗浄してもらいますかと、聞いてくれましたが、芭石鉄道撮影を優先したいので、丁重に断りましたが、しかし、その後も、ゴミは取れず、北京に着くまで、痛みが続きました。

今日は、サングラスとマスクは忘れず、ホカロンも衣服に付けて、準備は万全と思っていましたが、昨夜、今までの撮影をパソコンにバックアップした際に、CFメモリーをカメラに戻すのを、忘れてしまっているのに気づきました。しょっぱなから、また、『ドジ』を踏んでのスタートでした。

しかし、今回の旅のために、デジタル1眼レフを、NIKON-D300からD300Sに買い換え、パワーアップしました。以前のようにCFカードのみの使用から、主流のSDカードも併せての使用が可能です。これで、RWA+JPG画像に分けての使用ができるようになりました。

SDカードは、上海の電器屋街で格安で購入したSD-HC16GBが、入っています。試しに、連写をして、撮影後のモニターを見て確認しましたが、問題ありません。

併せて、カメラにGPSを装着しました。何処で撮影したかを、自動的に記録できます。撮影後、パソコン上で、インターネットの地図にリンクしますので、世界中、何処で撮影したかを記録し、見る事ができます。これは、便利で、優れた機能です。
この写真、どこで撮ったかなと言わせない、優れものです。

もっとも、カメラ本体に、数多くの機能が増えたので、全て理解して、使いこなすのは、大変な苦労です。アナログ世代に育った私にとっては、便利な機能が、まだ分っていません。

何度、説明書を読んでも、老朽化した頭では、時間がたてば、忘れてしまっているので、設定を間違い、シャッターチャンスに、シャッターボタンを押しても、切れない事も、しばしば発生します。『トホホの世界』に入り込んで、高機能を解除して、マニアルモードで撮らなければなりません。まさに『猫に小判』状態です。


今日の最初の撮影地は、菜子埧站付近です。生活感漂う石渓站から、定期の第2次に乗車して、向かいました。


試しに、GPSで見ますと、この位置になります。

№9(機関車)+№10(テンダー車)+13+12+9+15+16(客車5両)の編成

9:27、交換の小型ELの牽引する、石炭列車が到着後、定刻より3分早くの発車です。

客車の窓は、ガラスではありません。落とし込み式ですので、寒くても、明かり窓で走ります。

希望の最後尾に乗車して、連写です。

今日も屋台が並ぶ、躍進站。石炭を運ぶコンベアー橋をくぐると、山間を走ります。

10:00蜜蜂岩站着。SLの方向転換が行われ、10:07、発車、10:22菜子埧站着
ここで、後続する観光列車を撮影するため下車して、約1時間を待ちました。

11:39、山間にドラフトがこだまして、観光列車がやってきました。夢中でシャッターを切りましたが、NHKです。何か手ごたえがありません。モニターを見てみると、何も写っていません。え~どうして、『???』。

原因は、SD-HCカードです。高速連写に書き込みが追いつかなかったようです。ケースもラベルも、メーカー品でした。購入の際に、容量は確認したのですが、中身は、偽物の粗悪品でした。やはり、中国で購入する物には、格安なだけに、リスクがつき物です。分っているのに騙されます。
メモリーカードのないカメラは、いくら高性能でも、ただの箱です。今日も『トホホ』のスタートで、がっくりと肩を落としました。

代わりに相棒が撮影した写真です。
№10(機関車)+№14(テンダー車)+1+3+5+7(観光客車4両)

胡小姐が、『次の列車まで、時間があります。昼食にしましょう。』と、言うので、先行する相棒の後を、重い足取りで付いていきました。しかし、この山奥の農村に食堂があるとは、思えません。狭い農道を行くと、未舗装のやや広い凸凹道に出ました。

1 thought on “冬の芭石鉄道へ Part7 『トホホ』のスタート

  1. 貴兄の見聞記は、何時も楽しく拝見させて頂いております。還暦を少々過ぎた御仁とは思えないエネルギッシュさには感服致すばかりです。
    今回気になったのは『上海の電器屋街で格安で購入したSD-HC16GB』。何れのメーカーのラベルが張ってありましたでしょうか?

    以前からネットでは偽物の存在が話題になっておりまして、ググれば結構出てくるものでありました。
    で、下記サイトに記載された手順で、お暇な折にでもお調べ頂ければ幸甚であります。

    http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/closeup/CU20061001A/index4.htm

    鉄道の話題には好ましからざるコメントでありますが、同級生の誼でお許し下さい。

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