第2日目 9月19日 その5
18時を過ぎた頃に珍しく単車が来るなあと注目していましたら、レトロトラムの339号車でした。
【 HKL 339 】
1955~1956年にValmet、 Tampella及びStrömberg で45両が製造されています。1987年春まで運用に入っていましたが老朽化により廃車となり、2004年7月に339号車1両が復元動態保存されています。団体貸切でのチャーターが可能でこの日も貸切運用にたまたま会いました。ちなみにチャーター料金は643.5€(約76,000円)平日10:00~12:00、追加料金(1時間)228.8€(約27,000円)、土日は少し高くになります。定員は50名ですのでこんなものなのかな。
車体長13,500㎜、車幅2,300㎜、出力50kw×4、重量20㌧、座席数29人、
[googlemap lat=”60.186881″ lng=”24.969163999999978″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”140″ type=”G_HYBRID_MAP”]60.186881,24.969164[/googlemap]
▲ 15:45 ソルナイネン(Sörnäinen)でメトロを降りて再びトラムに乗り換えます。
▲ Variotramの5連節車の239号です。
▲ MTRからの乗り換え客も多くおられます、ソルナイネンの電停です。211号車です。
▲ Valmet Nr IIの103号車です。
▲ 16:29 Kyläsaarenkatu~Toukoniitty~Arabiankatuは木立の中にトラムが走る専用軌道です。超低床車の5両編成の219号車が走ります。
▲ Valmet Nr IIの85号車です。
▲ 終点”Arabianranta”のループを回ってきたValmet Nr IIの8系統の79号車です。
これに乗って再びMTRとの乗換駅”ソルナイネン”へ戻、りMTRに乗車して移動です。
▲ 17:04 再び長いエスカレータで降りてMTRに乗車です。
▲ 17:03 下車したのは起点駅の”ルオホラハティ(Ruoholahti)”です。ホーム天井はコンクリート吹き付けなのか高い天井です。照明も凝っていました。
駅舎は明るくするためか全面ガラスです。
▲ 17:18 8系統の79号車に乗って終点、”Saukonpaasi”に向かいます。
▲ 17:27 ”Saukonpaasi”は港の空き地にループを描いてありました。1周りして続行のトラムが到着すると発車するスタイルです。Google座標; 60.157408, 24.911291
▲ 往路のロケハンではルオホラハティ運河に架かる橋しか撮れる場所は見つかりませんでした。歴史的なものは何も見当たりませんでしたので、ここで数カット撮影です。
”Crusellinsilta” Google座標; 60.160024, 24.908555
▲ ”Crusellinsilta”電停から、8系統の80号車に乗って市内中心部を目指します。
▲ 18:01 2,8,10、4,5,7B,10系統が交わる”Ooppera”に到着です。冒頭のレトロトラムの339号車もここでゲットしました。83号車と続行するのは104号車です。
▲ 運動公園前を走ります。そろそろ紅葉が始まったようです。欧州では赤い葉になる木々がなく黄色が殆どです。紅葉ではなく黄葉ですね。106号車です。
▲ 18:06 7B系統の114号車、続行するのは94号車です。
▲ 18:08 4系統の101号車です。夕日も斜光になってきました。まだ全線走破はしていませんが中心部を外れると同じような感じに見えだしたので切り上げることにしました。
▲ 18:17 後方が中央駅です。夕日を浴びてやってきたのは、これから増備されてエースとなるArtic400形の403号車です。
▲ 18:19 後方に見えるデジタル温度計は13℃を表示しています。ヘルシンキの秋は直ぐに終わり一気に冬に向かうそうです。次回は雪景色を撮ってみたいですね。
▲ 18:23 ヘルシンキ中央駅舎内です。平日の月曜日ですので夕方のラッシュになっているかと思いますが人通りは朝と比べても少ないくらいで込み合っている様子はありませんでした。学生等の若い人がいないのも印象的でした。子供たちの姿が見えて声が聞こえる活気溢れるインドネシアとは違って、静かな落ち着いた大人の町だなあと思いました。
明日は早朝のフライトでスイスのチュウリッヒへと向かいます。初めての訪問です。向こうでもトラムを追いかけます。トラムを通じてみるチュウリッヒはどんな街なのでしょうね。楽しみの就寝となりました。 Part7へ続く