先に「尾道の話題」として「ラ・マル しまなみ」をご紹介し、私のボヤキに米手作市様より「ハゲドウ」して頂いてから1週間が経ちました。今日はその「ラ・マル しまなみ」が走る日なので、尾道・糸崎間の回送電車を撮りに出かけました。例年センター試験の日にはよく雪が降りますが、温暖な当地でも珍しく薄っすらと雪化粧の朝でした。回送電車は正午ごろですから、かなり気温は上がってはいるものの風が強く時おり横なぐりの雪も降って 海岸で待つのも大変でした。丁度海岸近くをタグボートが2隻の台船を曳いて西へ向かっているのですが、向かい風で全く進まず難儀していました。
まず下り回送 回9727Mです。電車が来る頃には雪はやんで 晴れ間も出てきました。
後ろの斜面はみかん畑とこのあたりの特産品である「ワケギ」の畑です。現在国道2号線のバイパス工事が山側で進められています。回送電車は約25分で折り返して来ます。上り回送をもう少し尾道寄りで撮ろうかと思っていましたが、国道2号の上り線側がノロノロ運転なので、撮り損ねてはならじと糸崎駅での折り返しを狙うことにしました。
糸崎駅構内には電留線は多いのですが、意外と本線の待避線は少なく、糸崎止め、糸崎始発の電車も多いため 約20分間の折り返しであっても本線上で留まっておられず すぐに東側の引き上げ線に転線しました。引き上げ線上で下り貨物をやり過ごしてから 上り線に転線し、12:13に尾道に向けて出発してゆきました。明日も走るのですが、それほど魅力を感じる電車でもなく、明日以降も何度もチャンスはあるので明日の撮影はオヤスミします。むしろどれくらいの乗客が尾道に降り立ったかの方が気になります。
下り回送はバイパスの取り付け跨線橋からの撮影でしょうか?先のコメントでポイントを探してと申しましたが、まさにここから湘南色6連を撮りました。画角はよかったのですが、ビデオなので後ろの勾配を上るトラックのエンジン音を拾ってしまいました。
この辺りで瀬戸内海を入れて撮れるのはここくらいかと思います。
1900生様
その通り 国道2号線三原バイパスの取り付け道路からです。かつてはこんなアングル すなわち海の上のそれも高い位置からの撮影は不可能でした。この辺りで海を入れて撮るとなれば山側から海をバックにするしかないでしょう。あるいは船の上からです。当地では自家用船を持っている人が結構あって、釣りに行ったり、例えば宮島まで日帰りで遊びに行くなどマリンレジャーも盛んです。そういう人に頼んで海上から鉄道写真を撮るということも出来なくはありません。呉線の朝日を浴びる瑞風などは最高かも。船は高級車を買う感覚のようですが、大変なのは係留のための経費や、台風接近などの際の固縛や陸揚げのようです。漁師さんによる釣り船や海上タクシーという手もありますね。1人では割高ですが、5人ぐらいならそんなに高くないかも。一度ご検討されてはいかがですか。
チャーター船という手がありましたか。そういう発想は全く無かったですね。稀にタクシーは利用しますが、恐らくそれ以上に高くつくでしょうから、グループでないとやはり二の足を踏んでしまいます。またカメラの場合のシャッターは一瞬ですが、ビデオの場合は動画ですから船が揺れるのにどう対応するかの問題もあります。
最近NHKの映像などでドローンから撮ったと思しきシーンが増えてきました。といって小生は列車移動(マイカーではないということです)なので、撮影機材にドローンまではとても持ち運びは出来ませんし、また飛行許可とかいろいろ煩雑だと思われ現実的ではありませんが、そうした映像はたいへん新鮮でかなり魅力を感じます。