雪が降ったら、やっぱり叡電へ

“今年こそデジ青連続投稿”と新年早々に意気込みながら、さっそくの空念仏状態が続いています。無為な日々を続けているなかに、一昨日から“最強寒波”のニュースが流れました。“雪が降る”と聞くと、前夜から落ち着かないのは、もう何十年も変わらないことに苦笑しながらも、午前6時に起き出して、薄っすらと積もった雪を見て、勇んで外へ出掛けたのでありました。取り急ぎ、昨日の様子をレポートして、新春第一号の投稿としました。
祇園も白一色、朱色の八坂神社西楼門と市バスの組み合わせ。

向かった先は、恒例の叡電沿線、まずは、定番の八瀬比叡山口駅の入駅、額縁スタイルから。この2年間、京都に目立った積雪はなく、久しぶりの訪問だった。叡電は昨年3月からICカード化が導入された。車内だけでなく、無人駅にもカード読取機が置かれているのが目新しかった。それまでの磁気カードは、ほかの私鉄のような両者併用ではなく、IC化時点で全く使えなくなっている。入駅シーンは以前と変わらなかったものの、駅構内の様子が、以前とは違う。季節外れのクリスマスツリーが鎮座し、柱には電飾が巻き付けられている。駅で聞いて初めて知ったことだが、昨年末から行われている「イルミステーション」というイベントだそうな。叡山線に入線の「きらら」。鞍馬線専用の「きらら」だが、一日一往復だけ、午前に八瀬比叡山口まで入線しており、叡電ホームページの「きらら」ダイヤにも明示されている。宝ヶ池駅に停車中の叡山線「きらら」。三宅八幡にも立ち寄ってみる。晴れていれば比叡山が真正面だが、雪空では、それも望めない。いつもは画面左手に赤い南天の実が鈴なりだが、今年はちょっと不作のようだ。貴船口へ。ここの積雪は約30㎝、雪を掻き分け、鞍馬街道の、これも定番撮影地へ行き、800形を待った。800形も編成ごとにさまざまなカラーがあるが、雪山バックは、やはり暖色系統が冴える。

折り返しの電車をホームからとらえる。超お手軽撮影地だが、ホームや手すりを入れないようにするのに苦労する。ヘッドマークは、映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で、叡電沿線がロケ地として使われたことによるもので、この編成を「ぼく明日号」と呼ぶそうな。

 

 

 

 

 

八瀬比叡山口のイルミネーションがどうも気になり、昼間の用事を済ませたあと、1日乗車券で再乗車して、確かめに行った。電球色のホームに、雪まみれになった電車が到着する。これがそのイルミネーション、寒々しい駅を少しでも暖かくするため、昨年末から、今年1月まで続けられている、題して「イルミステーション」というイベント。開業以来の駅舎もイルミが暖かく包む。正面の駅名標は、一昨年、開業90周年の際に、当時の雰囲気を出すために右書きにされた。トワイライトタイム、駅と電車が光に包まれる。屋根裏のライトアップは以前からも行われていたが、今回は、時間ごとに赤や紫に変化して、バージョンアップがされている。

雪が降ったら、やっぱり叡電へ」への2件のフィードバック

  1. 総本家青信号特派員様
    また、早速の私で申し訳ありません。
    テレビを見ていたら女子駅伝が映り、えらい大雪でどこかと見れば京都国際会館折り返し場が読み取れびっくりしました。東京も寒波で寒いことは寒いですが富士山もよく見える青空天気でした。都会では雪が積もってもすぐ溶けるので、木の枝や周囲全体に雪がのっかている状態がいいのですが、これらの写真はそんな感じでよかったです。東京地方は昨年11月24日にこのような感じの大雪が降っております。

  2. 準特急さま
    さっそくの私、大歓迎です。いつも、コメントありがとうございます。昨日の京都は、お書きの女子駅伝とセンター試験があって、除雪に大わらわだったようです。テレビの猛吹雪は、望遠レンズのなせる技で、実際はそれほどでもありませんでしたが、一日降っていましたね。余談になりますが、女子駅伝のコース上に実家があって、いつもテレビに映し出される実家付近の様子を、老いた母親とともに見ています。

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