倉敷点描

ここのところ新聞記事の転用ばかりでお茶を濁して来ましたが、たまには実物を登場させることにします。昨日午後倉敷に所用があり、丁度水島臨海鉄道東水島まで直通する貨物列車の時間帯にかかるので カメラ持参で少し早めに家を出て倉敷に向かいました。

平成30年3月10日 倉敷駅にて 419M三原行き 117系E05編成

最近デジ青上で話題になっています117系は岡山地区では6編成が活躍しています。今ではタクアンになってしまってせっかくのスタイルも台無しです。山陽本線は三原まで下ってきます。

お目当ての水島臨海へ直通する貨物列車を倉敷駅東側で待ち受けました。

倉敷に到着した3093レ DE101188

最後尾が見えないぐらいの長編成です。水島コンビナート各社への貨物輸送は活発のようで、この調子だと水島臨海鉄道もしばらくは安泰のようです。この3093レは倉敷で22分間停車しますので、発車を撮ろうと駅の西側に急ぎました。

倉敷駅を発車した新見行き849M 213系C02編成

瀬戸大橋線で四国へ向かう213系は青色が似合いますが、中国山地の奥深く新見まで行く電車にあの青色はいまひとつしっくり来ません。

倉敷駅を出発する東水島行き3093レ

あの長編成ですから さすがのDE10も牽き出すのが相当しんどそうでした。エンジン音を響かせてゆっくりと出発してゆきました。駅撮りではありましたが、一応撮れたので帰ろうとすると、近くにいたご同業者さんが「えっ、もう帰るのですか」と不思議そうにするので聞いてみると、もうすぐ「ノスタルジートレインが来ますよ」とのこと。跨線橋の上などに数人のご同業者がおられて水島行きの貨物は人気があるのだなと勝手に思っていたのは外れで、皆さん「ノスタルジー」狙いだったことがわかりました。せっかくなので「ノスタルジー」も撮ることにしました。

ノスタルジートレイン キハ4747+キハ471036

この日は日本旅行が企画した「おかやま備中杜氏の郷 地酒列車」という団体臨時列車として走ったようです。岡山始発新見折り返しの日帰りツアーで、車内で総社、高梁、新見、浅口の地酒10種類が45CC×10杯、ということは2合5勺ふるまわれるそうでお弁当付き5000円となっていました。一般公募のツアーで20歳以上という条件付きツアーも珍しいですね。車内は満席で好評のようでした。それにしても国鉄型気動車はやはりこの色がいちばんしっくりしますね。短時間の撮影でしたが、いろいろ撮れて満足な1時間でした。

倉敷点描」への3件のフィードバック

  1. 西村雅幸さま
    ご紹介のノスタルジーはツートンの国鉄色ということでかなり興味はあるものの、まだ撮りには行っておりません。この形式に塗装されたことのない原色という点がどうも引っ掛り、中々腰が上がらないのです。とはいえ数年前に芸備線をキハ48が急行色で走った「復活ちどり」も、当初は無関心ながら結局はノコノコ撮りに出かけ、しかも実物を目の当たりにして中々いけると納得したこともあり、自分の無節操さに呆れたこともありましたから、同じ轍を踏まないようにしなければならないと思い始めています。
    しかしこうして見るとやっぱりそう違和感はなく、それなりの塗装だと思えるから不思議です。仰るように国鉄型に相応しい、いや国鉄型DCはこれでないとと言えるほどにしっくりきています。幸い普段の定期列車での運用も公開されていて、岡山~津山間を3往復くらいしているはずですから、それなりに効率よく撮ることができそうですね。
    岡山の117系のサンライナー塗装は地域色とはいえ綺麗だと思っていましたが、これではねえ。京都に抹茶色もありますから、どこかに赤色か青色でも出現すれば、九州のかつての485系特急みたいな派手な編成も出来ようというものです。

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