北海道家族旅行(2)

「予備知識なし」で出掛けたのですが、小樽でも発見がありました(私にとっては)。家族とは半日別行動しよう!ということになり「手宮線」跡を見て、小樽駅の近くでJRを撮ろうかなと思っていましたが、「観光マップ」を見ると端っこの方に「小樽市総合博物館(北海道鉄道発祥の地)」のイラストが載っていました。一時間くらいで見てこれるかなと思って行ったのが、名前は総合博物館ですがなんと「重要文化財 旧手宮鉄道施設」でした(多分、知る人ぞ知る!ですね)。~北海道の鉄道の歴史はここ手宮から始まりました。この地ならではの歴史的遺構の数々が館の内外で、静かに時を語っています~とあります。確かに広大な敷地の中で多くの、特に北海道で見られた車両群が展示されています。館の入り口にあるのが「しづか」でした。これも「ぴかぴか」の状態で展示されています。屋外にはキハ821、キシ8012、キハユニ251、ED75501…、客車でもオエ61309、スエ785といった救援車、スユニ50501は中に乗務員の作業中の人形があり、中を覗いたとたんビクッ!とします。展示車両はほとんど中に入れますし、救援車は機械工具まで揃えてあります。さらに、北海道の特徴的な車両として除雪車を見ることができました。新しいところで、DD14323、DD1537です。キ270(単線用)とキ1567(複線用)です。庫内で見えにくいですが、キ601(ロータリー車)、キ800(マックレー車)で「キマロキ」編成となるものですね、私にとってはこれら全て実働時には見ることも無かったものでした。3時間近く居ましたがまだまだ充分ではありません、しかし小樽駅に戻るバスは1時間に1本しかありませんのでこのへんで引き上げました。屋外の展示車両(「しづか」以外全てですが)はさすがに塗装の傷みも進み、色褪せたものもあり残念でもありますが広い場所で保存されていて気持ちがいいです、訪れた価値はありました。最後に次の訪問地である函館へ行く途中立ち寄った「JRタワー」からの眺めです。

北海道家族旅行(2)」への9件のフィードバック

  1. wakuhiro様、
    スエ785旭エンの姿をお目にかけましょう。遠軽機関区で撮影しました。時期は、エーと、たしか、昭和40年の8月頃かと・・・

    • オエ61309に関しては、井原さんが昨年の12月12日「客車廃車体訪問記 北海道編4」で出自を報告されておりますので参照ください。

      • 米手さま、コメントありがとうございます。やはり現役で活躍している姿がいいですね。あまり救援車等にお目にかかる機会も無かったのが、今回車内にまで入ることができました。車内も多分現役時代を反映したものと思います。奥の方にはだるまストーブもみえます。

    • 井原様、現金輸送車ありがとうございます、後でパンフレットを見て、見逃した!と残念がっていたところです。オエ61309の近況です。

  2. WAKUHIRO様
    北海道家族旅行とは羨ましいですね。楽しく拝見しております。小樽と言えば札幌に赴任していた当時を含めこの総合博物館を2~3回訪問しております。数年前に保存蒸機撮影の目的で行った時はWAKUHIROさんのご説明のとおり屋外展示の車両は塗装が剝がれたような展示車両が多くありました。添付写真は急行ニセコ等に活躍後にこの地に保存されていたC623です。1982年6月20日の撮影です。退色していたのを総本家青信号特派員さんに助けてもらって復活させたものです。

    • 準特急さま、北海道にこのような博物館があったとは全くの認識不足でした。京都また名古屋とは違った開放感のある展示方法で、塗装の痛んだ車両を見ていると多少残念な気もするのですが、それでも「鉄道が身近な存在であった」というのを感じます。C62の貴重な写真ありがとうございます。これを見ているだけでも雄大な北海道にC62はよく似合っていたと思います。

    • 西村さま、さすがクローバー会の諸兄は行っておられますね。時間がいくらあっても足りないという感じでした。途中小休止のため「プラネタリウム」を見たのも時間のロスでした、なにしろ2日前の帯広では最高気温が34℃と国内最高を記録した時で、北海道は暑かったです。キハ031の現物は初めて見ました、機関車庫に「7150大勝号」と並んでいました。

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