今回の旅の行程地図です。
予期せぬ列車の運休や乗り残しにあって予定通りとはいかず、その都度時刻表を見ながら臨機応変に対応しました。
宿泊は今まで鉄路では行けなかった秘湯の温泉を中心にすべて温泉旅館やホテルばかりに泊まりました。
国内の旅では今までマイカーの車中泊ばかりでしたので部屋で寝られることは少なく、私としては大変贅沢な旅だったと思いますが高齢者になってきましたので今後は無理なく余裕を持って旅を楽しめるようにしたいと思いました。
今回5泊6日の旅にかかった費用は、大阪から新潟までの往復はJALのマイレージを使いましたので費用は発生せず、北東北周遊だけの約9万円でした。今までの旅行スタイルと比べると費用は倍はかかりましたね。
投稿者「ぶんしゅう旅日記」のアーカイブ
青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part6 五能線しらかみ号に乗る
▲ 13:52 「ぜひまた青森へ」と3名の駅たびコンシェルジェからのお見送りをいただいて「しらかみ4号」は青森を出発して五能線へと向かいます。前回は秋田から北上しての乗車でしたが今回は日本海に沈む夕日を見たいと青森から南下します。
前半はJALの欠航、JRの運休、乗換置きざり等のトラブルから始まりましたが中盤からは大した問題の発生もなく順調に旅を続けられました。残すは後1日です。
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青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part5 念願の酸ヶ湯温泉
第4日目 3月9日
4:00 今朝も夜明け前に目覚めました。朝食は7時からなのでいつものように温泉でゆっくりと朝風呂です。今日は乗り換えの心配はありませんが八甲田山の樹氷も見たいしロープウエイにも乗ってみたいのですが行程をどうしたらいいのか分かっていません。ネットで記事を探しますが呑み込めずですので青森駅にある観光案内所で聞いてみることにしました。
7:00 昨日の夕食と同じ会場で朝食です。ビジネスパックですが内容は他の宿泊客と同じです。
仲居さんはみそ汁は汁のみお代わり自由です。ご飯もそうですよと申されて動き回られていました。みそ汁は好きですので2回もお代わりをオーダーしました。
青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part4 浅虫温泉
第3日目 3月8日
今日は2度寝して寝過ごすわけにはいきません。しかし昨夜夕食時は早く、従って就寝したのは9時過ぎでした。何時もと同様に午前2時には目が覚めてしまいました。
新潟出発から飲み続けていました日本酒も残りわずかとなってきましたので一気飲みで片づけました。
新潟駅にある新潟県の名酒コーナーで迷った末に購入した長岡市池浦酒造の純米「心月輪」です。“心は月の如く円く清らかに”と歌われた通り、飾らない穏やかな味わいのお酒でした。
飲み鉄旅でもありますので次の1本はどれにするかと考えながら起き続けました。
朝食前にひと風呂浴びて乳頭温泉を堪能しました。入浴後、今日は寝てはいけないと今日の予定の中で乗換で要注意がないかどうかを再確認しながら起き続けました。
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青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part3 乳頭温泉
昨日朝5時に起きてTVを付けますと昨夜東北で発生した震度6強の地震により多くの方々が被害にあわれ、インフラも東北新幹線が復旧見込みが立たず全線運転再開までには相当な期間を要する見込みと発表されています。
地震発生が一週間早ければ私も巻き込まれていたかもと安堵しましたが、不幸にも被害にあわれた皆様方の早期復旧をお願い申しあげます。
下は当分は運休となる山形新幹線「つばさ号」E3系2000番台の山形駅発車待ちです。
(追記) 地震で運転を見合わせていた山形新幹線福島―新庄駅間の上下線について、JR東日本は17日午後3時過ぎに運転を再開した。同新幹線の東京―福島駅間の上下線は、運転再開の見込みは立っていないという。(読売新聞報)
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青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へPart2 いざ出発!
第1日目 3月6日
① 長岡京8:03(JR快速)⇒8:30新大阪:40(リムジンバス)⇒9:10伊丹空港
昨夜、明日からの旅に期待して早くの午後10時には眠りについてしまいました。そのためか午前3時には目が覚めてしまって眠れない。2度寝すると寝過ごす心配もあって予約してある1本早い飛行機で新潟へと向かうことにしました。予約変更の手続きはとっていませんが早朝 7:10発のフライトなら満席には絶対にならないと踏んでいました。
4:40、予定していたJR新大阪経由ではなくJAL始発に間に合う阪急経由で長岡天神駅へと向かいました。
① 長岡天神 4:59(阪急)⇒5:20 南茨木 5:34(大阪モノレール)⇒5:58 大阪空港
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青春18きっぷの旅 2022年仲春 北東北へ Part1 旅立ち前
そろそろ治まってくれるだろうと思っていたコロナ騒動は新型オミクロン株が登場して蔓延、終息が見えない状況下が続いています。
1月10日に秋の青春18きっぷを使って福井へ参り、福井鉄道・えちぜん鉄道の日帰り乗り鉄旅を楽しんだ後は毎年の恒例行事になっています桜前線撮影旅の前に今年3月時刻改正で消える駅が7駅も出る北の大地の鉄路を大雪原の車窓から見たいと計画を練りだしました。
JR東日本のホームページを見ますと、コロナ感染が治まるかもと勝手に予測した3月にピッタリの利用期間;2022年3月1日~2022年3月10日に『大人の休日パス 東日本・北海道スペシャル (大人の休日倶楽部会員限定)』(26,620円)がありました。
2022年新春初旅は、ローカルバス乗り鉄旅 Part2
第2日目 1月8日
朝6時には起床、内湯の岩風呂に入浴して眠気を覚ましました。持ってきた温度計で外温を計測するとなんとー6℃です。コロナ前には中国ウルムチに毎年行っていましたのでー20℃以下はいつも経験していましたので大したことはありませんが久しぶりのマイナス外温です。紀州山地は京都より冷え込むようです。
部屋から見える十津川温泉の中心地です。山間に静かに朝がやってきた雰囲気でした。
2022年新春初旅は、ローカルバス乗り鉄旅 Part1
コロナ感染者数が全国で 2,452人と終息に向かっていた昨年12月4日にいつも中国ナローゲージ鉄賂への訪問お誘いを受けております一路順風さんから「ちょっと面白そうな路線バスの乗車イベントがあります。家内と行こうと思っていたら『興味がないのに長時間小さな路線バスに乗り詰めなのは耐えられない。』と、断られてしまった。代わりにご一緒いただけませんか。ぶんしゅうさんと一緒なら積もる話もありますので長時間の乗車は苦になりません。いかがでしょうか。」とのご要請を受けました。
面白そうなイベントとは、全長169.8㎞、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス『八木新宮特急バス』の乗車です。
ちょうどこの時期には十津川温泉の対象の宿に宿泊するとバス往復の運賃 6,900円が無料になるというキャッシュバックキャンペーンが開催されていました。
子供たちが幼少期、毎年正月明けには新宮に近い川湯温泉の大塔川河原に設けられる冬季限定の大露天風呂「仙人風呂」でのキャンプ生活を恒例にしておりましたので途中で通る十津川温泉に一度は宿泊したいと思っていました。勤務時代は十津川村はクライアントでもありましたので年に2~3回は訪問していましたが宿泊の機会はありませんでした。マイカーや社用車では来ておりましたがこんなに長い路線バス乗車の経験はありません。今は暇だしコロナ騒動も落ち着いてきた様子なので行ってみるかと即決OKを出しました。

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青春18きっぷの旅 2021年新涼 Part5 帰路は獺祭純米大吟醸の飲み鉄旅
第3日目 9月6日 後編
申し訳ありません、大した用事もなかったのですが前編を投稿してからサボっていました。最近流行りの病、『寒暖差疲労』が影響しているのか。いつまでも置いておくわけにもいきませんので再開をさせていただきます。
小野田線の本山支線に乗車できましたので山陽本線の小野田駅に戻って、福山を目指しました、
④ 雀田 7:18⇒7:34 小野田 7:38⇒8:05 新山口 8:28⇒9:10 徳山
▲ 7:37 小野田からは待っていた山陽本線の2ドア115系4両編成(3004M)に乗車して新山口へと向かいます。平日のラッシュ時に入っていますが、着席率は50%と空いています。
青春18きっぷの旅 2021年新涼 Part4 長門本山へ行く
第3日目 9月6日 前編
① 厚狭 6:33⇒6:38 小野田
5:40 ホテルの部屋の窓から見た厚狭駅。徒歩1分との案内通り駅前すぐです。
今日は小野田線の本山支線の終起点の長門本山駅に初めて参ります。電車は往復3本しか運行していません。朝に2本がありますのでこれは乗ってみなければと頑張って早朝に起きました。
このホテルは朝食付きですが提供されるのは6時半過ぎからです。但し、出来上がっているものは食べられるということで1階食堂に降りてみますとカレーライスが食せました。2口ほど食べて後はコーヒーを紙コップに入れて出発しました。老人には十二分の朝食です。
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青春18きっぷの旅 2021年新涼 Part3 チョンボ連発
第2日目 9月5日
① 大阪南港 19:50(名門大洋フェリー)⇒8:30 新門司港
② 新門司港ターミナル 8:45(無料シャトルバス)⇒9:05 JR門司駅
▲ 6:34 朝を迎えました。起床後すぐに外部デッキに出ました。外気温は24度、船は徳山の沖付近を航行中です。5:49頃に日の出がありましたが雲間から日差しが出るには30分強かかりました。
しばらく洋上を見てから朝食を食べにレストランへと参りました。
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青春18きっぷの旅 2021年新涼 Part2 旅立ち
第1日目 9月4日
① 長岡京 16:34(快速)⇒17:05 大阪 17:10(関空快速)⇒17:17弁天町
② 弁天町 17:27(OsakaMetro)⇒17:29 コスモスクエア 17:33⇒17:43 フェリーターミナル
▲ いつもと違って夜便ですのでゆったりと地元の長岡京駅を出発しました。 続きを読む
青春18きっぷの旅 2021年新涼 Part1 旅立ち前の準備
コロナ騒動の中。鉄道での旅は昨年12月以降自粛してまいりましたが、2回目のワクチン接種も終わり抗体もできたようなのでボチボチ出かけてみようかなとの気持ちになってきました。

ただ今年の夏は雨の日続きで、青春18きっぷを買おうとするにも中々5回分の日程が組めません。5回は消化できないのでバラを探していますと、8月下旬になった25日に長岡京駅前のチケットショップで2回分バラ(4,800円)が見つかりました。即決で購入です。
【 難航した行程・日程選考 】
帰宅後、コロナ感染者数の少ない鳥取、島根、山口県を目的地に選びWeb時刻表から行程を組んでいきますが、ここで初めて中国・山陰地区では大雨被害による運休区間が多発しているのが分かりました。主要幹線の呉線(糸崎〜竹原)や山陽本線(厚東〜厚狭)でも運休区間があり、山間部の支線はもっとひどくズタズタ状態です。特急等の優等列車は殆どが運転取り止めとなっています。徐行運転による遅延も各線区で発生しています。これらは関西のTVや新聞では報道されていなく、詳しい運行状況はJR西日本のホームページやネット記事で確認するしかありませんでした。復旧運転再開日が不明な区間が多くこれでは確実な行程が組めなくなりました。
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2021年春 桜前線追っかけ旅 Part9 越美北線を撮る その3
勝原駅のハナモモの満開を3日間待ちましたが、中々100%満開には至りません。天竜浜名湖鉄道の原谷~原田の鉄橋近くに咲くしだれ桜と同じく待つと開花状況はストップしてしまっています。それでは長良川鉄道の大矢駅のしだれ桜の取材時期を遅らせばと行動しましたら逆ににかなり散ってきていました。今年は自然の流れに上手く合わせることができません。桜満開前線は既に山形まで北上しています。会津鉄道にも行きたかったのですが、今年は勉強不足だった、来年はリベンジを誓って、今日を最終日にすることにしました。
4:20 今日は遅れまいと昨夜は早めに就寝しましたので目覚ましよりも早くに起きました。車内の温度はちょっと寒い 6.9℃ です。5時を過ぎるとようやく周囲が見えるようになってきました。
▲ 5:24 朝一番の越前大野からの回送列車が上がってきました。停車はせずにそのまま通過です。昨日は5:28にここへ来ましたのでタッチの差で間に合わなかったようでした。
2021年春 桜前線追っかけ旅 Part8 越美北線を撮る その2
第2日目 4月7日
5:00 早朝に車内泊地『道の駅 九頭竜湖』で起き上がり勝原駅を目指しました。回送列車なので運転ダイヤは公表されていませんので以前に客扱いで運行していたダイヤで大丈夫だろうと思っていました。
5:28 勝原駅に到着です。まだ暗いですが夜は明けてきています。D500に24~70㎜F2.8のレンズを装着して通過を待ちましたが来ません。ひょっとしたら昨夜の最終列車が2両編成で明日の始発列車用に1両が留め置きされたのかもと考えたりします。
待ちましたが来る走行音が聞こえてきませんので諦めて福井に向かう一番列車を待つ事にしました。
▲ 5:51 ホームで待つ乗客などいない中、一番列車の到着です。見えた乗客はわずか2名でした。
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2021年春 桜前線追っかけ旅 Part7 越美北線を撮る その1
第1日目 4月6日
長良川鉄道越美南線から帰ってより次は越美北線に再び行って見ようと決めていました。混み合う土日は避けて火曜日頃は桜も満開になるだろうと現地に電話をしてを開花情報をお聞きしますと、「今年は例年に比べるととても早くに満開を迎えました。今は散り始めていますよ。」と、思いがけない返答をいただきました。
それでも桜は散り始まった頃が一番良いと出掛けることにしました。
▲ 自宅からは名神高速、湖西バイパス、北陸自動車道と中部縦貫自動車道を経由しての164㌔、約3時間の行程です。
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2021年春 桜前線追っかけ旅 Part6 長良川鉄道を撮る その3
第3日目 4月1日
7:00 今日も車中泊地『道の駅 美並』からの出発です。途中のコンビニでコーヒーとサンドイッチを買い込んで朝食とするのも同じです。今日の最初の訪問地は昨日見て気になっていた大中~上万場の長良川堤防の桜の木です。
2021年春 桜前線追っかけ旅 Part5 長良川鉄道を撮る その2
6:00 車中泊をした『 道の駅 美並 』の駐車場で目覚めました。山間の夜は既に開けてきています。洗面を済ませた後に出発しました。
昨日行けなかった北濃へと向かいます。
途中のコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い込んで朝食としました。
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2021年春 桜前線追っかけ旅 Part4 長良川鉄道を撮る その1
第1日目 3月30日
長良川鉄道にはかねてより見てみたい撮ってみたい、見事なしだれ桜が咲く駅があります。駅名は『大矢駅』、10日前には同じくしだれ桜を求めて天竜浜名湖鉄道に参りましたが満開は遅れ大雨強風になってくるために以降の撮影を諦めました。
次の訪問地、長良川鉄道にも電話を入れて開花状況を聞きますと大矢のしだれ桜は、まだ5分咲き程度ですと先週中頃に聞きました。家内の命日が過ぎる30日なら満開になっているだろうと旅支度を準備しました。天気予報も当分は快晴の春の日が続くようなので期待しての旅立ちでした。
▲ 自宅から大矢駅までは名神と東海北陸自動車道を乗り継いで約195㌔、所要時間は約2時間半と、そんなに遠くはありません。昨年秋には会津若松まで約700㌔を一気に行きましたので楽勝とは思いましたが油断は禁物、まずは安全最優先走行を心掛けることにしました。
簡単に朝食をとった7時過ぎに自宅を出発しましたが、朝のTVニュースでは大陸からの黄砂襲来予報が出ていました。名神は京都南ICから乗りましたが滋賀県に入ると空の色が天竜浜名湖鉄道に行った時と比べると遙かに違って真っ青とは言えません。
途中、養老SAで休憩をとって9時半過ぎには予定通りに大矢駅に到着です。期待を持ってホームに出ました。
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