凍てつく大地への旅 Part 2 瀋陽站できっぷの変更と購入

第2日目 1月11日 その1

私は一路順風さんたちの本隊が訪中する2日前に凍てつく大地に先発到着しました。皆さんはC2蒸気機関車が牽引する列車を撮るのが目的ですが私はトラムも大好きです。どうせ来るなら前回訪問した瀋陽大連のトラムの現状も見てみたいと、皆さんより2日早く、また帰路も1日残って訪問したいと考えました。ここ旧満州には長春(旧;新京)にもトラムが走っていますがこちらは前回冬にも訪問していますので清々しい春に訪問したいと今回はパスしました。

9:17 昨日はトラブル続出で疲れましたのでゆっくりの行動開始にしました。今日は身軽に行動できるようにカメラはコンデジとデジカメ1台(NikonD500)にレンズ2本(ズーム18~200㎜F3.5~5.6、薄暮夜撮用にフルサイズ24~70㎜F2.8)を持って出ることにしました。
▲ 2019年1月現在の瀋陽トラムの路線図です。前回は2014年10月の訪問でしたので4年3カ月ぶりですが3号線が2015年6月に開業していました。今日の乗り鉄は未乗車区間の3号線から始めますがその前に一仕事があります。

※ 中国鉄道時刻研究会のHPよりダウンロード転載

【 きっぷの変更と購入 】

今回当初の目的地は興隆森林鉄道でした。そのために1月12日にハルピン東站近くのホテルを一路順風さんから予約を入れていただいて夜にこのホテルで合流することになっていました。Part1で書きましたように想定外の突然の事故によって目的地は樺南森林鉄道に変更せざるを得なくなりました。
しかし樺南森林鉄道ジャムス(佳木斯)近くにあってハルピンからは在来線では510㌔もあります。当然ハルピンに宿泊して朝1番(5:46発高速鉄道)で行くのは辛いものがあります。約6時間をかけて夜行列車に乗るか12日中ジャムスに行くかどちらかです。幸い2018年9月30日に開通した高速鉄道線哈佳線(343㌔)があり距離もショートカットされて短くなり約2時間強で行けます。一路順風さんは合流場所はハルピンからジャムスへと変更する事にされました。

困ったのは既にインターネットで瀋陽からハルピンへのきっぷを購入済みだったことです。
▲ 出発前にTrip.comd(https://jp.trip.com/?locale=ja_JP)で確保したきっぷの予約表です。

ついこの間まで中国鉄道のきっぷ手配は苦労の連続でした。かつては発売日早朝に站窓口で並ばないといけませんでした。きっぷは始発駅から発売開始されていましたので2日ほど遅れて発売される中間駅では既に全席売り切れも多くありました。人気の列車はプラチナきっぷと呼ばれ、手数料をはずんで力のある代理店から予約を入れないと取れませんでした。ダフ屋から購入した事もありました。航空券のように記名制になってからダフ屋は減りましたが人気列車はやはり力ある代理店経由でないと取れない現状はそのままでした。中国鉄路客戸服務中心でインターネット予約が出来るようになりましたが中国銀行口座を必要とし、口座を持たない外国人は現地の案内人や旅行代理店に依頼するしか購入方法はありませんでした。

それが最近になってTrip.comAraChina等で海外からも簡単に予約できるようになりました。中国の新幹線が26.000㌔にも達して輸送力が大幅増加したのが大きく寄与したと思われます。2020年には日本の10倍以上の総延長30,000㌔になるようです。

ただ一路順風さんからは、ハルピン17:25(D7821)⇒ジャムスに乗車するとの連絡が来ていますので私が予約したきっぷでは間に合いません。瀋陽站に行って一旦発券した後20%の手数料を支払って新たに変更購入をしなければなりません。またハルピンからジャムスへのきっぷも購入しなければなりません。朝1番のお仕事です、メトロに乗って瀋陽駅へと向かいました。
※ Trip.comのサイト; 」https://jp.trip.com/?locale=ja_JP
▲ 9:18 ホテル近くのメトロ中街站の地上出入口です。瀋陽の銀座街で夜は若者たちが家族連れが買い物や散策を楽しむ歩行車天国です。

▲ 9:24 ホームに下りて1号線瀋陽站方面行に乗車しました。1号線は、長春軌道客車製のSYM1000型6両編成で運用されています。ドア上には現在の走行位置を示す路線図が設置されていますのでたまにしか乗車しない私のような乗客には嬉しい設備ですね。

【 瀋陽メトロ(沈阳地鉄) 】
瀋陽メトロの歴史は古く、かつて満州時代(当時は奉天)大阪市交通局協力のもとに6路線もの地下鉄網が具体的に計画された事があります。実現に向かう直前に太平洋戦争勃発により地下鉄どころではなくなりましたが、もし実現していたら大陸初の地下鉄になっていました。
1号線は、開業戦前に計画されたほぼ同じ経路で計画され、2010年9月27日に東北地区初めての地下鉄として十三号街 ~黎明広場の27.8kmが開業、2011年12月30日に2号線の三台子 ~ 全運路の21.86kmが開通、2013年12月30日に航空航天大学 ~三台子の5.3kmが延伸され、27.16kmの路線となっています。
2014の統計では1日平均687,700人の利用者があるとの事です


◀ 9:36 約12分の乗車で瀋陽站に到着、地上に出ました。
▲ 9:43 遼寧省文物保護単位に指定されている瀋陽站です。

【 瀋陽站 (旧;奉天
東清鉄道が延伸された
1899年に開業しましたが日本占領下で奉天驛に改名されています。しかし旅客数は約50万人に達して手狭となッタために北へ1.2㌔の場所に東京駅を模して赤煉瓦造りの新駅として建設されました。
1945年日本敗戦後、奉天駅は沈阳南站に一旦改名されましたが1950年5月1日に沈阳站に再改名されています。そして中国版新幹線の哈大高速鉄道が建設された2012年12月1日には旧駅舎は残したまま新たに橋上駅としてリニューアルオープンされました。

正面右側に切符売り場窓口がありますのでインターネット予約の発券窓口に並んで予約したきっぷの変更(改签)と新たにハルピン⇒ジャムスのきっぷ発券を申し出ます。ややこしい話しですがもう100数10回以上も站窓口できっぷは購入していますので慣れたものです。予約表とパスポートにきちんと列車番号、乗車日、等級、枚数を記入したメモ用紙を添えて説明しました。

▲ 10:58 購入時に窓口のお姉さんから丁重に、ここでは20元の手数料を必要とすると説明をいただきましたが了解済みですと返答しましたがWeChat PayやAlipayでのスマホ決済を求めてきます。
中国のpayはまだ持っていませんのでクレジットカードを提示しましたがこれはダメとの返答です。現金で618元(9,950円)を支払い、無事にゲットしました。

元々Trip.comでクレジットカードで支払いをしています。この清算はどうなるのかと心配していますと後日に振替表を見ますと13日付けで 5,566円の返金がありました。購入時は6,655円でしたので差引1,089円です。この清算明細はいったいどうなっているのでしょうか? もう一度調べてみたいと思います。

一路順風さんからはハルピンからのD7821の乗車案内でしたが昨夜ネットで調べてみるとハルピン西発になっています。どちらが正しいのか分かりませんが一応ハルピン西発に指定しました。
しかし後で考えると乗り継ぐD7821は17:12ハルピン西発です。当初に予約したG1205は16:56ハルピン西着ですので16分の接続時間があります。ギリギリですが変更しなくとも良かったかも・・。しかし北京空港のトラブルを考慮するとギリギリはやはりヤバかったでしょうね。
取りあえずきっぷは確保できましたので安心して瀋陽トラムの撮影に励めます。再び地下站に下りてメトロに乗ってトラム3号線に乗換えて黎明广場を目指しました。  Part 3へ続く

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