Stay Homeを楽しむ  ~風景印を集めてみた ⑤~

こだわりの風景印

鉄道テーマからは外れますが、ちょっとこだわりのある風景印を集めてみて、StayHomeの楽しみを閉めることにします。

前にも述べましたが、全国の郵便局は、JR・民鉄の駅より多い、2万4000局ほどあります。駅に東西南北の最端があるように、郵便局にも、最端の局があって風景印を常備しています。

(左)最北の宗谷岬局(稚内市) 宗谷岬のすぐそば、路線バスも走るところにある。絵柄は間宮林蔵の像、最北端の碑を描く。 (右)最東の珸瑤瑁局(根室市) 「ごようまい」とよむ難読名で、かつての根室拓殖鉄道の終点、歯舞のまだ先、納沙布岬の手前にある。珍しい、ベタ白ヌキ、白マドの印になっている。

(左)最南端の波照間局(八重山町波照間島) (右)最西端の与那国局(八重山町与那国島) 与那国島は那覇から空便もあるが、波照間島へは石垣島から船便しかない離島、さすがに郵頼しても、戻って来るのに、一週間以上を要した。それでも片道84円で届くのだから、郵便制度の有り難さを改めて感じる。

日付にこだわる

「日付印」は、郵政用語では「にっぷいん」と読むそうだが、要は、消印の年月日の並びにこだわったもの。「消印」は「しょういん」と読むそうだ。

 

(左)令和1年11月11日 最最寄りの局で押印。 (中)令和2年2月22日の風景印、大阪まで出向いて何局か回った。中央郵便局には、この日のみの特設の窓口ができていた。(右)平成1年1月11日 通常の丸型日付印だが、現在とは様式が異なっている。

なつかしの小型印・初日印

イベントなどで、期間限定で押される小型印。(左)以前、戦前に同志社内に設けられた小型印を宇都家さんに紹介してもらった。探していたら「百周年記念」の印が出てきた。これは多分、大丸京都店で開かれた記念展に郵便局が臨時出店して押印したものだと思う。つぎに鉄道関連の印を二つ。(中)山陰線京都~園部電化の際には、京都駅前に中央郵便局が出店し、いくつかの記念印が用意された。(右)鉄道切手の代表と言えば、やはり「SLシリーズ」だろう。その際にも、記念の小型印が用意された。左のC11は、只見線滝谷を渡るシーンだが、最寄りの西方、柳津、宮下の3局へも、この期間に、この切手を貼って郵頼した。

記念切手にちなんで発行当日のみに押印されるのが初日印。われわれの時代は、初日カバーと言って、特製の絵入り封筒を切手店で買って、押印してもらうのが流行っていた(実際は、あとでセットになったものをプレミア付きで買うことが多い)。切手少年の最大の思い出、「東京オリンピック」と「東海道新幹線開通」。

 

 

4 thoughts on “ Stay Homeを楽しむ  ~風景印を集めてみた ⑤~

  1. またまた微に入り細をで恐縮ですが
    >記念切手にちなんで発行当日のみに押印されるのが初日印。
    画像のものは消印の種類としては「特印」、切手発行の初日ではあるのですが
    初日印は別の消印です(ハトのマーク入り、広義では後述の絵入りハト印も含みます)
    また、初日カバー自体はあくまでも発行当日の消印が押されていることが要件です
    特製の絵(カシェと言います)入り封筒を作る業者はだいぶ減ってしまいましたが
    さらに、ここはあえてまとめたのかと思いますが、
    小型印で掲示されているもののうち、SLシリーズのものは
    絵入りハト印です(別物)
    また、麩屋町の消印は櫛形印と呼称するほうが一般的かと
    丸形といった場合は現行の櫛も二本のバーもないものを指すのが普通です

    • 収集家さま
      細かいところまで見ていただき、ありがとうございます。初日カバーは、以前は、出来合いのものが多く売られていましたが、今でも少数ながら製造されているのですね。別項で「鉄道と切手」の本を紹介しましたが、著者は初日カバーを自作して、オリジナルの自分だけの初日カバーを集めていると言うことで、このような楽しみ方があるものかと思いました。

  2. >初日カバーは、以前は、出来合いのものが多く売られていましたが、今でも少数ながら製造されているのですね。
    ええと、自分のコメントは初日カバー用封筒の話です
    当然ながらカシェの版元が減っていれば、業者製造の完成品初日カバーの数量も減っているとは推測できますが

    • 収集家さま
      初日カバー用の封筒に、補足していただき、ありがとうございます。私が前稿で触れた、新刊「鉄道と切手」の著者は、鉄道シリーズ切手発行の際に、白紙の封筒に自分で切手テーマの鉄道車両の写真をプリンターで印刷して、自分だけの初日カバー封筒を作っているそうです。ただ風景印を押すこともあるので“記念カバー”と称しておられました。

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