昭和の電車 改訂版(239)ー愛知電鉄デハ3080ー 投稿日時: 2021年12月22日 投稿者: 米手作市 準特急さんの貴重なレポートをご覧下さい。 愛知電鉄デハ3080の成れの果て この記事を共有:Tweet印刷 関連 関連記事: 昭和の電車 改訂版(228)ー国鉄581系ー 昭和の電車 改訂版(175)ー近鉄ク1320型ー 昭和の電車 改訂版(151)ー定山渓鉄道モロ1100型ー 昭和の電車 改訂版(134)ー東武鉄道デハ5号ー 昭和の電車 改訂版(126)ー加越能鉄道デ7050型ー 昭和の電車 改訂版(109)ー国鉄モハ30型ー 昭和の電車 改訂版(95)ー名鉄7000系ー 昭和の電車 改訂版(25)ー銚子電鉄デハ101ー
関 三平さんの解説を少し補足させていただきます。 名鉄発足後、昭和16年の改番でデハ3080形からモ3200形に改番されました。 昭和34年8月、主に支線で使用されていた木製車の淘汰のため、全金属製のモ3700形が新製された時に、モ3203、3207、3209の3両が電装品を供出し、ク2300形(2301~2303)になりました。この時、車体の改修が行われ、運転室側に乗務員扉の新設、片運化が行われました。 残る7両についても、昭和39年9月、モ3730形新製時に電装品を供出してク2320形(2321~2327)になりましたが、片側の運転台撤去のみのため、形式が分けられたと思います。 昭和40年~41年に全車両600Vの瀬戸線に転属して、ク2301~2303は特急用になり、扉間転換クロスシートになりました。 昭和43年、特急増発により、ク2322、2323、2324も特急用になりましたが、転換クロスになったのはク2324のみで、2322、2323はロングシートのままでした。昭和47年、ク2321は、一般車のまま塗装のみ特急色になりました。 昭和48年、本線からモ3700形転属時にク2325、2327の2両、揖斐、谷汲線に転属、昭和53年、1500V昇圧時に、ク2323、2326が揖斐、谷汲線に転属して他の車両は廃車になりました。 画像は、昭和46年5月26日、大曾根駅、ク2302(後ろはモ902)です。 返信 ↓
愛電の7型でしたっけ。結構好きで揖斐谷汲線時代に写していますよ。
1986年の7月でした。サイドを見ると初期のスチールカーらしい趣きが漂ってきます。
関 三平さんの解説を少し補足させていただきます。
名鉄発足後、昭和16年の改番でデハ3080形からモ3200形に改番されました。
昭和34年8月、主に支線で使用されていた木製車の淘汰のため、全金属製のモ3700形が新製された時に、モ3203、3207、3209の3両が電装品を供出し、ク2300形(2301~2303)になりました。この時、車体の改修が行われ、運転室側に乗務員扉の新設、片運化が行われました。
残る7両についても、昭和39年9月、モ3730形新製時に電装品を供出してク2320形(2321~2327)になりましたが、片側の運転台撤去のみのため、形式が分けられたと思います。
昭和40年~41年に全車両600Vの瀬戸線に転属して、ク2301~2303は特急用になり、扉間転換クロスシートになりました。
昭和43年、特急増発により、ク2322、2323、2324も特急用になりましたが、転換クロスになったのはク2324のみで、2322、2323はロングシートのままでした。昭和47年、ク2321は、一般車のまま塗装のみ特急色になりました。
昭和48年、本線からモ3700形転属時にク2325、2327の2両、揖斐、谷汲線に転属、昭和53年、1500V昇圧時に、ク2323、2326が揖斐、谷汲線に転属して他の車両は廃車になりました。
画像は、昭和46年5月26日、大曾根駅、ク2302(後ろはモ902)です。
昭和48年1月21日、喜多山検車区、塗装のみ特急色のク2321です。
昭和49年1月21日、尾張旭駅、ク2525(後ろはモ704)です。
昭和46年5月26日、大曾根駅、ク2326(後ろはモ702)です。
モ3208時代、事故復旧時に高運になりました。