もうすぐ駅名喫茶店も節目の第50回を迎えます。という訳で、今回は縁起のよい駅名シリーズとして、「鶴」と「亀」を含む駅名をまとめてみました。
◇「鶴」を含む駅名
陸奥鶴田(五能線)
鶴泊(五能線)
鶴形(奥羽本線)
鶴ケ坂(奥羽本線)
鶴岡(羽越本線)
小鶴新田(仙石線)
上総鶴舞(小湊鐵道)
鶴田(日光線)
新鶴(只見線)
鶴ケ島(東武東上本線)
鶴瀬(東武東上本線)
鶴見(東海道本線、(京浜東北線)、鶴見線)
鶴見小野(鶴見線)
京急鶴見(京急京急本線)
鶴見市場(京急京急本線)
鶴ケ峰(相鉄相模鉄道本線)
鶴川(小田急小田原線)
鶴巻温泉(小田急小田原線)
鶴間(小田急江ノ島線)
真鶴(東海道本線)
田鶴浜(のと鉄道 七尾線)
鶴来(北陸鉄道 石川線)
鶴里(名市交桜通線)
鶴舞(中央本線、名市交鶴舞線)
東舞鶴(小浜線、舞鶴線)
西舞鶴(舞鶴線、京都丹後鉄道 宮舞線)
今福鶴見(大阪メトロ長堀鶴見緑地線)
鶴見緑地(大阪メトロ 長堀鶴見緑地線)
鶴橋(大阪環状線、近鉄大阪線、大阪メトロ千日前線)
鶴ケ丘(阪和線)
鶴原(南海南海本線)
鶴居(播但線)
鶴羽(高徳線)
大鶴(日田彦山線)→日田彦山線BRTひこぼしラインの停留所名
新鶴羽(くま川鉄道 湯前線)
鶴崎(日豊本線)
鶴丸(吉都線)
◇「亀」を含む駅名
羽後亀田(羽越本線)
亀有(常磐線)
亀戸(総武本線、(中央・総武緩行線))
亀戸(東武亀戸線)
亀戸水神(東武亀戸線)
上総亀山(久留里線)
亀田(信越本線)
亀崎(武豊線)
亀島(名市交 東山線)
亀山(関西本線、紀勢本線)
トロッコ亀岡(嵯峨野観光鉄道 嵯峨野観光線) JR線の最寄り駅は「馬堀」。
亀岡(山陰本線(嵯峨野線))
亀山(山陽電鉄 本線)
亀甲(津山線)
あき亀山(可部線)
亀嵩(木次線)
丸亀(予讃線)
伊予亀岡(予讃線)
亀川(日豊本線)
亀井(熊本電気鉄道 菊池線)
羽越本線には鶴岡と羽後亀田、日豊本線には鶴崎と亀川と、「鶴」を含む駅名と「亀」を含む駅名の両方が存在します。
奈良の駅名研究家様
「鶴」と「亀」の付く地名は、全国に均等にあると思っていましたが、整理された駅名を見て「亀」は東北地方の「羽後亀田」を除き、北日本には存在しないことを知りました。「鶴」はタンチョウ、ナベヅルなど6種が特別天然記念物になっており全国で見られますが、「亀」は寒さに弱く北海道にはもともと日本の在来種は生息していないので種の分布が地名に反映しているようですね。
北海道の「鶴」の付く駅は、札沼線(学園都市線)が2020年に北海道医療大学-新十津川間が部分廃線されるまでは、「鶴沼」がありました。もっと遡れば1970年までは雄別鉄道雄別本線には「鶴野」があり、1968年には「鶴居村営軌道」も存在していました。
最も新しい「亀」の付く駅2012.6.25の「あき亀山」です。
快速つくばね様
コメントありがとうございます。今回も勉強になりました。
そろそろ廃駅シリーズも本格的にやっていこうかと思っています。最近は、やたらと出したいネタが多く、嬉しい誤算です。
あき亀山の写真、ありがとうございます。
亀有は、「こち亀」の舞台になった典型的な下町で、駅周辺には「両さん」はじめ登場人物像が多数あります。こちらが正面玄関の南口です。
駅前から、新小岩駅行、京成高砂駅行等、葛飾区内を縦に結ぶ路線の他、ディズニーリゾート行、羽田空港行のバスが発着しています。
イトーヨーカ堂とアリオがあり、終日、買い物客等で賑わっています。
5年位前に「みどりの窓口」が廃止され、自動券売機のみになり、学割等の割引乗車券、経路の複雑な乗車券、連続乗車券等は、松戸駅の「みどりの窓口」まで行く必要があります。
こちらは、北口です。
「こち亀」の舞台は、北口前の交番で、「亀有公園」もこの近くにあります。
200m先は、足立区で、更に4km先は、埼玉県八潮市になります。
昭和58年5月から62年3月に結婚して葛飾区水元に引越しするまで、直線距離で3.2km先の勤務先の寮住まいで、こちらを利用していました。
こちらは、足立区北部、八潮駅行等の東武バスが発着していますが、大型商業施設がなく、南口程の賑わいはありません。徒歩5分のラーメン屋は、いつも行列ができています。
藤本哲男様
いつもご覧いただきまして誠にありがとうございます。
亀有といえば、真っ先に「こち亀」が出てきます。私は一切読んだことが無いのですが、それでも「こち亀」の両さんは存じております。
全国的にみどりの窓口が閉鎖され、不便を強いられていますね。遠隔システムで対応可の券売機も流行りですが、待ち時間が長い場合があり、どうにかならないものかと思ってしまいます。
鶴居村郷土博物館前に保存されている、鶴居村営軌道の機関車と自走客車(気動車)です。 平成28年10月28日に撮影しています。