「へっつい」と登山電車

25-2-22なかよし号停車中2
モデルは熱海駅前に保存展示されている「熱海軽便鉄道」7号機

昨年末、ネコパブ社より湯口先輩が執筆された「RM LIBRARY160 『へっつい』の系譜」が発刊され、購読された方も多いと思う。その中で営業線を引退した「へっつい」が横浜花月園内の遊覧列車に転用された写真が掲載されており、遊園地の乗物に転用できるほどの小さい機関車であったことが伺える。

小田原の遊園地に「へっつい」の形をした機関車が走っていることを知り、予てより見たいと思っていた。2月21日のこと、小田原での所用が、昼前に終わったので、駅の西口(新幹線側)より「いこいの森(わんぱくランド)」行のバスに乗車した。小型バス(日野リエッセ)は10人程の乗客を乗せて発車し、競輪場前を過ぎると山登りになり、尾根沿いの道にさしかかると右手に相模湾、真鶴半島が望まれ、水之尾バス停から人家が途切れ山道となり、15分で終点「いこいの森(わんぱくランド)」に到着した。

バス停のすぐ前が「わんぱくランド」の入口で、正面に「へっつい」の牽く「こども列車」の「エントランス広場駅」があった。列車は520m先の「冒険の丘駅」との間を7分で結んでいる。線路はエンドレスではなく、両端駅がループ線になっている。発車時間まで乗務員氏にお尋ねしたところ、動力は電気50A/100Ⅴで、集電は第3軌条方式とのことであった。要するに「へっつい形電気機関車」である。他に客がいないことを幸いに乗ってみたが、とても遊園地内とは思えないような所を走行した。どうせなら客車も本物っぽく作った方が良かったと思うが、そこまで望むのは無理であろう。帰りは撮影しながら歩いて戻ったが、足の速い人であれば走って追いかけながらの撮影も可能であろう。
25-2-22なかよし号走行3-2
25-2-22なかよし号走行5
25-2-22なかよし号走行8-2
軌間中央の白いベルトはゴム製で、機関車の下に着いているタイヤがこの上を走ることで粘着力を増加させている。
PICT0001
メーカーは泉陽興業と泉陽機工で2000年(平成12年)製である。
25-2-22 わくわく号
終点の 「冒険の丘」でロードトレインに接続している。

バスで小田原駅に戻り、時間が早いので、箱根湯本~小田原(一部新松田)間で運用されている「赤い小田急」を撮影しよう思い、箱根湯本に行ったが、手前に立派な柵ができており、やむなく踏切で撮影した。
25-2-22小田急赤1158
デハ1000系の4両編成4本(1058~1061)が箱根登山鉄道乗入用塗装になっている。完全な専用車ではなく、たまに急行で新宿まで上がってくることがある。
25-2-22小田急1168
小田原~箱根湯本間の普通列車は3本で運用されており、予備1本を入れても4本あれば充分と思われるが、この日は何故か標準色の1168編成が交じっていた。
250-09.Odakyu-2472hoka.68.4.6Hakone-Yumoto
箱根湯本駅手前には柵がなく綺麗に撮影できたが、柵が設置されてしまった。
クハ2472+デハ2422+デハ2421+クハ2471/(43-4-6)
250-05.Odakyu-Romancecar.68.4.6Hakone-Yumoto
NSE車3100形/(43-4-6)
250-13.Hakonetozan108.101.68.4.6Hakone-Yumoto
モハ108+モハ101/(43-4-6)
小田原~箱根湯本間の営業運転は、すべて小田急車の運用になったが、車庫が入生田にあるため、入生田~箱根湯本間で入出庫時の回送車を見ることができる。

日はまだ高いので、ここまで来ると登山電車に乗りたいと思うのが人情である。強羅まで行きたいところであるが、帰りが遅くなるので2つ目の大平台で降りて、駅周辺で適当に撮影後帰途に就いた。
大平台からの乗った箱根湯本行は、箱根湯本で直ぐに小田原行に接続、小田原では直ぐに急行相模大野行(本厚木まで各駅停車)に接続、相模大野では藤沢発の快速急行新宿行に接続、代々木上原で我孫子行に乗換え、乗り継ぎがスムーズに行った割には3時間かかって自宅最寄駅に到着した。
25-2-22登山104-2
デハ104+デハ106
25-2-22登山110-2
モハ110+モハ108/2両とも車内は扉間クロスシートである。両運転台付のため、多客時には、同形のモハ109と共に片運2両のモハ103+モハ107、モハ104+モハ106の増結に使用される。
25-2-22登山108
モハ108のみ正面の塗り分けが金太郎式になっている。
25-2-22登山107
モハ107+モハ103
25-2-22登山2001-2
クモハ2001+クモハ2002/平成元年に新製された冷房車。2000形は
2連2編成、3連1編成が在籍する。
25-2-22登山1001
クモハ1001+モハ2201+クモハ1002/昭和56年製で3連2編成が在籍する。

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