2014年 遥かなる東欧の旅 Part9  Sargan8 ナロー山岳鉄道( シャルガンスカ・オスミツァ)その2 83-052号機を撮る

第5日目 2月19日 その2

10:05 ヴィシェグラード(Visegrad)を発車しました。これから、モクラ・ゴラ(Mokura gora)までの約27.6キロをフォトランしながら戻ります。

路線図02-1(圧縮)▲ 青数字は、今日のフォトランで撮った撮影場所です。
01[googlemap lat=”43.78156737531768″ lng=”19.3179988861084″ align=”left” width=”300px” height=”180px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.78197,19.316669[/googlemap]
▲ 10:16 撮影地①
最初の撮影地はヴィシェグラードの街並みを抜けて直ぐの丘でした。標高は約340m、一旦バ  ックした列車は期待に応えて登り坂を駆け上がってきます。

02[googlemap lat=”43.77921253407738″ lng=”19.3289852142334″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.78197,19.316669[/googlemap]

▲ 10:27 撮影地②
列車は山間へと入りました。
左の地図の”Google”をクリックしていただきますと大きな地図が表示されます。この際には撮影位置がマークされていませんので、HP上の赤マークの座標をクリックして座標を確認してください。

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[googlemap lat=”43.780420951036234″ lng=”19.338984489440918″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.780421,19.338984[/googlemap]
▲ 10:43 撮影地③
同じような写真になりますが、順光で開けた場所を求めて、撮っては移動が続きます。

25▲ 道路が並行する場所に来ますと、車を停めて撮っておられる皆さんもおられます。右側のお二人は決まっていましたね。

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[googlemap lat=”43.780544889856266″ lng=”19.37366008758545″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.780421,19.338984[/googlemap]
▲ 11:14 撮影地④
川に沿った渓谷に出ました。標高は390m、ようやく山岳鉄道らしい光景が見られるようになってきました。

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05_2[googlemap lat=”43.76193957293437″ lng=”19.389554858207703″ align=”right” width=”350px” height=”200px” zoom=”17″ type=”G_HYBRID_MAP”]43.780421,19.338984[/googlemap]
▲ 11:35 撮影地⑤
標高400mの交換駅のDobrunに到着です。
かつては長編成の貨物列車の行き違いがあったろうとうかがわせる長い待機線です。

05_3[googlemap lat=”43.77349158769863″ lng=”19.381948113441467″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.773492,19.381948[/googlemap]
▲ 12:08 撮影地⑥
前方へ進むのかと思っていましたらバックしてやり直しです。
川を跨ぐ吊り橋を渡って山の斜面を上がって撮ります。どうやら、よく撮影に来るドイツ人からのオファーが出たようです。05_4

05_0[googlemap lat=”43.76354738133108″ lng=”19.389774799346924″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.773492,19.381948[/googlemap]
▲ 12:40 撮影地⑦
フォトランで良いのは、どの位置からでも撮影が可能な事です。普段は許されない線路間際でも自己責任でOKです。

 

0612[googlemap lat=”43.75627509404816″ lng=”19.397268891334534″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”17″ type=”G_HYBRID_MAP”]43.756275,19.397269[/googlemap]
▲ 12:06 撮影地⑧
給水の為に停車しました。同じタンクローリー車が先に来て待っていました。
真ん中には、ナローC型タンク機が静態保存されて展示されています。車体には、19-126とのペンキ書きがありますが、製造会社等を表示された銘板が取り付けてないので分かりません。この路線を走っていたのでしょうか?

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▲ この列車の編成車両を紹介します。1両目は、4軸ボギーの木造貨車です。

08▲ 2両目は我々が乗車している客車です。両端に外開きドアのデッキスペースと車内は、3部屋に区切られての客室があります。

091013▲ 3両目は食堂車ですが、真ん中に厨房があり片方はテーブル席、もう片方は非貫通になっていてテーブルを囲んでの木造椅子があります。
車体には何やら紋章?が描かれていますので貴餐車対応のように見えます。

外開きのドアはやはり珍しいものです。1903年に製造されています。

141715▲ 停車している場所横には、立派な教会がありました。石積みの壁もあって、かなり古そうですが、なぜか人の住んでおられるような気配がありませんでした。

19▲ ドイツ人グループは、蒸気機関車と小さな車のツーショットに夢中ですので一緒に撮りました。この車は”Zastava 750”で、イタリアのファイアット600をセルビアで1965年からライセンス生産されたものです。

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13:38 給水も終わり再び発車です。
向こうの岩山には素掘りのトンネルが見えていました。

21[googlemap lat=”43.75533354524167″ lng=”19.418957233428955″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.756275,19.397269[/googlemap]
▲ 13:44 撮影地⑨
トンネルを抜けた所で撮影です。

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24[googlemap lat=”43.75376813912753″ lng=”19.442238807678223″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.756275,19.397269[/googlemap]
▲ 14:02 撮影地⑩
渓流に沿って走行します。標高は430m、国境に近づいてきました。

26[googlemap lat=”43.76883153633325″ lng=”19.47073459625244″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.756275,19.397269[/googlemap]
▲ 14:50 撮影地⑪
ボスニア・ヘルツエゴビナの国境を越えてセルビアに戻ってきました。復路も出入国の審査手続きはありません。この列車を利用する我々だけは特別扱いのようです。
標高は510m、ここは急勾配が続き蒸気機関車は一生懸命に上がってきますが、外温は高くなってきて白煙が出ません。

2728[googlemap lat=”43.781365978049244″ lng=”19.48002576828003″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”15″ type=”G_HYBRID_MAP”]43.756275,19.397269[/googlemap]
▲ 15:07 撮影地⑫
標高545m、セルビアに入ってからは上り勾配が続きます。上2カットはほぼ同じ位置からの撮影です。
山羊さんを上手く入れて撮りたかったのですが、大勢に囲まれてじっとしてくれませんのでこんなものでした。

2930[googlemap lat=”43.782822219939035″ lng=”19.483802318572998″ align=”left” width=”300px” height=”150px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]43.756275,19.397269[/googlemap]

▲ 15:24 撮影地⑬
ようやく開けた丘陵に出ました。モクラ・ゴラまではもう直ぐです。最後の力闘で丘を駆け上がってきました。標高は560mです。

3115:40 モクラ・ゴラに戻りましした。午後からは雲が立ち込めてきましたが、まずまずの成果でした。

駅構内の屋根付き車庫ではDL、小さなSLと古い木造客車が置かれていました。
更新はされているとは思いますが、よく整備されて残してあるものだと感心しました。
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33▲ 18:40からレストランに集まっての夕食です。ホテルは別棟にあってWifiは飛んではいませんでしたが、ここではつながります。冬季オリンピックの成果を見ながら皆さんと語り合いました。今日の注文は、昨夜見て美味しそうだったSmoked-trout(マス)にしました。ソーセージもビールに合い美味しく食べられました。

明日は、反対側のSarganska Osmica ( シャルガンスカ・オスミツァ)のフォトランです。8の字形のループはさぞかし雄大な光景だろうと期待一杯の就寝になりました。  Part10へ続く

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