第6日目 2月20日 その3
13:23 シャルガン・ビタシ(Sargan-Vitasi)駅から山を下りる途中で立ち寄ったのは、ナロー600㎜ゲージで活躍した車両たちが保存展示されていました。どうやら各地から集められた森林鉄道の車両たちのようです。駅に停車しているC型タンク機はWebサイトには走行している写真もありました。シーズンには新たに敷設された約1.1キロの路線で走行していると思われますが、今はシーズンオフですので静かに休んでいました。
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▲ 760㎜ゲージ鉄道の№50_トンネル手前下からに沿うように敷設された路線があります。
▲ 1947製のC型タンク機です。中は覗けませんでしたが動態保存機です。
▲ 600㎜ゲージらしいオープンデッキの車幅の狭い木造客車。よく復元されています。
C型タンク機に牽引されて走行できるようです。
▲ ナローゲージ用のターンテーブル、回すのは手動です。運材列車の貨車、手押しトロッコ、小型のDLもあります。
▲ こちらはトラクター改造の牽引車。シュガートレインで貨車を押すのに見かけたことがありますが、鉄輪が装備されているのは初めてです。これならレールの上を踏み外すことなく走行できますね。DMVは、こんなスタイルでも良かったですね。
▲ 1928年製の蒸機エンジン車。 タイヤが鉄輪ですので滑るます。平地しか走行できなかったと思うのですが・・。
▲ 蒸気機関の三輪車形の鉄輪ロードローラー車。路床・路盤の締固めなどに使用された野でしょうが、良く残っていましたね。
▲ 蒸気機関のバインダーでしょうね。麦の収穫にでも使用されていたのでしょうか?
▲ 我々以外にひと気のない公園ですが、シーズンには訪れる観光客も多いそうです。地球の歩き方2014~2015年版のウジツェ(357頁)にも紹介されています滞在型のシャルガンスカ・オスミツァです。この公園下には、ナローではなく標準軌らしき広いゲージの客車たちも展示されていました。
14:10 短い見学を終えて、セルビアから再びボスニア・ヘルツェゴビナへ再入国して次の宿泊地ヴァノヴィチ(Banovici)の郊外にあるHotel Zlačaへと向かいました。
移動距離は約140キロでしたが、所要時間は約5時間と結構時間がかかりました。ホテル近くでは大型バスでは重量オーバーで通れない橋もあって、小型バスに乗り換えてました。山間のリゾートホテルです。
▲ 20:00 ホテルのレストランで遅い夕食です。
ここのメインデイシュの魚や肉のメニューは、何と1kg単位の料金です。素材を計ってから調理するようです。実際は200g程度になりますので1/5×70円の計算です。
フライド・トラフト 320円
ロースト・ビーフ 650円
ロースト・子羊 420円
ロースト・チキン 250円
ロースト・合鴨 560円
リゾートホテルのレストランにしてはとてもリーズナブルです。
皆さん、今日はお腹が空いていたこともあって、ボリュームのあるものを注文されています。
明日は今尚、現役蒸気機関車の走行する路線訪問です。
一体どんな路線を走るのかと期待しての就寝でした。 Part13へ続く