2009年 秋の秋の中国一人旅 Part5 鉄媒蒸気機関車博物館

第6日目 9月22日 その1

昨日と同様、快晴の朝を迎えましたが、今日も寝過ごしました。いつも撮影旅行中は、夜明けとともに行動を開始していますが、どうも今回は、緊張感が足りません。

今日の行き先は、調兵山と決めていたのですが、先日バスターミナルで、調兵山行きの時刻表を見ましたら、13:20発の1日1本だけの記載しかありませんでした。確か、インターネットで見ると、1時間に1本ぐらい出ているとあったのですが…。また、聞けばよかったのですが、鉄嶺市までバスで行って、調兵山行きのバスに乗継利用する事にしました。今回、これが正解でした。

鉄嶺までのバスは、1時間に4本、15分間隔で出ています。勿論、列車もあるのですが、鉄嶺駅に停車する本数が、極めて少なく、区間列車もなくて、利用は不可能です。


ここで、調兵山そのものを、ご存じない方もおられると思いますので、位置関係を地図から、ご案内します。
お分かりでしょうか。東北最大都市瀋陽からの距離は、→調兵山(約70キロ)、→撫順(約40キロ)、→鉄嶺(約70キロ)、鉄嶺から調兵山までは、約35キロです。



10:30にバスに乗車して、12:20には鉄嶺着、所要時間1時間50分、運賃は、21元(273円)でした。
鉄嶺バスターミナルは、中国鉄路の鉄嶺駅に隣接してありました。鉄道駅も立派ですが、駅に勝るとも劣らない立派なターミナルです。調兵山行きのバスも止まっていましたので、切符を買おうかと切符売場に行きましたが、その前にタクシーと、料金交渉してみたところ、60元(780円)です。これぐらいなら、短縮時間と引き換えても損はないと、OKを出しました。

鉄嶺市内を出ると、信号もない広いR106を快走します。走り始めて、約20分、鉄煤蒸気機関車博物館の案内表示が見えました。恥ずかしながら、存在を全く知りませんでした。運転手に行きたいと言って、道路沿いを探していると、道路に面してありました。とりあえず様子を見てくるので、20分ほど、待つように伝えると、運賃アップを要求してきます。入場している間は、営業できなくなりますので、理解できます。



正面左側にある事務所に入りますと、入場券の売り場です。博物館、陳列館と分けられていて、両方で100元(1300円)です。中国では、各地の観光名所に行きますが、大概100元を支払います。鉄道、バスやタクシー運賃や、諸物価と比較すると、けっして安い金額ではありません。庶民が、生活面で日常的に利用するものは、安く、観光等は、贅沢行為として、高く設定されています。納得がいきます。

見学客は、私一人でしたので、案内員が、ぴったりとくっついて、案内と説明をして下さいます。勿論、説明していただいても、殆どは、分かりません。タクシーの運転手もちゃっかりと、同行しています。多分、私が案内したと、添乗員としての無料サービスを受けているのでしょう。



ご覧のように立派な展示館です。よく、編集されています。上遊型0063号機の現物があり、火床は、ちらちらと、発光型豆電球まで点けてある凝りようです。続いて、蒸気機関車の解体修復工事を行っている工場を案内されました。上遊型と思われますが、何号機か聞くのを忘れました。



1976年~1988年に268両が製造され、主に中国東北地方で活躍した、液体式の東方紅3型ディーゼル機関車6両が、放置されていました。



工場の中には、1両の上遊型が、完全に分解されて、補修中でした。この工場には、SLに関しては、熟練工がおられるのか、実走行できるミニSLを製造していました。

案内人の後を進むと、細長い倉庫がありました。小さなドアが開かれて、中を見ると、何と、鉄煤集団路線で、かつて走行していた上遊型19両他、建設型、KD6型、躍進型各1両の22両(内、4両は稼働中)が保存されていると、記載されていました。

確かに、台湾阿里山のシェイ式は、珍しさもあって、多くが台湾各地で、動態・静態保存され、オーストラリアにも輸出されて走行していますが、同一車種がこれ程多く、一挙に保存され、4両が現役で運用されているのは、世界的にも稀有と思います。


左→1943年米国製のKD487、同型機は、50両輸入された。 右→1960年国産のYJ-269、202両が製造された。

上遊型、左→SY1767と、右→SY1751

展示リスト表には、記載がなかった、上遊型、YS1077


説明文がなかったが、ナローゲージのミニSL 動態保存機で、春節に構内走行する。後方機は、1957年製の建設型のJS5029。

結局、約1時間見学をしましたが、じっくりと見るのなら、1時間半は、必要でしょう。運転手には、100元支払うからと、納得させて調兵山に向かいました。
Part6 へ続く

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