2014年 夏の北陸路ちょっと旅 Part3 富山地方鉄道市内線(富山市内軌道線)、高岡駅、万葉線、氷見貨物線

DSC_6503_129▲ 10:58 市内線2系統が走る新富山電停に着きました。電停では珍しく幼子を身体の前に背負って、ビデオ撮影に励んでおられる鉄子ママさんがおられました。抱かれた可愛いお嬢ちゃんは、じっとママの姿を見上げておられます。大きくなったらお嬢ちゃんも熱心な鉄子ちゃんになるのでしょうね。夏の日差しが降り注ぐ中ですが、爽やかな風が吹いていました。

※ 「こんにちは、撮らせていただいても良いですか。」と、お声をかけてご了解を取ってから撮影させていただきました。


第2日目 8月1日 その2


DSC_6476_127▲ 10:28 立山を下り富山地方鉄道市内線(富山市内軌道線)本線の堀川小泉電停付近にやってきました。富山では1日から3日まで富山まつりが開催されます。雰囲気つくりの飾り付けがあちこちに設置されていました。
レトロ電車走るは少なくなった7000形7022号車
この車両は富山市内軌道の開業100年を記念して、「レトロ電車」としてリニューアルされました。デザインは水戸岡鋭治氏、今年1月27日より通常ダイヤで運行開始されています。

※ 車内写真は富山地方鉄道の公式HPからの転載です。
今回は乗車しておりませんが次回には乗ってみたいと思います。運行ダイヤはこちらです。

DSC_6489_128▲ 10:55 鉄子ママさんが撮影をされる電停に「烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS」がラッピングされたT100形(愛称;サントラム)102号車が入ってきました。T100形は2010年にアルナ車両で101号車、2013年に102号車が製造、営業運行されています。車両長16,300㎜、全幅2,400㎜、600V仕様で、今後は4編成が増備されて7000形を置き換えるそうです。ただ近い将来予定されています富山ライトレールへの乗り入れは車体規格が異なり、できないそうです。欧州や中国のトラムを見てきていますが、小さな町でなぜにこういった事が起こるのか、日本の都市交通計画のもどかしさを感じます。

DSC_6507_131▲ 11:05 大学前で折り返した7022号車が戻ってきました。外観からはリニューアルした事が分かりません。

DSC_6514_120▲ 11:06 「神秘の海 富山湾」と書かれたラッピングトラムの7000形7017号車が富山大橋を渡ってきました。旧橋は狭く古く、大型低床車が渡橋できないために2012年3月に拡幅されて、架け替えられました。

DSC_6524_134DSC_6525_135_1DSC_6521_132▲ 新富山電停に掲示されていた路線図と時刻表です。7時台ラッシュ時には5分ヘッド、昼間は12分ヘッドで運行されています。拡幅された道路と中央軌道は低床車がスムーズに走るにふさわしく富山県、富山市と富山地方鉄道、3者のやる気を十分に感じさせてくれます。

電停に掲示されていた今日の花火大会のための増発と運休のお知らせです。
大部分の区間ではラッシュ時より2倍多くのトラムが走ります。それだけ多くの利用者があるのですね。

夜まで待って、花火と一緒にじっくりと撮りたいところですが今日は駆け足の撮り鉄旅です。続いて万葉線㈱高岡軌道線へと向かいました。

【 高岡駅 】
DSC_6539_141_1▲ 12:03 約1時間でリニューアルなった高岡駅に到着しました。駅ホーム高架化により進められていた新しい駅舎、クルン高岡(新高岡ステーションビル)は今年3月29日にオープンしていました。万葉線ホームは駅前から駅舎内に引き込まれています。

DSC_6532_139▲ 駅舎内に掲示してあった高岡北口駅前の見取り図です。

DSC_6535_140DSC_6542_142▲ ホーム2面2線が設置されています。この万葉線は北陸新幹線金沢~敦賀開業時には新高岡駅(仮称)まで延伸される計画があります。高架ホームに直角に入り込むとばかり思っていましたが・・。全体の計画が分かりませんが、延伸されたらスイッチバックで出ていくのでしょうか。

DSC_6547_143_1▲ ホームに隣接して待合室が設置されています。モニュメントとして高さ2m、幅90㎝、重さ350キロもの大きなドラえもんポストがありました。赤茶色なのは、高岡銅器製の古代色の表現だそうです。このポストは高岡市美術館で昨年12月1日から今年1月5日まで開かれた「藤子・F・不二雄ギャラリー」に合わせて同美術館に設置されたものを移設したそうです。
漫画家藤子・F・不二雄氏は高岡市のご出身とか、ドラえもんの町としてアピールする高岡市のシンボルとして末永く可愛がって欲しいですね。

DSC_6586_149▲ MLRV1000形低床車のラッピングされたドラえもんトラムが高岡駅に吸い込まれるように入線して行きます。

DSC_6550_145▲ 今日8月1日から7日まで高岡七夕祭りが開催されています。2階コンコースにも飾り付けが設置されていました。

DSC_6557_146▲ 約20mものジャンボ七夕をはじめ、大小1,000本の七夕が街中に華やかに飾られています。その中を7075号車高岡駅に向かってきます。

DSC_6564_147▲ 七夕にもドラえもんの飾り付けが施されています。高岡駅折返しの7075号車が走ります。

DSC_6575_148▲12:52 煌びやかな七夕が並ぶ駅前通りを走るドラえもんトラム号です。夜がまた良いそうですが今日は訪問する所が目白押しです。次は氷見線に向かいます。

【 氷見線 】
DSC_6592_150▲ 13:25 氷見線定番の撮影地、越中国分~雨晴を行くDC2連、薄っすらですが能登半島がバックに見えます。

DSC_6600_151▲ 13:59 氷見線から分岐した貨物線。DE10-1729号機が牽引するコンテナ列車が高岡貨物ターミナルへと向かっていきます。万葉線と交差する道路橋からのお手軽撮影です。
撮影地 Google座標; 36.773673, 137.045752

DSC_6608_152▲ 14:01 ついでに万葉線も撮りますが、今日3回目の7075号車です。縁がありますね。

今日はこれからも本番です。次はトワイライトエクスプレスの北上を撮るために高速道路を南下します。  Part4へ続く

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