KAWANAKAさんから始まって、西村さん、どですかでんさんと、本掲示板では、秋をテーマにしたシリーズが続いています。人生の峠を越えた?われわれ世代、秋の彩りに胸に迫るものがあるのでしょうか。私も近くのJR長岡京~山崎間で、何気に車窓を見ると、いっぱいのコスモス畑が広がっているのを見つけました。最近、よく見かける休耕田を利用したもののようですが、逆光に浮かび上がった色とりどりのコスモスは、絶好の被写体になるとして、さっそく快晴の翌日に、愛車のペダルを踏んで、午後のいっときをコスモス畑で過ごしました。
▲現地はウンと昔から足繁く通ってきたところだが、高速道路が横断したりして、周囲の光景が変わり、撮影地としてはご無沙汰だった。こんなコスモス畑があるとは全く知らなかった。着いてすぐに通過したのが貨物の5087列車、ラッキーなことに、牽引は、原色PF、EF652121だった。JR貨物のPFでは、2両しかない貴重な原色で、もとはJR西日本からの転属機、“ニイニイ”とか呼ばれているらしい。
▲現地は午後からが順光、背後に青空が広がれば言うことはないのだが、ビール工場の建屋が壁のようにずっと続く。そこで、看板をチラッと入れたうえで、EF66の上り貨物を流し撮りをして見た。以前は、このビール工場側から望むと、天王山が入る絶好の撮影地だったが、いまは、もちろん立ち入り禁止。
▲しょっちゅう通る列車のなかで、ステンレス車体は全く映えない。むしろ、無機質な塗色で日頃は見向きもしない「はるか」「サンダーバード」が格好の被写体となる。関空開業以来、20年余り走り続けてきた「はるか」281系は、早朝から深夜まで、何往復も走るため、意外と走行距離が長く、また予備編成も少ないため、保守・検修に苦労が伴うと、吹総日根野支所に現場取材に行った時に聞いたことがある。
▲そして、本日のターゲットが通る。こだま色の定期特急として名高い福知山電車区の381系が通過する。新大阪発着となる「こうのとり」は、吹総京都支所への回送列車として、現地を何回か通る。四季を通じて、どんな風景にも似合う、こだま色だが、華やかなコスモスにも、みごとに調和していた。このシーンも、去る10月30日を持って、ついに見られなくなってしまった。
総本家特派員さま
EF65PF情報を有難うございました。いや、その前にコスモスと原色65の秋らしい写真に癒されました。
原色65はkawanakaさん投稿の成田線の写真にも登場しましたが、運が良ければキャッチできるのですね。
5087レの65運用は、新鶴見区の65四国運用組の最初の出区運用で、四国を中心に一週間に亘って9仕業あり、およそ一週間後に5086レで東上、帰区します。5086レは夜間走行なので撮影は無理です。どこかの掲示板で目撃情報を探してみたくなりました。
1900生さま
さっそくのコメント、ありがとうございます。5087レの運用は、最初の出区運用で、一週間に渡って仕業が続くこと、初めて知りました。貨物牽引機の運用ならではの妙味ですね。これで特定機の追っ掛けも可能な訳ですね。1900生さまからは、つねに車両運用の面白さ、奥深さを聞かせていただいています。つぎは、どの原色車両の追っ掛けなのでしょうか。
総本家青信号特派員さま
運用の話に興味をお持ち頂きありがとうございます。
最近原色車輛が少なくなってきた影響からか、撮影者の皆さんが運用に関心を持たれ、また893-2さまのご紹介されたような掲示板が種々充実してきました。
とはいえ、以前に別のサイトを見ていた時に、原色65のはずが更新色機に差し替えられて、涙をのんだことが度々ありました。旅客用と異なり、貨物機はよく差し替えがあるようです。ひと昔前なら不定期は殆ど原色機でしたが、210の増備や510の転入で、最近は平気で新型機も入っているようです。そんな中での原色機撮影はまさに幸運というべきでしょう。
原色車はここ暫くの間で急速に減りました。今年だけでも711系・475系・スカ色115系・485系・381系が消滅しましたし、113・115系湘南色も風前の灯です。
残る原色車の撮影は段々と非効率になりますから、悩ましいところです。。
これからは撮り溜めたビデオの編集を急ぎ、映像で往年の姿を蘇えらせたいと思っています。
KAWANAKAです。
天気がええのに、線路まで歩くのがかなわんだけの理由でデジ青を見ています。総本家青信号特派員さまのEF652121は拙写の、秋を愛でるススキの巻で出ているロコと同じです。前後を繰ってみると前日にも原色のロコがありました。当然機番は違いますが、立て続けに来たことになりますので油断はできません。
やはり仕業での偶然を期待して、その時間に行くのが良いのかも知れません。明日から自宅2分なので無理して行ってみるか(気分が向けば)。但し、下りのスジは朝0530ころ通過ですからこの季節は無理ですね。1日1本、上りだけの勝負です。
KAWANAKAさま
線路端に立つことの楽しさをKAWANAKAさまから教えてもらい、私もまた地元をウロついています。2121機は、確かにKAWANAKAさまの第二の故郷でも記録されているのですね。旅客車両では、ありえない遭遇で、これも貨物機の楽しみでしょうか。綿密な調査、情報入手をしてから臨むのも良し、またお書きのように偶然を期待して、予備知識なしで行くのも良し、二律背反の条件下で線路端に立てるのも、鉄道撮影の醍醐味でしょうか。
kawanakaさん
貴重な原色65の運用情報をありがとうございます。ご自宅近くで撮られたのと同一機とはビックリです。撮られた運用は首都圏組で、いっぽう総本家さんのは四国組です。通常組を違えて運用されるのは珍しいですから、同機がどう運用されたのか調べてみる必要がありますね。尤も調べても、特に貨物機の運用はよく変わりますから、余り撮影の参考にはなりませんが。
また遭遇確率の低い原色機が二日続きとは強運としかいいようがありません。羨ましい限りです。地元ならともかく、旅行先での僅かの確率に賭けることは事実上出来ないですね。
ご存知かと思いますが貨物の運用については「貨物ちゃんねる」というサイトが非常に便利です。新鶴見の65も吹田の66も含め全国の運用が網羅されています。携帯用のサイトには駅通過時刻も検索できます。URLはこちらです。http://kamo.apreed.com/index.html ご参照を。
893-2さま
情報をありがとうございました。これで各区の貨物機の運用が予測できるのですね。数字の羅列ですが、撮影者には有益な情報です。撮影地に行くと、公表されていない“ネタ”にも、多くの撮影者が群がっているシーンを見かけますが、つくづく情報の速さ、共有化を思い知らされます。昔など、列車ダイヤも無く、管理局の運転課へ、往復ハガキで問い合わせして、一ヵ月後ぐらいにやっと知りたい情報が得られたのとは、エライ違いです。
893-2 様
嬉しい情報をありがとうございました。早速見てみました。地域版のサイトは知っていましたが、このサイトは知りませんでした。かなり有用なサイトだと思います。
情報を見ていると、またムラムラと原色機への撮影意欲が湧いてきます。