去る3月1日~8日まで、下京区の高瀬川・四季 AIRで開催されていた 佐々木秀隆 写真展 京都市電2系統が走った町並みは、8日間で200名を超えるご来場をいただき、ほんとにありがとうございました。OBの皆さんやデジ青をご覧の皆さんも多数ご来場をいただき、嬉しい限りです。当ギャラリーでの開催は4回目となりますが、総本家様プロデュースのもと、今回私が初めて内容を企画しました。
<2系統の特集 西大路通りの反応>
京都市電の特定の系統に中心を当てた企画はあまりなかったと思いますが、私が一番良く撮影した2系統は皆さんにお見せできる写真がたくさんあり、足りないところは総本家様の写真をお借りして、京都駅前から西大路九条まで48停留場の写真を揃えることができました。
2系統が走ったルートの中で西大路通りは地味な路線で、お客さまの反応を危惧していたのですが、西大路七条の変遷地図とともに、沿線にゆかりのある皆さんから「私の家内が勤めていた銀行や」「ここの会社が造った自転車に乗っていた」など身近で熱い感想が聞けて良かったです。
<よみがえった伝説の3系統>
今回2系統を取り上げる時に、2番と密接なつながりを持ち、早くに廃止された3系統を紹介したいと言う構想は最初から持っていました。総本家様のご尽力もあり鉄道友の会京都支部所蔵の、貴重な3番の写真が複数お借りできまして、2系統の展示の中に大きなスポットを作ることができました。厚く御礼申し上げます。
ほかの写真と明らかに違う年代の3番市電の姿に、皆さんは必ず歩みを止めて見入られました。私お手製の系統変遷図(1~4)も具体的な説明をするのに好評でした。
次回は鉄道と直接つながらない展示の話をします。 勘秀峰
勘秀峰さま
8日間の写真展、終わりましたね。企画から写真、原稿、構成、展示を入れると、半年にも及ぶロングランでした。本当にお疲れさまでした。写真展は、写真を吊り下げるだけではない、作者の企画、センスが問われる総合芸術といつも言っていますが、みごとに体現されました。高瀬川展も4回目となると、私の企画も枯渇していて、勘秀峰さんに投げ出した感じでスタートしましたが、結果的には、うまく移譲できました。私は初日の朝に足を痛めてしまい、3日間休まざるを得ませんでしたが、在廊の時は、たくさんの皆さんと、ナマの写真を前に、好きな市電の話を、思い切りすることができました。あとで聞くと、気候の変化で、体調は万全でなかったとのこと、よく頑張っていただきました。
総本家様
今回全面的なご協力とプロデュース、ありがとうございます。
写真展の開催に関して、やるべき事が山のようにあるものだと、
今回改めて感じました。
市電の写真と合わせて、昭和30年代~40年代の生活の記録を
まとめましたが、市電写真との整合性がアンバランスにならず
よかったです。
写真展が終わって、反省点や努力点が浮かび上がると思いますが、
次回また写真展を開催する機会がありましたら、活かしていきたい
と思います。
総本家様をはじめ皆さん、本当にありがとうございました。
勘秀峰様
素晴らしい写真展開催おめでとうございました。
絶え間ないお客様の出入り、凄かったですね。
私の学生時代に大変お世話になった2番の市電、各停留所の名前と共に昔の情景を思いだしたものです。
各停留所の説明や案内に、その停留所に縁のある歌曲の歌詞が書かれていたことはとても素敵に思いました。
それに勘秀峰さんの生い立ちが街の風景と共によく分かり、これまたとても良かったですね!パブリカも懐かしかったし・・!
お疲れ様でした!次回を楽しみにさせて頂きます。
マルーン様
写真展にお越しいただきまして、ありがとうございます。OB会では10名を超える方がお見えになりました。
今回特集しました2系統の中でも百万遍~錦林車庫間は風景も良く、沢山撮影したカットの中から、会場にセレクトするのが大変でしたが、気に入ってもらえて良かったです。
「うた」は私が撮影した年代にラジオから流れていた歌詞を20曲ほどまとめたものです。鉄道とは直接関係のない掲示で、反応が心配だったのですが、意外と好評で、来場者アンケートにも「良かったです」の感想がありましたので、ホッとしています。
京都市電だけでなく、ほかの展示のご感想やご意見をいただけるのは本当に嬉しいことです!