魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(補遺)

西村雅幸さんの記事から高知の森林鉄道跡(廃線)に興味を持たれた方への『オセッカイand煽り情報』です。

自宅でコタツに温もりながらWeb閲覧をされるのも良し、図書館や本屋で情報を漁ったり、一念発起、来年の探索計画を立てるのもアリでしょう。

【お知らせ】
以下の情報の取扱いは、貴方の自己責任でお願いします。
廃線跡調査では思わぬ怪我や、他人の土地への無断侵入でのトラブルなど、貴方の想定外の事が起こり得ます。地元の方から事前に情報を貰い、地域の方の迷惑にならない様に配慮願います。
また魚梁瀬などは産業遺構として文化財指定されています。遺構や遺物を破損したり落書き等は、ちょうど古刹への行為と同じ犯罪行為です。厳に謹んでください。
この情報は部分的に古いものも混じっています。
貴方に起こる不利益の類いを、当方は一切感知しません。
ご安全に、成果が得られます様に、お祈り申し上げます。

1、寺田正写真文庫の総目録(詳細はここをクリック)

  この実物は表紙以下、こんな感じです。

 
  楽しそうな活字が踊っています。(個人的な感想です:苦笑)

 
  20年前は目録とネガを見比べ、希望の写真を選定していました。

【資料の管理者
オーテピア高知図書館 https://otepia.kochi.jp/library/
〒780-0842 高知県高知市追手2-1-1 TEL:088-823-4946 FAX:088-823-9352
正月休み:2023/12/29~2024/1/4
最近の方法:Webから検索できるようです。
      写真をSNSなどで使う場合は、事前に掲載許可を受けてください。

2、林鉄:寺田正写真集

3、森林鉄道物語


  どちらも見ごたえ・読みごたえがあります。(個人の感想)

【販売している所】
馬路村ふるさとセンター まかいちょって家 https://umajimura.jp/
〒781-6201 高知県安芸郡馬路村馬路382番地1 TEL:0887-44-2333
正月休み:2023/12/30~2024/1/3
2023年12月現在、まかいちょって家 で販売されている書籍:
  a、林鉄:寺田正写真集 (寺田正写真刊行会 編)
  b、森林鉄道物語    (馬路村教育委員会 編)
  c、魚梁瀬森林鉄道   (桝本成行  著:RM LIBRARY(29))
  d、高知 魚梁瀬山の林鉄 (桝本成行 著)
(注) 郵送販売については、まかいちょって家 へ問い合わせてください。

4、旧図(国土地理院、5万分の一)

  国土地理院 http://www.gsi.go.jp の表紙 から、
  国土地理院の測量成果の利用手続(詳細はここをクリック) を、選びます。
  この中で『2.承認を得ず利用できる範囲』を読み、ご利用ください。
  『著作権法』に抵触しない様に、お願いします。

  地形図・地勢図図歴から旧図の『5万分の1地形図』を選び、四国の『剣山』
  を選びます。画面が細分化するので『馬路』を選びます。
  一覧表になるので、昭和20年代(戦後)の図を選びます。
  【ご注意】
  パソコンだと正常に表示されますが、タブレットや携帯だと『東北新幹線』が画面中央の縦方向に表示されます。国土地理院に問い合わせた所、「パソコンで見てください」と言われました。ハッキングでもされたのかな?

5、グーグルのストリートビュー

  最近ではロケハンも、先ずは自宅で大雑把に調査できます。
  事例は、伊尾木林用軌道の『花地区』の廃橋梁です。(20年前に撮影)

  現況は『県道207号、花付近』(Google画像はここをクリック)で確認できます。

6、数値地図ソフト『カシミール』 https://www.kashmir3d.com/

  自分で廃線跡の記録を作成したいとか、廃線跡を俯瞰して辿りたい場合に利用しました。最近では別のソフトが有るかもしれませんが、私は20年来の愛用者です。
下の画像は『花』までの路線推定図です。

【最後に】誤字・脱字・誤情報、或いは新情報など、コメント頂ければ幸いです。

魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(補遺)」への2件のフィードバック

  1. やま様 ご先達による補遺のご投稿ありがとうございます。私は充分な事前調査もしないまま現地を訪ねましたので、随分見落としがありました。まかいちょって家で写真集と森林鉄道物語を迷わず購入しました。でもオーテピア高知図書館は眼中にありませんでした。伊尾木の廃橋跡はあのような目立つ構造物なのですぐに見つかるだろうとクルマを走らせましたが、かなり山あいまで登ったのですが見つかりませんでした。途中工事でう回路があり、道を間違ったのかもしれません。やっぱりもう一度訪問すべきか?

    • 西村さま、コメントありがとうございます。
      図書館へは数回行きました。
      TMS(鉄道模型趣味)の記事から寺田文庫を知り、最初はアポ無しで図書館を訪れました。しかし目録本の厚みとネガの量から、早々に退散しました。
      そして訪問予約をし、1日がかりで Shayや動力車の画像を探しました。
      また別の日には、生活感に溢れる画像を拝見しました。

      『花』は、酷道・廃道ファンからの聞き込みです。

      事前の情報収集と現地の方の助けを借りる事や、気長にモレを潰す事が成果を挙げるコツかも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください