第8日目 11月5日
台湾滞在もあと一日となりました。今日は二水まで駅撮りをしながら南下して保存展示されている機関車の見学、莒光號撮影予定です。その後、千住のヤスベイさん、NETさん、不銹鋼號さんは台北に向かわれますが私は高雄からの帰国便のため途中でお別れして逆方向の高雄へと向かいます。
▲ 8:25 今日は火曜日で「環島之星」の運用はありません。南行側で待つと七堵行きの新自強108次が入線してきました。
① 台中 8:46(区間車2604次)⇒8:52 大慶
2駅向こうの大径駅での駅撮りに向かいます。
▲ 8:55 潮州始発七堵行きの北行新自強110次がやってきました。
▲ 9:03 車掌車1両を牽引してきたR22号機牽引の貨物列車、ラッシュ時とは珍しい運用です。
▲ 9:17 区間車4両編成は大甲始発台中行きです。
▲ 9:31 基隆始発屏東行きのPP自強105次が通過していきました。この列車は自強站を後発する普悠瑪107次や新自強111次に追い抜かれていく遅い自強です。
② 大慶 9:36(区間車2133次)⇒9:54 彰化
③ 彰化 10:20(区間車3187次)⇒10:31 大村
▲ 9:36 区間車に乗車して南行、彰化で乗換て大村へと移動です。戦後廃駅となっていましたが2006年3月31日 に再建なった橋上駅舎です。
▲ 北行、南行とも同じEMU800系ですが正面の塗装が異なっています。
▲ 11:12 新左営始発七堵行きの莒光510次です。
▲ 11:18 直ぐに続行してきた屏東始発七堵行きのPP編成の自強116次、先行する莒光は途中で追い抜かれます。
④ 大村 11:27(区間車3197次)⇒11:51 二水
▲ 11:27 区間車に乗車して二水に向かいます。区間車には自転車を乗せて乗車できますのでお買い物をされたおばさまは一杯荷物を積んでおられます。区間車ではよく見る光景です。
▲ 11:51 集集線との分岐站二水に到着です。夏には毎年蒸気機関車が走行しますのでよく来た駅です。
この駅で変っているのは時刻表です。ご覧のように停車する優等列車は区間快、莒光と北南行き各1本の自強の停車駅が記載されています。
▲ 12:01 潮州始発七堵行きの自強118次PP編成は中線に入らず1月台線を通過です。
▲ 12:02 集集線からDR1000系気動車が到着です。今回の旅で初めて見るDCです。
土日祭日は混みあう列車ですが今日は平日とあってガラガラでした。
▲ 12:25 七堵始発潮州行きの新自強131次は中線を快走してきました。
▲ 12:30 二水站を降りて約5分にある二八水水公園ではCT278号と機製工場で使用されたナローの345号機が展示保存されています。
C57と同型機で1953年川崎重工で製造され日本と違ってカウキャッチャーが付けられています。
▲ 345号機は1948年ベルギーで製造されました。
▲ 13:02 基隆始発潮州行きの新自強117次が中線を使って区間車を追い抜いていきます。
▲ 13:19 七堵始発新左営行きの莒光511次が発車していきます。
▲ 13:26 嘉義始発基隆行きの区間車2204次が入線してきました。側線には保線用のDLが留置されています。
▲ ヤード内にも保線用の車両、バラスト積込の貨車等も留置されています。
▲ 13:35 E219号機に牽引された高雄始発七堵行きの莒光516次が入線してきました。
▲ 2台ホームにはR117号機牽引の貨物列車が入ってきました。ヤードに留置されているバラスト積込の貨車を引き出して貨物列車編成に連結します。
これを見てから移動することにしました。2駅南寄りの石榴です。
⑤ 二水 13:47(区間車3217次)⇒13:59 石榴
▲ 1905年10月15日 、 石榴班駅として開業しましたが- 乗客数が伸びず1908年9月19日に営業停止。1950年6月1日 、 旅客駅としての営業再開、1955年3月1日 石榴駅に改称されています。木造駅舎は歴史建築に文化資産登録されています。
▲ 14:17 本務機E501号機、後補機502号機に挟まれた自強121次がやってきました。堂々たる快走です。
▲ 14:30 先程二水で見たR117号機牽引の貨物列車がやってきました。E500型が増備されるとこのDLも置き換えられるんでしょうね。
これを撮ってから皆さんとはお別れです。今回はいつもよりちょっと長い撮影ツアーでしたがお世話になりありがとうございます。楽しい旅が過ごせました。
⑥ 石榴 14:33 (区間車)⇒14:38 斗六
▲ ホームに下りてふと向かいのホームを見ますとDLの後ろにE509号機がいます。パンタは上げていませんでしたので回送扱いと思いますが初めてE501、E502以外のE500型電気機関車を見ました。
▲▲ 斗六駅で購入しました自強号のきっぷですが高雄のホテルに付いてから見てみたらなんと敬老扱いのきっぷになっています。通常なら316TWD(1,580円)なのですが158TWDと半額になっています。台鉄で敬老きっぷは本来65歳以上で中華民国民でなければ発券されません。駅員が間違えたようですが高齢者にとってはありがたい提供です。
⑦ 斗六 15:09 (自強123次)⇒16:53 高雄
▲ 15:09 PP編成の自強123次の入線です。指定席券がありますので高雄までの約2時間、安心して座れます。
▲ 16:53 定刻にリニューアルが進む高雄站到着です。常宿の盛薈飯店(DeltonHotel)へは徒歩約5分、夕食には久しぶりに六合夜市の牡蠣入りのオムレツが食べたいと思いました。
▲ 久しぶりの六合夜市で暴飲暴食三昧の今回の台湾最後の夜でした。
Part 9 へ続く