桜もアッと言う間に散って、すっかり新緑になりました。陽も長くなり、五月晴れが続く、鉄道写真には格好の季節です。デジカメで「風景」モードにすると、青空、新緑がホントにキレイに写ります。私も重い腰を持ち上げて出掛けることになります。遠方へ行くのは困難なため、地元ばかり回り、ワンコインよりもさらに安い激安撮影です。
▲阪急桂川鉄橋、毎日のように電車で通ると、河川敷は菜の花がいっぱいだ。車窓から見るだけでなく、ぜひ行ってみたい。桂川は、昨年の台風18号の豪雨で、嵐山が洪水になるなどの被害があったが、今も河川敷には、流木が残ったり、土砂がたまったりと、まだ荒れた状態がまだ残っているが、季節は間違いなくやってきた。
▲桂川の河川敷は、昨年までと比べて、菜の花がウンと増えたような気がする。と言っても、河川敷によく見られるセイヨウカラシナだが、豪雨による土壌の変化があったのかも知れない。とくに上流側の五条橋から見ると、このように一面の菜の花だ。その中を、9300系が轟音とともに渡って行く。肩部の白線が遠景ではよく映える。
▲いっぽう、下流の桂大橋から見ると、愛宕山を中心とした京都西北部の山々が背後に連なって見える。乙訓の老人は、いつも、この橋をバスに乗って、仕事に向かっている。
▲桂川へは、桂駅から歩くと少しある。こんな時、駅からレンタサイクルに乗って行く。阪急の行なっているレンタサイクル事業、最近は、取り扱いの駅も増えて、撮影にも便利になってきた。下流側に一本立つ新緑のケヤキの前で、チャリを入れて一枚。
▲右岸にある人・自転車専用踏切からは、きれいな編成写真も撮れる。残り少なくなった2300系を期待したが、この日は見られなかった。1300系が2編成となり、京都線では2300系との遭遇率も低くなっているようだ。しかし、交差型パンタ2基の5300系大阪方もなかなか好きだ。流し撮りも何とか決まった。
▲夕暮れになると、右岸側にある踏切付近は、雰囲気が変わってくる。シルエットで抜ければいいのだが、少し角度が違う。踏切付近にも大木があり、河川敷側も含めた2本の木と電車をうまく絡めたいところだが、なかなかうまく行かない。
何時も見慣れている桂大橋からではこのような素晴らしい光景は目に入らない。よくみれば橋梁上流方左岸の光景だ。昨日は西院に向けて5300系で橋を渡っているが、ぼんやりしていたので窓外に目を向けていなかった。明朝、京都市内に出ることになりそうだから、その節はしっかり見届ける事にしよう。
乙訓の老人さま
コメント、ありがとうございます。桂大橋からの眺めも、愛宕山が見えて、私は好きです。この橋を渡っていると、バスに乗って東側町まで連れて行かれた?ことを思い出しました。最近は、京都市電にあった停留所の痕跡調査に注力されていますね。ぜひ、掲示板でも発表お願いいたします。