先月、今月と続けてDRFCクローバー会会員の方々が協力された書籍が出版されましたので紹介させていただきます。
・9月27日JTBキャンブックから発売された三好好三著「近鉄電車」-大軌デボ1形から「しまかぜ」「青の交響曲」まで100年余りの電車のすべて-福田様はじめ、佐竹様、湯口様、沖中様、中林様、早川様、藤本様、犬伏様、涌田様、大西様、羽村様等そうそうたる先輩方が写真を提供されています。
・10月21日プレスアイゼンバーンから発売されたTHEレイル100号
「”100”の車両たち」のコーナーに佐竹様、早川様、藤本様、福田様が写真を提供されており、内容紹介欄には<「“100”の車輛たち」おかげさまで現在の形での刊行が100冊目となった今回,同志社大学鉄道同好会OBの有志メンバーが,“100”の機関車や客車電車貨車などの写真を披露してくださいました.どこのどんな車輛が登場するかは中を見てのお楽しみ!>と書かれています。
ぜひご一読ください。
大津の86さま
ご紹介いただき、ありがとうございます。2冊に関わった人間として、いずれ紹介しなければと思っていたところに、的確な紹介をしていただき感謝します。
「近鉄電車」は、一冊で近鉄電車のすべてが分かる、をコンセプトに進めました。事実、開業時のデボ1から、「しまかぜ」「青の交響曲」まで、全形式の写真を載せることができました。ベテランの鉄道写真家に頼った部分もありますが、クローバー会のネットワークのお陰でできたと言っても過言ではないと思います。意外な方が、意外な車両を撮っていたりと、クローバー会の多様性も感じました。
「レイル」100号記念は、最初、私と準特急さんで進めていましたが、さらに、Fさん、最後には山科の人間国宝にまで登場いただきました。100の数字の車両は、有るようで、それほど存在しません。誌面では、同一車両が重複されて掲載されていますが、かえって、それが撮影者の個性や好みを感じさせています。驚いたのは山科の人間国宝さんです。貨車や客車と言った車両も全部出されています。機関車ならいざ知らず、標記の小さい100号車両だけを選び出すのは至難の業です。このことを質問すると、“Iさんの作ってくれた撮影リストが役立ちました”とおっしゃっていました。そう言った意味でも、クローバー会の総力で実った企画と言えるでしょう。
大津の86様、総本家様
この紹介記事を見てすぐに「レイル100」を通販で注文しました。先ほどようやく届いたので、ワクワクしながらページを繰りました。特派員氏のコメント通りクローバー会ならではの厚みのある内容に感激です。特に人間国宝氏の事業用車はたまたま出くわしたというものではなく意図して撮られたものでしょうし、また容易に検索できたIさんの陰の力にも感謝です。No.79の簡易軌道、No.84の江若に続いて メンバーの思いの詰まった1冊が書棚に仲間入りしました。
西村様
「レイル」を見ていただき、ありがとうございます。100号の写真は、年代、撮影地はさまざまで、クローバー会の活動が多岐に渡っていたいたことの証左だと思います。それにしても人間国宝の足跡は、スゴイのひと言ですね。事業用車は配置が限定されますから、たぶん意図して撮りに行かれたと思いますが、もともと人間国宝には、すべての客車配置区を制覇するという考えがあったようです。人間国宝もホームカミングデーに参加されますので、また撮影のエピソードも聞けるものと思います。
大津の86様、総本家青信号特派員様
今日、この記事を拝見し早速書店に足を運び、「近鉄電車」を入手しました。総本家さんの表紙写真はが大変インパクトのあるもので、どの書店でもすぐに見つけることができました。
「かぎろひ」や「マンモス」といった車両まで紹介されており、近鉄ファンとして愛読書になること間違いなしの1冊です。鉄道と疎遠になりかけているこの時期に発刊されたことがまた幸運でした。じっくりと拝見させて頂きます。
奈良の駅名研究家さま
「近鉄電車」のお買い上げ、ありがとうございます。駅名研究家さまには、真っ先にお知らせするべきところ、失礼しました。表紙写真もお褒めいただき、ありがとうございます。表紙の構図に適した場所はなかなか見つかりません。やっと見つけた、この場所へ通うこと3回目にして、思い通りに撮ることができました。また、近鉄への愛着が湧く一冊になれば幸いです。お忙しいなか、ホームカミングデーにも参加いただけると聞いています。お会いできること、楽しみにしています。
ご紹介しておきながら実際に本を見ておらず、一昨日初めて本屋で手に取った次第です。拝見してDRFCクローバー会の方々の影響力の大きさがよくわかりました。また、幅広い年代にわたり諸先輩方の作品があって、継続の大切さも知ることができました。レイルは値段もあって手が出なかったのですが、近鉄電車は全形式が載っているということで折々に手を取って眺める愛読書になりそうです。
大津の86様
手に取っていただき、ありがとうございます。ご覧のように、いろいろな年代の会員から参加してもらいました。本来、もっと若い会員にと思い依頼したのですが、ちょっと実現しませんでした。いっぽう先輩方のなかには、亡くなられた方の写真も使わせていただきました。私も縁あって、故人の写真を預かっていますが、預かった者がその気にならなければ陽の目を見ません。本掲示板を借りて、故人の写真も発表したいと思っています。